そろそろガチンコでやらないと…

 国会の話です。中川前財務・金融相の酔っぱらい会見やら、小泉元首相の再可決欠席やら、あげくの果てに麻生降ろしが始まるとか。経済やら、福祉やら問題山積な中で全く前進を見せようとしない国会で良いんでしょうか。

 アメリカでは緊急経済対策の各種法案関係が通っているのに、日本では給付金も何だか良く分からない状況になって、その他の補正予算も特に中川問題も発生して余計に停滞中だし。何をやってるんでしょうか。

 そもそも日本ではそもそも二大政党制ってのがなじまないんだと思います。あくまで個人的な考えですけど二大政党制は、個々人の考え方の相違を認めて議論のガチンコ勝負をするようなケースではその良さを発揮するんでしょうけど、日本のようにどうしても事前に根回ししながら合意形成を図るような、変な話、談合主義的な、会議の前にはすでに結果が出ているようなやり方には合わないんだと思います。100人を超えるような政策集団たちが、全員に共通した考え方を事前に根回しすること自体そもそも無理でしょ。人数が増えれば増えるほど、政策にズレが出てくるはずだし、そうじゃないと逆におかしい。

 日本では、いわゆる自民党の中の「派閥」が本来の政策集団だと思うし、これが政党の単位であった方がよっぽど機能的なような気がします。もちろん民主党もしかり。そもそも民主党の中にも自民党出身の議員がたくさんいますし、自民党か、民主党かというのは、人数がどっちが多いかどうかだけの話であって、名前をすげ替えているだけのような気がします。

 今こそ、政党を抜きにして議員個人の判断で、ガチンコ議論しないと、世界的にも置いてけぼりを喰うような気がします。そういう時期にきているような気がします。でも、たぶん、ダメなんだろうなぁ…

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