PIANO STORIES 2000 Pf Solo & Quintet (from Be HISAISHIST!! Volume.3)

大変お待たせしました! 皆さんお待ちかねのコンサートレポートがやっと完成しました。早速、アップしたいと思います。しばし、コンサートの雰囲気、あるいは記憶を呼び起こして楽しんでみてください。今までのレポートの中で、一番の力作になったと思います。ただ、まだイラストや、写真などは全然載せていません。もしかしたら何も載せないかもしれません… その辺はご了承ください!

日時2000年6月23日(金) 19時から
会場東京オペラシティ
チケット全席指定 S席6,500円 A席5,500円
出演者J’s Quintet
久石譲(ピアノ)
後藤勇一郎(ヴァイオリン) 近藤浩志(チェロ)
野田祐介(クラリネット) 神谷百子(マリンバ)
福岡・東京公演 神田佳子(マリンバ)
福岡公演 佐藤禎(チェロ)

曲目

Friends / はつ恋 / The Wind of Life / la pioggia / 風のとおり道 / Summer / Drifting in the City または もののけ姫 / アシタカとサン

INTERMISSION

794BDH / MKWAJU / LE MORE / BROTHER / Two of Us / Les Aventuriers / Kids Return / HANA-BI (encore) / Madness (encore)

TOUR SCHEDULE

6月8日(木)名古屋しらかわホール
6月10日(土)仙台仙台市青年文化センター
6月11日(日)長野東部町文化会館
6月14日(水)福岡ももちパレス
6月16日(金)鳥取鳥取市民会館
6月17日(土)広島広島アステールプラザ
6月23日(金)東京オペラシティ
6月24日(土)静岡大井川町文化会館 ミュージコ
6月28日(水)神戸神戸新聞松方ホール
6月30日(金)倉敷倉敷芸文館
7月5日(水)大阪いずみホール
コンサートチラシより

西暦2000年。久石譲コンサートツアーは6月8日、名古屋よりスタートしました。東京は折り返し地点の6月23日ということで、他の会場の盛り上がりなどを確認しながら、楽しみに待つという状況だったと思います。今回は全国規模のオフ会(広島、東京、大阪)が開かれることになっていて、久石さんに黄色い花束に青のリボンをつけたものを送ろうという計画をしているため、異様に盛り上がっていました(笑)。

東京ではコンサートの前と後にオフ会を予定していて、かなり参加者も多く、僕もインターネットで話している方と実際にお話できるチャンスで、心待ちしていました。これまでのオフ会である程度の方とは会っているのですが、初めてお会いする方もいらっしゃるので、そのあたりは本当に楽しみでした。

で、まず、僕は同郷の渋谷さんと某JRの特急列車内で待ち合わせて(!)、車内でいろんな話をしました。今回のコンサートについてはもちろん、オフ会について、そしてオフ会のメンバーについて、はてまてオペラシティの座席位置などいろいろしゃべっていたと思います。でも話の中心は、「久石さんに渡す花束、どうしよう…」っていうことだったような気がします…(笑)

ということで、いろいろ話しているうちに東京へ着きました。で、僕のところやnezさんのところの掲示板で書き込みされている久坂さんなどと新宿駅で待ち合わせをしていたため、そちらへ向かって行ったのですが、その途中、上野駅で「うつくしま未来博」のパフォーマンスを偶然にも目にすることが出来ました。久石譲作曲、未来博のテーマソング「永遠の心」が、未来博のキャンペーンクルーたちによって歌われており、ちょっと得した気分になりました。

新宿に着いた後、高島屋に寄って男2人で花束を買い(笑)、予定より少し送れて新宿駅につきました。そうすると、久坂さん、久坂さんの師匠(インターネットはやられていないので、まだハンドルネームは無いんですけど…)、それと久石譲ファンクラブに入っている方なら誰でも知っているというNo.405の佐藤さんがいらっしゃいました。その場でご挨拶をしていたら、久坂さんが内緒で、師匠から久石さんに花束を渡すようにと、小さな花束を用意していたそうで、師匠が体とは似合わない(笑)、小さな可愛らしい花束を持っていました。「聞いてなかったんだよ、これ」と師匠は言っていましたが、さすがは師匠、これにも動じていない様子でした。また、No.405の佐藤さんは今回のツアーでは6箇所を回っていると聞きました。すごいなあと思っていたら、これでも少ないそうです。いやあ、こんな人もいるんですね。僕にはとても出来ません… すごいですね、ホント。

で、荷物をちょっとホテルに置いてから、コンサート前オフ会の会場へと向かいました。会場にはすでに掲示板に来られるみせす ちゃいるどさんやら、HARUHIさんやらがすでに到着されていて、そこでいろんな話がオフ会前に盛り上がってました。

オフ会が始まると、僕は久坂さんの師匠とかなり話しこんでいました。あの方はいろんな意味で本当に面白かったです。あと、ほのかさんから、髪がふさふさだった頃の(笑)久石さんの生写真を見せてもらいました。非常に久石さんが低姿勢だったので、すぐには久石さんとは気付かなかったんですが、「あぁ、そうか!」と、言われてみて初めて気付きました(笑)。そして、久石さんにみんなでメッセージを書いた色紙を渡すために、その色紙を一人ずつ書いていきました。僕は一番最初に書かされてしまったのですが(笑)、とりあえず「CD復刻ありがとうございます。それとうつくしま未来博、期待してます!」って書いておきました。そうそう、NANAさんが久石さんの似顔絵を色紙に描いてくれたんですが、これがまた凄く上手かったです。オフ会に参加できない皆さんにご覧頂きたかったんですが、それも叶わず残念です… この色紙は花束と一緒に渋谷さんが渡されるということになっていました。ちなみに僕は花束と一緒に、地元の銘菓をお渡しする予定…(笑)

いつの間にか時間も過ぎ、コンサート会場に向かう時間になりました。大勢でゾロゾロと目的地に向かう姿は、知らない人から見れば異常な集団と思われていたかもしれません(爆)。何せ、男性も女性も花束とかを持っていましたし…

小雨がパラパラと降っている中、舞台は東京・オペラシティ。「たまには雨の日のコンサートも良いかな…」などとうそぶきつつ、オフ会で集った皆さんとともに、手には花束を持ちながら徒歩でその目的会場へ向いました。近くには東京都庁など、高いビルディングがそびえ立っており、さすが首都という感じがします。と、徐々にオペラシティが見えてきました。すでにオペラシティに到着した時には開場しており、多くの客がなだれ込むような感じでオペラシティの内部に入っていました。僕たちもその流れに溶け込むような感じで、オペラシティに入場しました。ロビーではお決まりの久石さんのCDの販売や、今回のツアーパンフレット(1,500円)と前回のツアー(1999年秋のEnsemble Night with Balanescu Quartet)でも販売されたJoe Hisaishiタオル(これも1,500円)が売られていました。このタオル、仲間内では「去年の売れ残りではないか?」という冗談を話していたんですが、実際は如何に?

実際にオペラシティの内部に入ってみた感想ですが、思ったほど広くは無かったです。でも非常にきれいな建物で、いかにも音の反響がよさそうだなあといった感じでした。また会場を見上げると二階席があり、久石さんを上から眺めることができる舞台後ろの二階席があるなど、非常に面白いところもありました。上から鍵盤を弾く久石さんの手や、楽譜の譜面、またまた久石さんの頭(…失礼!)なども見ることができるようです。

また、見渡してみるとふと2台のテレビカメラが目に映りました。記録用にしては大きいものだったので何なのかなと思ってましたが、後々、分かりました。それはまあ、後ほど伝えることとします。ただ、そんなに広くなかったとはいえ、客の入りは凄い。仙台公演の時は半分はスカスカだったという話だったので、東京はどうかなという一抹の不安があったんですが、そんなの必要もありませんでした(笑)。ただ、花束を贈ろうとしている男(以降、「花束野郎」と表記します!)にとってはかなり辛いものがありますが…(汗)

開演
定刻より若干遅めに開演のチャイム及び放送が入りました。観客はなかなか落ち着けない状況で、ザワザワと話し声が続いている。本当に落ち着かない…

Joe Hisaishi 登場!
開演の知らせからずい分時間が経ってから、やっと徐々にですが照明が落ちてきました。それまで落ち着かずざわついていた会場内にだんだん静けさが伝わってくるのを感じました。物音がしない時間。これこそコンサートの始まる瞬間…

舞台左手の閉じられていた入退場口が開き、拍手とともに久石さんが登場された。黒いジャケットスーツ(というのだろうか?)に真っ白のワイシャツというくっきりした出で立ち。正面を向いて深々と一礼をされるとスッとピアノの前に。観客も久石さんも、何か普通の生活とはかけ離れた空間に置かれ、緊張と興奮とがいろいろ交じり合った時間を1秒1秒過ごしているという感覚。その間、久石さんはピアノの前で数秒ほどジッと楽譜あるいは、ピアノの鍵盤を見据えていました。そうすると、ハンカチをとって手を拭き、また額をぬぐうなど自身を落ち着かせるためのまじないのような動作をし、また今回は両手をぶるぶると振ったり、手をグーパーと握ったり開いたりの繰り返しをするなどの準備動作、あるいはそうではなくて、手の調子があまり優れないからやっているのか分かりませんが、そういった動作をしきりにされていました。一連の動作が終わったあと、曲に入るタイミングを計っているかのように、両手を中に浮かせたまま、ちょっと止まっている状態が続く。久石さんの気持ちが決まるまで、会場は静寂につつまれ、最初の音はまだかと観客は心待ちにしているのが数秒。意を決した時、それは始まった…

Friends
ソロアルバム「PIANO STORIES II -The Wind of Life-」より、トヨタ・クラウンマジェスタのCF(コマーシャルフィルム)で使われた曲が、このコンサートの最初の曲。「WORKS II」にもピアノソロが収録されていましたが、そのヴァージョンとさほど違いのない演奏でした。しかし非常に爽やかな演奏ですばらしかったの一言です。最近、この曲も定番になりつつありますが、何度聴いても何か懐かしさを覚える曲でした。ここで個人的なことなんですが、固唾を飲んで最初の曲を待っていた僕は、この曲では微動だにせず(というより、微動も出来なかった…)曲に聴き入っていました。レポートのために前回まで書きとめよう書きとめようとしていて、ある意味集中できていなかったんですが、今回は本当に曲のみに集中することができました。でも不覚なことに記憶上にこの演奏はあまり残ってません…(汗) 本当のことを言うと、何故か目に込み上げるものがあって、気持ち的にすでに一杯一杯だったんです。

はつ恋
2曲目は、2000年春に公開された映画「はつ恋」のサントラより、テーマ曲がピアノソロという形で演奏されました。もちろん、この曲はコンサートでは初演になります。原曲はオーケストラでの演奏なので、ピアノソロ用にアレンジされたのはもちろんのことなのですが、ピアノソロにするとオーケストラとはまた違った格別の曲に豹変します。これは本当に素晴らしかったです。何らかのCDで音源化してほしいなと思います。

The Wind of Life
またまた続けて、「PIANO STORIES II -The Wind of Life-」より、CDの表題にも載っている、CDの最後に収録されているピアノソロの曲が披露されました。この曲、気付いた方がいると思いますが、CDに収録されているヴァージョンで0:56の部分から入るサビ部分の和音がちょっと変わっています。最初は「弾き間違いか?」などと思いましたが、一貫して同じ和音。なんと、久しぶりに弾いた作品が微妙な変化をしていたんですね。僕の場合は、この新しいヴァージョンの「The Wind of Life」がお気に入りになりました。このアレンジの方が何故か綺麗に聴こえるんですよ。またこの曲の最後も、ちょっとパワーがついたようなアレンジが施されており、僕にとってはこのコンサート中、一番気に入った曲です。ただ、最後のペダルさばきがちょっと変だったのが惜しいかったんですが、それも久石さんのご愛嬌でしょう!

この3曲を弾き終えたあと、久石さんはピアノを手にとり話し始めました。

「こんばんは、久石譲です。」

そのひと言に会場から大きな拍手が… この間、セッティングのためマリンバや、楽譜台、イスなどいろいろ物が舞台に運ばれてきます。

「今回、このオペラシティで演奏するのは初めてなんです。ここでの演奏は観客として観たことがあるのですが、観客席から見ると結構小さく見えるのに実際に舞台に立つと結構広いですね。」

久石さん、息を切らしつつも笑顔でしゃべっています。

「人が多いので真面目にやります!(笑) いや、いつも真面目にやっているんですけどね(笑)。」

会場から笑いが起こりました。「それは当たり前でしょ!」と突っ込みたくなるような、そんな冗談を話されてました。

「今回は春のコンサートということで、爽やかな軽めのコンサートにしようと思ったんですが、この間に出したアルバム『Shoot The Violist』の曲も入ってきて、結局後半はパワフルなものになってしまいました。『Shoot The Violist』の曲は後半より演奏したいと思います。」

これについてちょっと疑問があるんですが、6月の下旬って春でしょうか…(笑) ま、そんなことは置いておきますか…

「次の4曲はそれぞれ、チェロ、クラリネット、マリンバ、ヴァイオリンが登場しピアノとのデュオをお送りします。練習などでいろいろやっていくと分かってくるのですが、僕は居酒屋のオヤジみたいなもので、それぞれの奏者はそこの客のようなものです。店にやってきた酔っ払いが好き勝手に愚痴をこぼしていったり、あるいはシリアスな話を延々としていったりと。もうバラバラなんですよ。それに合わせる方はもう大変です。」

このたとえ話、このときはスラッと聞いていましたが、これはあとから「なるほど」と思われるひと言がヴァイオリンとのデュオの後にちょっと出てくるんですよ。

いつの間にかセッティングも終了しており、早速、最初のチェロとのデュオを迎えた。今回のチェロ奏者は近藤浩志さん。ガッチリとした体型で、髪はちょっと長めの茶髪を後ろで縛っていました。チェロを片手で持って、ピアノの前にセットされたイスに座り、ちょっとした調整をする。

la pioggia(ラ・ピオッジャ)
この曲は映画「時雨の記」のメインテーマ。デュオといえど、もちろんチェロの近藤さんが主体の曲になりました。非常にゆったりというか、かなり感情豊かな”タメまくり”の演奏で素晴らしかったです。楽譜どおりに弾かない、個人個人の楽曲の解釈に委ねられるタイミング(リズム)の部分が、物凄い変化をしていて、聴いている方にとっては聴き応えがありました。ただ、伴奏役に徹した久石さんは大変。出だしの部分などは伴奏が全然伴奏になっていないというか、ほとんど途切れ途切れの伴奏になっていました(笑)。それだけタメまくった演奏だったんです。あれに合わせるのは本当に大変だったでしょう。

風のとおり道
チェロの近藤さんが退場され、入れ替わってクラリネットの野田祐介さんが登場されました。この曲は宮崎駿監督の「となりのトトロ」に挿入された曲です。出だしは「PIANO STORIES」の出だしに似ていました。そこにクラリネットの澄んだ音色が重なり合っていく。それがまた素晴らしかったです。クラリネットの音も悪くないなぁと再認識させられた感じです。…と、曲の途中、急にピアノから「と・な・り・の・ト・ト・ロ・ト・ト・ロ…」というメロディーが入ってきました。そう、トトロの主題歌が挿入されていたのです。会場内から声としては聴こえませんでしたが、どよめきの雰囲気というのが感じ取れました。「おぉ!?」っていう感じで。いつの間にか、また「風のとおり道」に戻っていましたけど、面白いデュオでした。

SUMMER
次の曲はマリンバの神田佳子さん。他の会場ではおなじみの神谷百子さんだったろうと思いますが、今回は東京と福岡だけにこの神田さんは出演されていました。この曲は北野武監督作品「菊次郎の夏」からのテーマ曲です。またヴァージョンとしては「Shoot The Violist」にも収録されているんですが、そちらの方と基本的に一緒だったと思います。マリンバの出だしからの入りだったんですが、また『風のとおり道』の時のクラリネットとは違った乾いた音色が響いて素晴らしかったです。

Drifting in the City
デュオ最後の曲はソロアルバム「My Lost City」からのものです。この選曲は誰も予期していなかったろうと思います。多くの方が「何故この曲?」と思われたり、あるいは「この曲って何?」と知らなかったりなど、いろいろ感じただろうと思います。かなりマニアックな曲であることは確か。こちらはヴァイオリンの後藤勇一郎さんが担当されました。が、この曲を知っているにしても知らないにしても、僕にとって強烈に脳裏に残ったものの中の一つが、この後藤さんのヴァイオリンでした。この曲は強弱の強い曲ですが、やはりプロ、音色は感情豊かに音の調べを伝っていきます。ただ… 後藤さんってあまり演奏中、表情の変化が無いんです。ま、それだけだったら良いのですが… あの後藤さん独特の奏法は凄いインパクトがありました。上体と弓を持つ右手の肘の角度が全く変わらないのですが、腰と膝を軸として、何かあやつり人形のように弾く(ファンの方、失礼!!)奏法はめったにできるものじゃないです。あの体勢だとバランスを崩しそうなんですが、全然崩れない。こういうと失礼ですけど、半分機械的な動きが入っていて、面白かったです。でも、演奏は本当に素晴らしいんですね~(そうそう、またまた個人的なことですが、この演奏中、急にのどがおかしくなり、咳をしたかったんですが何とか唾を飲みながらこらえていました(笑)。いやあ、さすがに「早く演奏が終わってくれ~」と心の中で叫んでいました。初めてですよ、「終わってくれ~」なんて思ったのは… もちろん、終了の拍手とともに咳き込んだのは言うまでも無いですが…)

『Drifting in the City』を終え、後藤さんが退場すると、久石さんが息を切らしながらこんなことを言いました。

「もう、この4曲が終わると半分ぐらい死んでいます(笑)。みんな勝手に弾きやがって!(笑) 合わせる方が辛いんですよ。日に日に演奏がエスカレートして行くと、最終日はどうなるのか検討もつきません…」

まだまだ久石さんは息を切らしています。本当に辛そうでした(笑)。やはり、人の演奏に合わせるというのは本当に大変でなんでしょうね。そういえば、「ピアノはスポーツだ」ということを久石さんはおっしゃっていましたけど、この様子をみると確かにそうなのかなと思いました。ま、久石さんの曲に限ってのことなのかもしれませんけど、馬力をつけることは大事なんでしょうね。

アシタカとサン
「次の曲はもののけ姫より『アシタカとサン』という映画のラストに流れる曲です。前半の最後の曲になります。お聴きください。」

前半最後の曲は、久石さんからの説明のように宮崎駿監督の「もののけ姫」でラストの場面に使われた曲です。僕は当初、この曲目当てでこのコンサートに望んだのですが、その割にはあまり覚えていない… 『Drifting in the City』の時ののど痛の影響があったのかも知れないんですが、何かフツーって感じでした。何ででしょう? でも綺麗な旋律だったのは確かですよ。でも、ホントに変だなぁ…

という具合で前半は終了しました。休憩に入るとインターネットで集まったオフ会のメンバーが久石さんに渡す色紙を書いたり、いろんな方と話をしたりしました。ひろりん☆さんとかにも会ったし。あとは花束野郎がどれだけいるかが気がかりでした(笑)。どうなることやら…

そんなこんなで、いつの間にか後半戦に突入します。休憩時間中に舞台上にはいろいろとセッティングが変わっており、クインテット形式の配置がなされていました。前方左からヴァイオリン、チェロ、クラリネット。後方中央にピアノ、右側にマリンバといったかたちです。

794BDH
「Shoot The Violist」から、最近コンサートではお決まりのナンバーが流れてきました。やはりパンフレットにもあるように、疾走感のあるサウンドで観客たちを魅了し、クインテットならではの歯切れのよさが感じられました。やっぱり、この曲の最後、全員顔をあわせて、「せーのっ!」でラストの音を合わせる様子はカッコよかったです。

「794BDH」が終わるとまたまた久石さんが話し始めました。

「後半は、この間出した『Shoot The Violist』というアルバムからの曲です。このアルバムのタイトルはヴィオラ奏者を撃てという変わったタイトルを付けています。これは「ピアニストを撃て」という映画にかけているのですが、今回のアルバムのジャケットに『あなたは今、ピストルを持っている。そのピストルには2発の弾が込められていて、目の前にはヒットラーとフセインとヴィオラ奏者がいます。さてあなたは誰を撃てばいいでしょうか』というのが書かれています。その答えは……後で言います。いや、言わないでアルバムを買って頂いたほうが嬉しいのですが…(笑)。また、何故、ヴィオラ奏者を撃てというタイトルなのかというと… また後で言う事にします(笑)。」

会場から笑い声が聞こえてきます。

「このアルバムにはミニマルミュージックという、それぞれのパートが違うリズムを刻むうちに、別の音楽が表れてくるといった面白い形態のものです。『Shoot The Violist』より「MKWAJU」「LE MORE」。そしてコンサートでは初めてになります、『GRANADA』です。続けてお聴きください。」

会場からの拍手の中、久石さんは演奏の準備に入りました。

MKWAJU
『Shoot The Violist』からの、前回から引き続きのナンバーになりました。最小単位のフレーズが幾重にも幾重にも折り重なって、また徐々に徐々にズレていって、そこに新たなメロディーが生み出される、そんなような曲です。知らない方にとっては「何だ、この曲?」という感じにとられてしまうでしょう。全然リズムが取れないですし。この曲、演奏する方にとっては非常に厳しい曲だと思います。他の楽器とリズムを合わせることが出来ず、楽譜を凝視して今、どの小節かを把握しながら演奏しなければならないタフな楽曲です。しかし皆さん、やはりプロ。そこをさらっとやり遂げてしまうのですから凄い。最後も綺麗に決まってました!

LE MORE
こちらも『Shoot The Violist』からのナンバー。同じくミニマルミュージックです。マリンバからの静かな出だしから、だんだん他の楽器が折り重なってくる繰り返し音楽です。そういえば、プログラム(曲目)が変更になって、パンフレットに「Today’s Program」という当日のプログラムが書かれた紙が挟まっていたのですが、「LE MORE」がダブって2回書かれていました(笑)。おそらく間違いに気付いてないのでしょうか? それにしてもこの曲はいわゆる久石メロディーを期待していたファンにとっては不意打ちでしょう。どうやっても、メロディーは出て来ません。何度も何度も同じフレーズの繰り返しですから。

GRANADA
この曲は『地上の楽園』というアルバムからのナンバーです。さすがにこの曲をやるとは夢にも思っていなかったです。なぜ今、この曲をやるのかと思いましたが、曲自体は最高でした。「5・5・5・4・4」の変拍子に乗って、小気味良い”変な”リズムにコンサートのメンバー全員がノっているのが感じることができました。やはりこの曲も、『Shoot The Violist』に収録されている曲と同様に弦(ヴァイオリン、チェロ)中心のパワフルな曲でした。

 3曲を弾き終えると、久石さんはまた息を多少切らしながらも話し始めました。

「先ほど、なぜヴィオラ奏者を撃てというタイトルなのかということを話しましたが、ヴァイオリンは高い音、チェロは低い音で目立ちますが、ヴィオラはヴァイオリンより(楽器の大きさが)少し大きくて、また5度低い音が出るくらいであまり目立ちません。今、彼が持ち替えた楽器がそうです。」

と、ヴァイオリンの後藤さんが楽器をヴィオラに持ち替え、頭上に掲げています。

「ヴィオラは和音の真ん中の音を担当しています。アンサンブルの通常の形態では第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとなっていますし、なかなか目立ちませんが、とても重要な楽器で、例えばオーケストラの場合はヴィオラがしっかりしていると素晴らしいものになります。他の楽器はもちろんのこと、ヴィオラの上手い人がたくさんいればいるほどオーケストラは素晴らしくなります。目立たないけれど、ヴィオラは非常に重要なんです。だからヴィオラにも目を向けようとしてこのようなアルバムのタイトルにしました。
    それでは、今度はこのヴィオラをフューチャーした曲をお送りします。『BROTHER』という曲です。北野武監督の新しい映画『BROTHER』のために作った曲です。もう映画は出来ているのですが、公開は来年の1月中旬あたりになると思います。それでは、『BROTHER』をお聴き下さい。」

ひと通り話した後、注目曲である『BROTHER』の演奏が始まりました。

BROTHER
久石さんの説明にもあったように、北野武監督の映画最新作よりメインテーマの曲なんですが、あまり覚えていません(汗)。ちょっと日本的な「兄弟」というものを意識したせいか、ちょっとメロディーに演歌調が入っていたという記憶が少しあるのですが、はっきり覚えていません。サントラの発売を待つしかないようです。

『BROTHER』が終わった後、マリンバとクラリネットが退場し、ピアノ・ヴァイオリン・チェロという素朴な編成での『Two of Us』が披露される。

Two of Us
この曲も『Shoot The Violist』に収録されていますが、もともと大林宣彦監督作品「ふたり」のテーマ曲でした。何度も言うようですが、この曲は日本テレビ「バラ色の珍生」のテーマソングではありません(苦笑)。チェロのメロディーが心に響く、素晴らしい曲です。これこそ、久石メロディーと呼ばれるものなのでしょう。メロディーに関しては本当に久石さん、”匠”って感じがします。まさに映画音楽界の巨匠でしょう。

    『Two of Us』の演奏後、久石さんが再び話し始めました。

「今度、映画をやることになりました。音楽ではなく、今度は監督です。」

このひと言に会場から大きな拍手が送られました。拍手が収まった後、話が続きます。

「タイトルは『Quartet(カルテット)』と言います。いい加減に作った四重奏団がコンクールに出てメタメタになり、その後そのまま社会に出て、辛酸を舐める。その後、カルテットを再結成してコンクールに再び出るという話になります。この映画にはもう一つ込めたいものがあって、主人公に現在の家庭の問題を持たせたいと思っています。最近、17歳の事件などがあるんですが、どれをみても父親の顔、存在が感じられません。父親の姿、これを家庭の中でちゃんともっていないといけないです。そんなような内容ですが、24、5歳くらい若者を中心に描いた青春映画です。そんなに難しくない爽やかな映画にしたいと思っています。今、出演者を決めていて、大体が決まったところです。来年の春あたりに公開できるだろうと思います。是非、ご覧下さい。」

ここでも盛大な拍手が会場から送られました。ただ、ここで気になったのが”音楽ではなく”という発言。音楽はやらないのかな、という意味に取られかねない話だったのですが、仲間内で話してみたら「やっぱり、音楽は他人に任せてはおけないでしょ」という話に落ち着きました。多分、久石さんが音楽を付けられると思います。

また、今後の予定について、話されました。

「夏に『Quartet』がクランクインし、撮り終わった後、TBSのBSの番組の取材でアフリカに2週間ほど行く予定です。そしてフランス映画の音楽をやることになりました。英語題では『Once apon a time(「昔々、あるところに」という意味)』と言います。フランス語にすると訳がわからなくなります(笑)。日本人は私しかいません。後はみんなフランス人です。大作です、ご期待ください!

その後、来年には宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」という映画があります。イメージアルバムとサウンドトラックを作る予定です。来年には『もののけ姫』に続く話題作になっているだろうと思います。『カルテット』ともども観に来てください。」

会場から拍手が送られます。

「こんな予定なので、もしかすると来年、コンサートは出来ないかもしれません。だから悔いのない演奏をしますので、皆さんも悔いのないよう聴いてください!(笑)」

会場から笑い声もちらほら出ましたが、「来年、コンサート無いの!?」と心の中で叫んでいた人もかなりいたのではないでしょうか? できればコンサートはやって欲しいものです…

 次の曲の紹介に入りました。

「それでは、メンバーも全員揃って『Les Aventuriers』、そして最後の曲『Kids Return』です。お聴きください!」

Les Aventuriers(レザヴェンチュリエール)
この曲は「PIANO STORIES II -The Wind of Life- 」からの曲です。5拍子のテンポが素晴らしく、疾走感が会場全体を包みます。この曲ではクインテットでのそれぞれの生の音色が響いて非常に素晴らしい演奏でした。やはりこの曲の最後も、それぞれの楽器が綺麗に音を合わせるといった芸当を見せ、会場を沸かせました。

Kids Return
この曲もコンサートでは定番の楽曲でしょう。小刻みのピアノのビートから入る「Shoot The Violist」からの名曲です。元は北野武監督の同名作品のテーマ曲です。ピアノの力強さと、弦の力強さ、そして今回変り種のクラリネットの澄んだ音色、そしてマリンバのリズム。それぞれの個性が充分に発揮されたナンバーは、この上ない感動に包まれました。やはりこの曲のラストも、大きなアクションからの華麗な音さばきで、終了後、大きな拍手が送られたのは言うまでも無い。

盛大な拍手が送られる中、客席前方左側より、赤い服を着た女性が手に花束を持って立ち上がりました。僕たち、インターネットオフ会の仲間はその様子を見た後、顔で示し合わせてそれぞれの思いがこもった荷物を持って、舞台下に駆け寄っていくも… 何と待ちぼうけ…(笑) 2、3度ほど、久石さんたちが入退場を繰り返し、拍手が鳴る中、挨拶されるのを立ち尽くして待っているだけ…(笑) 本当のことをいうと、『Les Aventuriers』のあたりから「花束を渡さねば」という緊張感から心臓がバクバク言いはじめ、思い切って出てはみたものの、ちょっと出るのが早すぎたかなという結果になってしまいました。だけど、これによって一気に緊張が冷めました。結果的に良かったのかも…

僕は中くらいの花束とちょっとした地元福島のおみやげをもって、久石さんに対面。

「インターネットの掲示板で書き込みさせていただいています、ショーと言います。」

…と、花束を渡しながら伝えたのですが… 肝心な名前を伝える部分で久石さん、花束を持ち替えたため、多分僕の言ったことがほとんど聴こえてなかったような気がします…(悲) 続けて、福島のおみやげをお渡ししようとしたら、久石さん、何と右手を差し伸べてきました! なんと、もう舞い上がってしまって、無意識のうちにその右手に、自分の右手を差し伸べてしまい、知らず知らずのうちに握手をしてしまっていました…(悲) これではまずいと思い、

「(福島県のうつくしま)未来博があるということで、福島県のお菓子を持ってきました。これからも頑張ってください。期待しています!」

…と、一気に伝えてしまいました。久石さん、ちょっと微笑んで頷いてくれたかのようでしたが、何か天井からのライトが、久石さんの背中から入り込んでいたせいもあってか、何か神々しく感じて、「本当に久石さんの目の前に行ったのか?」「本当に久石さんと握手をしたのか?」というのが実感として沸かず、実際にどんな表情をされたか、はっきり覚えていないんです。ホントに、最初の花束野郎ということで舞い上がっていたのでしょうか? ちょっと残念ですが、これで次回も花束野郎をしたいなあと思った今日この頃でした。ただ、一つ覚えているのが手の感触。何か、優しく包まれるような感触でさすがピアニストだなあと思いました。

そんなこんなで花束を渡される方が全員、思い思いのメッセージを伝えられた後、コンサート最初の曲『Friends』の時と同様に、緊張した面持ちでまた久石さんはピアノに向かいました。コップの水を口にふくみ、手をハンカチで拭き、手をちょっと動かして、じっとピアノソロの態勢を整えます。そして最初の音が発せられるまで、また多少の時間がかかりました。

HANA-BI(アンコール)
これは北野武監督作品でヴェネチア国際映画祭グランプリの『HANA-BI』からのテーマ曲です。この曲をアンコールのためにピアノソロで演奏されました。ただ、僕の席からだと、久石さんと、ヴァイオリンの後藤さんが使用している楽譜台が重なってしまい、後半から久石さんの姿がちょっと見えづらくはなっていたのですが、やはり音色は最高です。「Pf Solo」の名にふさわしい、アンコール曲でした。

会場から盛大な拍手が送られ、久石さんは客席に向かって何度も頭を下げていました。一度、舞台袖の方へ久石さんは退場されたが、拍手は鳴り止まず、再び久石さんが出てきて、コンサートメンバーお一人お一人の紹介が始まりました。それぞれの名前を呼ばれ、みなさん、ひとりずつ舞台に出て客席に向かい一礼をされていきます。ひと通り終わった後、久石さんはピアノの前に座り、ひと言、こう言われました。

「ありがとうございます。では、コンサートの最後はいつもこの曲、『MADNESS』です。」

MADNESS(アンコール2曲目)
宮崎駿監督作品「紅の豚」で、飛行機の飛翔シーンで使われた曲がラストの曲になりました。この曲は本当に定番の曲で、非常にアップテンポかつ激しい曲です。一番ノリやすく、一番会場が盛り上がる曲はやっぱりこれなんでしょう。本当に力強い演奏で、曲の最初と最後の「ジャン!」って入ったり、終わったりする部分はやはり何度聴いても凄いなあと思います。特に、最後の部分では、久石さんの腕が高く跳ね上がり、ほぼ一回転してました。非常に大きなアクションでした。

拍手が鳴り止みません! かなり拍手が続いています。それとともにスタンディングオベーションが起こりました。観客全員とは行きませんでしたが、客席の前の方でそこそこの人数が立ち上がっていました。僕も「ちょっと立っている人が少ないなぁ」と感じながらも、すでに久石さんに花束を渡して度胸も据わっていたので(笑)、思い切って立ち上がりました。そうすると、後から後から、パラパラと立ち上がる人々もいました。中途半端なスタンディングでしたが、東京ではこのようなものでも充分かなと思いました。いや、もちろん、もっと数多くの方に立っていただきたかったんですが、あまり高望みをしても仕方ないですからね。スタンディングオベーションが起こる中、久石さんたちが退場してもまだまだ拍手が続きます。そうすると久石さんがおひとりで舞台に戻ってきて、今度は二階席や三階席に向かって頭を下げたり、客が手を振っているのに答えていたりしていました。そうして久石さんは退場されました。それでも名残惜しいかのように拍手が続いていましたが、もう誰も戻ってこない様子だと多くの客が気付いたのか、徐々に拍手の大きさも小さくなり、会場の照明がついて東京公演は終了しました。

そうそう、会場に入った時点でテレビカメラが2台あるということを言ったんですが、こちらはSky PerfecTVのミュージック・エア・ネットワークチャンネル(CH.271)で放送する予定のようです。ちょっと問い合わせてみようと思いますので、情報が入り次第、どこかでご報告したいと思います。

会場出口にて、宮崎駿、北野武、秋元康、鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)各氏から送られた花輪の前で、僕たちインターネット上で知り合った久石さんのファンが集まって記念撮影を行った。総勢20名は超えていただろうと思います。知らない人から見たら「何だろう?」という集団だったろうと思います。でも、いろんな方に会えて本当に良かったです。これぞ、インターネット様、また久石さんの掲示板を作ったnezさんのおかげだと思います。本当にありがとうございます!

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そして、コンサート終了後のオフ会がオペラシティ内のパブで行われる予定でしたが、当日組が予想より多く、予定人数よりも大幅に増えてしまい、予約を取っていた店ではとても開けないという状況になってしまい、その辺を歩いて会場探しをしていました。やっとのこと、見つけることが出来て(店の名前は忘れました…)、そこでまたまたオフ会がスタートしました。

と言っても、すでに話した内容はあまり覚えていません。他の方に「こういう話をしましたよね?」と言われたら、「そうそう、そうでした」と思い出すんでしょうが、さすがにひとりでパッとは思い出せません。かろうじて思い出せるのは、コンサートで『The Wind of Life』のメロディーラインが微妙に変わったこと、花束の件、なかなか手に入らないCDについて、インターネットについて、などなど… 具体的なことは、思い出したら載せようかなあと思いますが、多分載せないだろうな…(笑)

そんな有意義な時間を過ごし、確か解散したのは日付が変わった後だったと思います。渋谷さん、hikawaさん、雄二さん、アップルさん、久坂さん、久坂さんの師匠のビックフレンド(仮)さん、でぶトトロさん、みせす ちゃいるどさん、ふるすてっぷさん、NANAさん、そして、コンサート前のオフ会に参加されたほのかさん、No.405の佐藤さん、HARUHIさん、そして、僕が名前が思い出せないみなさん(笑…抜けていたらゴメンなさい!!)、ご苦労様でした! ホント、「多謝、多謝!」です(笑)。オフ会に残念ながら来られなかった人、あるいは不可抗力によって参加できなかった方もいらっしゃるだろうと思いますが、次回も多くの方とお会いしてお話したいと思います。

おまけ… パラサイト・イヴ?

実を言うと、僕と久坂さんと久坂さんの師匠のビックフレンド(仮)さんは、渋谷さんのご好意でホテルを取っていてもらい、4人同じホテルに泊まったこともあって、オフ会のオフ会がありました(笑)。

コンサートの次の日の午前10:30にホテルをチェックアウトし、近くのハンバーガー店にて朝食(いや、昼食みたいなものか…)をとりました。そこでは、ここではいえない”ヤバイ”お話も飛び交ったり(笑)、後はコンサート中の『The Wind of Life』の微妙な変化についての話をしたり、他の会場の話をいろいろ聞いたりという話をしました。その後、ふと久坂さんが、「友達から、東京へ行ったら『寄生虫博物館』に行った後、うどんを食べなきゃダメだって言われた」ということで、あれよあれよと、目黒区にある「財団法人目黒寄生虫館」に向かうことになりました。

小雨が降りしきる中、電車で目黒駅に向かいます。目黒駅前の交番で寄生虫館の場所を聞き、傘を差しながら、徒歩でかなり歩いたでしょうか。やっと寄生虫館に到着。入館料は無料でした。てっきり、お金が取られるものだとばかり思っていたんですが…

中に入ってみると、いるわいるわ、寄生虫って感じです(笑)。きし麺っぽいのやら、素麺みたいのやら、訳のわからないのやらいろいろです。何と、マスの押し寿司から寄生された人もいると言うことです… 僕、上野駅でよくマスの押し寿司買うんですよね…(汗) それとサンマも寄生虫が住んでいるそうです。いろいろ掲示物を読んでいくうちに、あまり物が食べたくない気持ちになってきました。「何を食べるにしても気にしなければならないの?」って思いますよ、ホント。

一番ノリノリだったのが師匠。寄生虫Tシャツを買って、「次のコンサートで着ていくぞ!」と意気込んでいました(笑)。寄生虫館から出て行った後、「うーん、頭の中で『The Wind of Life』が鳴っているようなすがすがしい気分だ」などと言っていました(爆)。どうも、師匠はこの寄生虫館に一度来ていたらしいですが、その時はTシャツがあまり種類が売ってなくて、買えなかったようですが、今回は種類が増えて無事に買えたことからかなりご満悦の様子でした!(笑)

そして、寄生虫館のあとは銀座の山野楽器へ向かいました。そして、直行でピアノ売り場へ… そこで渋谷さんの独奏会が始まりました(笑)。当初、渋谷さんのリサイタルをやろうという話が出ていたんですが、それが曲がりなりにも叶いました(笑)。帰らざる日々、レスフィーナ、その他もろもろの曲をそれぞれ途中まで弾いてくれました(笑)。僕も非常に簡単なアレンジをされた『energy flow』を途中まで弾きました。というか、ほとんど弾けなかったんですが…(爆)

そのあと、コンサートの時の『The Wind of Life』の解析などをしてました。渋谷さんと一緒に「これかな?」「いや、こうこう」「うーん」「いや、ちがうなぁ…」「あ、こんな感じ…」「あ、これか」といったやり取りから、なんとなく微妙な違いを見つけました。

そして、その後CDの視察! なぜかは知らないけど『INFORMATION』が置いてあったので買いました。そこそこ久石さんのCDが揃っているなあという印象です。ま、そんなこんなのオフ会のオフ会でした!

ということで、以上がPIANO STORIES 2000 -Pf Solo & Quintet-の全貌でした。このくらいで良いでしょうか(笑)。かなり苦労したコンサートレポートでした。ホント、大変! 今回はメモ書きが何も無かったので、nezさん、山ちゃんさん、NANAさん、ミキさんのレポートを参考に思い出しつつ執筆しました。言葉足らずな部分が多々あったとは思いますが、長いレポートをお読みいただき、本当にありがとうございました。本当に「多謝、多謝!」という思いで一杯です。今後も、この「Be HISAISHIST!!」シリーズをよろしくお願いします。

初校 2000/06/28 22:00
第二校 2000/07/02 22:00

ショー
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