今、対談したらどうなったかなぁ。

 今日は22時から「NHKスペシャル 仕事の流儀」のトークスペシャルということで、宮崎駿監督の未公開トークが放送されていました。
 で、その直前までTBSで「筑紫哲也氏追悼番組」が放送されていて、そちらの方をかいつまんで観ていました。
 学生時代、「もののけ姫」がちょうど制作されている最中の時期だったと思うんですが、筑紫氏と宮崎監督が対談されているのをTBS NEWS23でやっていたのを観たのをきっかけに、宮崎監督を意識し始めるようになったんだっけなぁと、ふと思い出しました。
 「もののけ姫」以降、映画を製作した直後によく対談されていて、「もののけ姫」公開直前にあった対談なんかは勝手にではあるんですけど、うちに載せさせていただいてて、個人的に楽しみにしていたんですけど、筑紫さんが亡くなったと伺って、なんか寂しいなという気持ちでいます。ジブリの日誌にもわざわざ触れられていて、監督本人も対談を楽しみにされていたようですね。
 今、二人が対談していたとしたら… 以前から子どもたちの教育についてはいろいろ警鐘を鳴らされていたんですが、来るところまで来てしまったなという話をされるんじゃないかなと僕は勝手に思ってます。「ポニョ」を作ったことを考えても、ある意味、現在の環境受け入れた中で、それでも子どもの可能性を信じている、というより信じないとやってらんないという監督の気持ちが滲み出ているように思えて、その辺の話を交わされていたんじゃないかなと想像できますね。
 筑紫さんの話をいろいろ聞いたり調べたりしたわけじゃないですけど、宮崎監督の対談やらニュースでの話を聞いている中でも、個人的にこれまでのニュースキャスターの中でも特に、というか唯一好きな方だったので残念です。まっさらな視点でものを見ていらっしゃった方なんじゃないかなと思います。そんな方が亡くなって非常に残念です。ご冥福をお祈りします。
 にしても、NHKスペシャルの宮崎監督の言葉、「つまらない仕事で人に認められることですよ」ってのはなんか深いですね。以前に2回ばかり出演しているんですけど、確か初回の放送では、確か茂木健一郎氏と話が全然噛み合っていなくて「引っ込め!」と思っていたんですけど(苦笑)、今回はなぜか会話が弾んでました。なんでだろ?(苦笑)

ショー
  • ショー

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です