映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」

 ということで、クライマックスシーンは見逃してしまいましたが、「ライアーゲーム」の感想を書いておこうと思います。

ストーリー
 ドラマを観ている人が多いと思うので詳細は割愛しますが、ライアーゲームっていう人を騙してお金を奪い合うマネーゲームに巻き込まれてしまった、バカ正直な女子大生の神崎直(戸田恵梨香)が、元天才詐欺師・秋山深一(松田翔太)の助けを借りながらゲームを乗り越えていくという感じで、映画では、サブタイトルどおり「ファイナルステージ」として、最後の「エデンの園ゲーム」が繰り広げられました。
 ゲームの内容は… 説明が小難しくなっちゃうのと、ネタバレしそうなのでこちらも割愛(苦笑)。ただ、ホントにちょうどクライマックス直前で映画館を後にしてしまったので、最後の肝心な所が分かってません(笑)。ゲームを支配していた「X」って誰だったのか、分からないし。今度、テレビでやったときなどにでも確認しようとは思いますが。

映画館の様子
 テレビドラマからの映画だったので、結構お客さんが入ってました。フジテレビって「のだめカンタービレ」もそうだし、今度「踊る大捜査線」もありますよね。ドラマから昇格して映画化されるのが多いですねぇ~
 映画館では、全体の雰囲気としては楽しんでいる方が多かった感じがします。ただ、あまりみんなで笑い合うシーンは無かったけど。逆にゲームから伝わる緊迫感は共有してたかな。

印象
 こういう類の映画は一度ネタが分かってしまうと面白みが無くなってしまうんですけど、それでもゲームでの巨額のお金をやりとりする緊張感もあったし、独特な「ライアーゲーム」の試合会場の雰囲気もドラマそのままで良い感じだったし、結構面白かったと思います。
 逆に、ドラマそのままで、わざわざ映画館で観るほどでも無いと言われるとそれまでかな… 是非映画館で、というまでものは無いので、DVDでチェックされてもOKかも知れません。ヤフーで感想をチェックしたら、結構賛否両論ありますね。ボクとしては期待してなかった割には結構良かった、という評価をしてます。それに場面が基本的にゲーム会場のみなので、場面切り替えが激しくないからあまり考える必要ないから、観る分には楽かな。ただ変な装飾品のある独特な雰囲気で疲れちゃったり、しっくり来ないということはありそうです。

音楽
 ドラマと基本的に一緒のものだと思うんですけど、音楽を効果音的に、いわゆるME(ミュージックエフェクト)として多用しているところもあって、結構音楽が印象的だったりします。タイトル部分の音楽なんかも、ドラマからずっと一貫して使われていますけど、すごく印象的な曲ですよね。(でも、確認してないけど、良く聞くとちょっと音を変えているようですね。)

 全体的に考えても、そんなにマイナス点も無かったから、「あれ? 結構良い作品だったのかな?」という感じ。でも抜きん出たものが無いから、少しイマイチ感もあります。ネタが分かっちゃえばおしまいだし。「映画」として考えるとちょっと微妙なのかな。暇つぶしに観てみるかっていう感覚でみたら、悪くないと思います。やっぱりドラマが好きかどうかで、変わってきそうですね。

 

オーナーのお薦め度
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ ★★★★☆☆ 星4つ
(ドラマ版を楽しんでいた人にはお勧めできます。苦手だった人はもちろんお勧めしません(苦笑)。)

オーナーの評価点
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 69点(100点満点中)

 …そういえば、ってことで追記。

 ネタバレにならないと思うんだけど、今回のファイナルステージのゲーム、投票室に1人しか入れずに全体の投票タイムに1時間の制限を加えているのに、1人に対する持ち時間についてのルールは何も触れられてなかったようだから、一番はじめに投票室に入室して、制限時間ギリギリまで退室しなければ、確実に1ゲームは勝てちゃいますね。

 …ただ、これをやっちゃうとゲームじゃなくて、「いかに投票室に一番に入るか」っていうだけの話になっちゃうから面白くなくなっちゃうけど。1人の持ち時間制限ルールも設けておくべきでは無かったかなあなんて、ちょっと思っちゃいました。

 クライマックスでこのネタ、使われてないよね?

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