映画「ハート・ロッカー」 

 アメリカ・アカデミー賞を総なめにした話題作を早速見てきたのでちょっと感想チックなことを書いておこうと思います。

 にしても、今日は参りました。「ハート・ロッカー」と「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」を観ていたんですが、「ライアーゲーム」を観ている最中に、携帯が鳴っている人がいて『マナーモードにしておいてよ~』と思っていたんですが、その直後に映画館の中がかなり揺れはじめて焦りました。携帯電話の緊急地震速報が鳴っていたんですね… 直後にボクは映画を途中にして帰りました… クライマックス見逃した…(涙)

ストーリー
 平たく言うと、イラクでの不安定な情勢と、イラクとアメリカとの敵対関係を背景にしながら、アメリカ軍の爆発物処理班の班長が、仲間とともに命を賭けて爆発物を処理していくというもの。っていつものごとく全く内容が全く伝わっていないでしょうね(苦笑)。

映画館の様子
 アカデミー賞を受賞ってのと、アバターのジェームス・キャメロン監督の元妻キャスリン・ビグロー監督がメガホンをとっているということもあって、結構客の入りが良かった。話題作ですもんね。

印象
 正直なところ難しかったです。主人公の班長ジェームスも戦場の緊張感の虜になってしまった面と、仲間を思いやる面、家族への思いなどがいろいろ入り交じっているのも感じたし、他の登場人物もそれぞれいろんな側面もあったから、いろんな深い部分は何となく感じたんだけど、それがよく把握できなかった(汗)。何となく言葉に出来ないというか。でも、何か強いものがあったように感じました。
 それと監督が女性なんですが、全く女性っぽくない演出でした。敢えて女性っぽさがあったとすれば、土埃が舞い散る場面や、薬きょうが落ちる瞬間などをスローモーションに映すカットが入っている部分は女性っぽさを感じました。

 にしても、戦場を舞台としているので、撃ち合いや爆死シーンなどもあるので、そういう意味ではすごくインパクトの強い、アクの強い映画でもありました。そんな非日常で命の危険にさらされながら、それぞれの兵士がいろんな日常を抱えているっていう部分に面白みっていうのがあるんでしょう。

 でもボクにはちょっと難しかったです。「ピアノ・レッスン」みたいな感じ。良いんだか、悪いんだか分からないという…(苦笑) ま、ボクはおこちゃまだから分からないんでしょう、たぶん(笑)。

オーナーのお薦め度
 ハート・ロッカー ★★★★☆☆ 星4つ
(評価は高いんだろうなあと思うんだけど、ボクとしては「面白い!」って確実に思えなくてお薦め度は余り高く出来ないッス。深さは何となく分かったんだけど。)

 

オーナーの評価点
 ハート・ロッカー 73点(100点満点中)

 今回から映画の評価点を付けました。100点満点で付けてますが、減点法では無くて基準点を項目別に設けてプラス・マイナスしているので余り高い点数は出ませんが、70点以上が高評価となります。

ショー
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