陰日向に咲く

 

 地元の小さな映画館で観てきました。観客は自分含め3人のうえ、となりのスクリーンからの音が響いて来るという悪環境の中での鑑賞でした(苦笑)。やっぱり、地元にもシネコン欲しい(爆)。
 あまり感想書く時間が無いので、手短に言うとすごく良かったと思います。原作は読んだことが無かったんですが、登場人物が上手くクロスしていて、素直に「良かった」と感じました。この映画、「人恋しくなる」気持ちにさせてくれます。人と人とのつながりにスポットライトが当たっていて、いろいろと感じるところがありました。
 でも、序盤から中盤に掛けてはさほど盛り上がらず、淡々と状況が過ぎていきますが、後半にいろんな登場人物の「想い」が溢れてくるような感じで、後半はちょっとやられてしまいました(苦笑)。
 出演陣は結構豪華なメンバーが軒を連ねていますが、緒川たまきが出ていたので「お?」と思いました。結構隠れファンが多いんですよね、この方。ボクも、以前、地元の高専ロボコンの大会が開かれた際に司会をやられていて一度、生で見かけたことがあったので密かに応援してました(笑)。
 にしても、劇団ひとりの同名小説からの映画化ですけど、原作が読んでみたくなっちゃいました。映画を観る限りだと、原作も面白そうだなあと感じられたので、時間を見て読んでみたいなあと思います。
 ちょっと、今、眠くなっちゃっているのでまともな感想が書けませんが、ここのところの映画と較べると、なかなか良かったんじゃないかと思います。「劇団ひとり」で敬遠されている人がいたら、劇団ひとりのことは忘れて、騙されたと思って観れば、「お!?」と思い直すこと間違いなしでしょうね。
 そのくらい、「劇団ひとり」からなかなか想像がつかないような良作でした。

オーナーのお薦め度
 陰日向に咲く ★★★★★★ 星6つ

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