「君たちはどう生きるか」サウンドトラックの仮説

明日発売の「君たちはどう生きるか」サウンドトラックが今日手元に届きました!

さっそく一巡してきました。もちろん「Ask me why」は良いですね。12曲目の「Ask me why(母の思い)」が一番の肝なんだと思いますが、最初の「Ask me why(疎開)」ではいわゆるメロディラインを抜いたうえで成立させるミニマルミュージックなのだなと思って、映画の導入部にメロディラインを抜いたものを配置するのはものすごいなあと思いました。

あと、映画館ではあまり気づかなかったんですが、結構パーカッションが鳴っているんですね。どの曲だったかは覚えていないんですが、何曲か「あれ? こんなにパーカッション鳴ってたっけ?」って思った曲がありました。

ツイッターでも言いましたけど、「悪人」「かぐや姫の物語」のサウンドトラックと雰囲気が似ているなあなんて書いたんですが、雰囲気が似ているというより、久石さんの作風になったのかも知れませんよね。

…で、タイトルで「仮説」と書きましたが、今回のサウンドトラックをミニマルミュージックだけで成立させたと鈴木プロデューサーのお話が書かれていたのでふと思いついたんですが、9月の新日本フィルの定期公演で披露される「新作」って、ミニマルにこだわった「君たちはどう生きるか」サウンドトラックを再構成したものって可能性はないかな、と。そんなことを思いついたんですが、新日フィルというオーケストラに対して演奏してもらうものが、「チェンバーオーケストラでのピアノコンチェルト」ベースの曲はちょっと無いかぁ、と思い直してみたり(苦笑)。

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