いかに自然に近づいていくのか

NHKアカデミアで久石さんが語った印象的な言葉です。

音楽は人間が作りだした人為的なもの。一生懸命人間同士が音楽を作っていって、いかに自然に近づいていくのかってのが理想の音楽ではないか」(意訳してます)

久石さん、やっぱり博学でらっしゃっいます。過去には「バカの壁」でおなじみの養老孟司さんと対談されていたりするので、いろんな知識もお持ちだし、これまでの経験値もあるから、知識と経験からの知見からのお話は、特に音楽をやられている方の参考になったんだろうと思いますし、仕事にも方法論を生かすことができそうな気もします。

そうそう、「若い人に世界に出て行ってほしい」と語っていたことも印象的でした。今はインターネットを活用して海外とのやり取りも容易になってきてはいますが、視野を広く持って、世界を体感してほしいということなんでしょうね。

昨日と同じ自分であってはいけない」という久石さんの座右の銘は、ボクにとっては少し耳が痛い感じがあります。正直、ずっと若い時の自分とさほど変わっていないのではないかと思っているところがあります。「手管の手段」をいろいろ持ち合わせているだけで、成長していない自分がいるのではないかとどうしても思ってしまいます。なかなか難しいですよね、変わり続けるのって。ま、半歩ずつでも、いや、1センチずつでもいいからって思えばいいのかな。

NHKラーニングというサイト上で久石さんの回が見返せるようになってますので、ぜひぜひ皆さんも観てみてください。

NHKアカデミア・久石譲】「ベートーヴェンはロックだ!」「僕にとっての理想の音楽」

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