男鹿和雄展

ちょこっとペルセウス座流星群を観ていたら時間が無くなってしまったので手短に。。。
東京都現代美術館にて行われている「男鹿和雄展」に行ってきました。ジブリ作品ではおなじみの美術(背景)を描かれる方ですよね。今回の展覧会で初めて知った人もいるんだろうなぁ。
ボクは先週の金曜日の11時半ごろに到着して見始めたんですが、男鹿和雄展だけで言えば午後2時くらいまで観るのに時間がかかりました。平日なのにお客さんがずいぶん多かったんですが、運良く待ち時間無しで入ることが出来たんですが、中に入ってじっくり見始めたら、やたらと他のお客さんが増えたような気がして(笑)、あまり前に進まない(苦笑)。ま、ボクもじっくり観たい絵はじっくり観ていたので…(と言いつつ、周りの速度に合わせて流しながら観てしまったところもあるんですが…)
そうそう、入ってすぐのところで音声ガイドの貸し出しをしてます。1人500円、2人ペアで800円でやってました。ちょっと迷ったんですが、せっかくだからってので500円出して借りましたよ。鈴木敏夫プロデューサーとか、ジブリの美術部長田中さん(下の名前忘れた…汗)などのコメントなんかがちりばめられていて、「へぇ〜」って感じでした。ただ、個人的にはもうちょっと音声ガイドを1箇所1箇所を眺めにしてもらいたかったなぁって感じはします。画を見ている途中でガイドが終わっちゃうんだもん(笑)。でも、せっかく男鹿和雄展に来られたのであれば、音声ガイドも借りて聴いてみてはどうかなと思います。
男鹿和雄さんの美術と言えば、多くの人はやっぱり「となりのトトロ」の背景でしょうね。「トトロが映ってない!」なんて言っている子どももいたし(笑)、背景もメイとさつきの家の背景や、木々たちの姿は目を見張るものがあったんですが、個人的には「もののけ姫」の背景に尽きますね! 最初のアシタカが旅立つ蝦夷の村から西へ旅立つ道中の美術は目を見張るものがあります。東北の自然を描かせると男鹿さんは天下一品です!(あ、そうそう。ハウルでヨーロッパの山脈を描いていたときに、「東北の風景になってしまっているのでは…」とすごく心配している男鹿さんがいたなんて笑い話が音声ガイドであったのを思い出しました! 全然そんなこと無いのにねぇ。)
そしてそして、シシ神の森の風景も圧巻でした! 誰も観たことのない風景を描き出して、その圧倒させるような美しさを目の前にして、「もうちょっととどまっていたい!」と思わせる美術でしたね。個人的にはこの「もののけ姫」の背景に一番目を惹かれました!
4分の3は男鹿さんの作品の展示で、後の4分の1は男鹿さんが創り出したさまざまな映像を観たり、男鹿さんが描く画の仕上げ方法などの解説、そして子ども向けの体験コーナー(この辺は男鹿さんと全く関係ないけど…)、最後におみやげ物ブース。

ホント、良い時間を過ごせたなあと思いました。男鹿さんの画はやさしいけど力強さもあって、観ていて心地よかったです。そんなことも相まって、おみやげものブースで散財しました(爆)。もちろん作品カタログは押さえて、ウチワとかは良いけどクリアファイルとかあまり使わなさそうなものまで勢いで買っちゃいました(笑)。
ということで、普段を忘れて、男鹿さんの世界を充分堪能することができました! でも、その後、常設展を観たんですが、こっちも圧巻だったんですよ! 何せ岡本太郎の「明日の神話」があるんですもん。実はあること知らずに、メチャクチャ疲れて半分帰ろうかなと思っていたんだけど、「せっかくだし…」と思って入った常設展も素晴らしかったです! せっかく男鹿和雄展の半券があれば入れるので、時間がある方は是非観るべし!!(こっちはメチャクチャ空いてます!(苦笑))
ってことで、常設展についてはまた追々ということで。

ショー
  • ショー

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です