『風立ちぬ』観てきました

宮崎駿監督作品最新作『風立ちぬ』の試写会に行ってきました。あまり時間が無いので、ちょっとキーワードを並べ立てておいて、後で補完しようかなと。

 
・夢
・関東大震災
・展開早い
・戦争シーンがあるわけでは無い、かな。
・ドイツ(あまり関係ないけど)
・鯖の骨
・九試単戦
・二度の奇跡
・結婚式
・結核
・キス
 
…にしても、個人的に思ったのは、息子・宮崎吾朗さんの作った『コクリコ坂から』へのアンサーみたいなところもあったんじゃないかなと。雰囲気も通じるところもあるし。読後感が『コクリコ坂から』と『風立ちぬ』が個人的には似ていたように感じたので。また、両作品とも、東日本大震災を意識したところもあると思うし。
 
 それと声の出演は、いろいろと言われていた(?)ようなところもありましたが、全然問題ありませんでしたよ。庵野監督がちゃんとハレの声が出ていて不自然さはあまり感じませんでした。そしてヒロイン奈緒子役の瀧本美織さんは完璧でした。単純に良かったです。若いのに当時の臭いが伝わってくるような声でした。
 
 久石さんの音楽もメロディに力強いものは無かったですけど、随所にテーマのメロディ(よく宣伝の時に流れていた曲)と奈緒子のテーマが使われていて、良い感じでした。でも、久石さん、ずいぶん昔、キャラクターのテーマみたいなハリウッドのような音楽の作り方はしたくないって言っていたんですけど、時間も経つと変わっていくんでしょうね。
 
 
 …書きすぎたな(笑)。最後に。試写の前に『かぐや姫の物語』の長いバージョンの予告が流れていましたが、単純にすごかった。こっちも要注目ですが、まずは皆さん、『風立ちぬ』を楽しんでいただければと思います。気持ちいい作品だと思いますので。
ショー
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