今、戦争になったら…
昨日、ちょっと触れてましたが「この世界の片隅に」を、日立のサンライズシネマさんに観に行きました。
1日1回だけ上映されていたみたいですが、広い映画館に私以外にお二人(しかもご夫婦)の3人だけでの上映でした… ちょっと寂しかったですが、ほぼ貸し切り状態で見ることができました。結構久しぶりに観ましたけど、でも通算ではおそらく20回近く鑑賞していると思います。それだけ、この「この世界の片隅に」を応援したい、という気持ちがありましたから。
今はちょっと落ち着いて、ちょっと距離を置いてます。っていうか、全方面に力を入れると金銭的に厳しくなるので(苦笑)。もちろん、片渕須直監督の次回作、『つるばみ色のなぎ子たち』も楽しみに待っているところです。
にしても「この世界の片隅に」を観て、以前、聖地巡礼的に広島・江波や、呉に7年ほど前に行ったんですが、ちょっと思い出して、少し涙してしまいました。何でもない場面で、江波や呉で歩いたことを思い出してしまって。号泣まではしませんでしたが、やっぱり晴美さんと突然お別れとなってしまう場面などは、何度見ても来るものがあります。
この映画を観ながら、「今、戦争が起こったらどうなるだろう?」ということを考えました。ボクもそれなりの歳になってしまい、部下ができるようになりました。部下に戦地に行くように命令みたいなことをすることになる可能性もあるのだろうか、とか、少しだけ考えたんですが、それだけで恐ろしくなります。絶対に戦争は起こすべきではないと思うんですが、仕掛けられてしまう可能性もありますから、そうなったときにどうなるのだろうか、なんて… 具体的なことは全然想定されていないですからねえ。
でも、やっぱり80年前に行われた「戦争」は繰り返されるべきではない、というのは感じました。体験された方が少なくなっている今、こういった映画などを使いながらも、しっかり次の世代に引き継いでいかなければならないんでしょうね。



