JOE HISAISHI & WORLD DREAM ORCHESTRA 2019

日時 【京都公演】令和元年(2019年)8月11日(日・祝) 午後4時15分開場 午後5時開演
【兵庫公演】令和元年(2019年)8月12日(月・振替休日) 午後3時15分開場 午後4時開演
会場 【京都公演】京都コンサートホール大ホール(プログラムB)
【兵庫公演】兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(プログラムA)

指揮・ピアノ 久石譲 Joe HISAISHI
管弦楽 新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ New Japan Philharmonic World Dream Orchestra
ソロ・コンサートマスター 豊嶋泰嗣 Yasushi TOYOSHIMA

【プログラムA】
<第一部>
組曲「World Dreams」*世界初演
1. World Dreams
2. Driving to Future
3. Diary

ad Universum
 1. Voyage / 2. Beyond the Air / 3. Milky Way / 4. Spacewalk / 5. Darkness / 6. Faraway / 7. Night’s Globe / 8. ad Terra

<第二部>
[Woman] for Piano, Harp, Percussion and Strings
Woman
Ponyo on the Cliff by the Sea
Les Aventuriers

Kiki’s Delivery Service Suite *世界初演

<ENCORE>
Il Porco Rosso
Merry-Go-Round(人生のメリーゴーランド)

【プログラムB】
<第一部>
組曲「World Dreams」*世界初演
1. World Dreams
2. Driving to Future
3. Diary

Deep Ocean
 1. the deep ocean / 2. mystic zone / 3. trieste / 4. radiation / 5. evolution / 6. accession / 7. the origin of life / 8. the deep ocean again / 9. innumerable stars in the ocean

<第二部>
[Woman] for Piano, Harp, Percussion and Strings
Woman
Ponyo on the Cliff by the Sea
Les Aventuriers

Kiki’s Delivery Service Suite *世界初演

<ENCORE>
Summer(*京都公演のみ「あの夏へ」)
Merry-Go-Round(人生のメリーゴーランド)

ブログがコンサートレポートくらいしか更新しなくなってしまってますが、京都、兵庫で今回の2019年夏のWDOツアーに参加してきましたので、毎度のことながら備忘録的に書き記しておこうと思います。

はじめに各会場の雰囲気をお伝えしておこうと思います。京都コンサートホールですが、長方形型のいわゆるシューボックス型のホールで、ステージの反対側にも客席が配置されていて、ぐるっとステージを囲むようなホールとなっていました。ステージ後方上部には備え付けのパイプオルガンが設置され、このパイプオルガンが中心からステージ向かってやや右側にずらして設置されているのが印象的でした。竣工は1995年で、建ってから20年以上が経過していますが、雰囲気が良く、非常に綺麗で20年以上経っているとは思えないくらいのホールでした。大ホールの座席数は1,800を超えており、規模の大きなホールです。

当日の公演については、兵庫でもそうでしたが、ホール天井からつり下げられたおそらく備え付けのマイクの他に、ステージ上にもそれぞれセクションごとにスタンドマイクが設置されていたので録音されていたと思われます。東京会場のサントリーホールでは初日が録音、二日目はカメラが入っての収録をされていたとのことで、テレビ放送やらライブ盤のリリースが期待されるところですが、どうなるでしょうか。

続いて、兵庫県立芸術文化センターですが、こちらのホールは2005年に開館したとのことで、比較的新しいホールで、センター内にはホールが3つほどあり、今回の公演があるKOBELCO大ホールは座席が2,000席あるとのことで、大規模ホールとしては結構席数が多いホールなんじゃないかと思います。こちらのホールはヴィンヤード型で、若干扇状になっており、また4階席まであり、高さが結構あるホールでした。ボクも3階席の最前列で聴いていたんですが、結構高く感じられて怖かったです。雰囲気としてはホール内部が音の反射のためか壁など全部木板が張り巡らされていて(という言い方で合っているのか?)、こちらもシックで良い雰囲気となっておりました。

さて、コンサートの内容に入っていく訳ですが、音楽的知識が少ないため、なかなか楽曲内容が覚えられないことから、ほわっとした感想しか書けないと思いますので詳細は他の方のレポートなども参照していただければなと思います。

まず、最初に『組曲「World Dreams」』ですが、最近のWDOコンサートではアンコールとして演奏されることが多かった曲で、昨年のコンサートの際に当初曲目として発表されていたんですが、最終的にはお披露目はされず、1年遅れで発表された形となりました。WDOの「式典序曲」として作られた曲なので、久しぶりにコンサートの初めの「序曲」として演奏されることとなったわけです。

World Dreams」は荘厳な楽曲でいつも楽しみにして聴いているんですが、いつもと変わらないアレンジで演奏されているなあという印象です。そのまま引き続き「Driving to Future」「Diary」が流れてきたんですが、すいません、全然覚えていません… 「Driving to Future」は某企業の設立50周年を記念して作成された楽曲、「Diary」は日本テレビ系列で日曜日午前6時から放送されている『皇室日記』という番組のテーマ曲として使われている曲だそうで、全く確認していませんでした…(汗) そうそう、ちょっとだけ京都公演で気になっていたのは、ピアノが指揮台脇に置かれていたこと。久石さんは第一部でピアノは弾かれなかったんですが、舞台転換用に使わないけど配置されていたということなのかな、なんて思いましたが。

『組曲「World Dreams」』が終わった後、舞台転換のためちょっとした間が空くんですが、観客の皆さんが待っているため、舞台上のスタッフの皆さんが必死に作業されています。それをボクらは客席から眺めている訳ですが、今回は先ほど言ってたスタンドマイクもあるため、セッティングが大変だったのではないかと思います。そういったスタッフさんの動きを楽しむっていうのも乙なものですよね。スピーディーな舞台転換を楽しく拝見してました。

舞台転換に続いて、まず先に京都で演奏されたプログラムBの「Deep Ocean」について書こうと思います。ピアノが指揮台の真正面に2台配置されてのもので、ボクは2017年に川崎のシンフォニーホールで披露されたものを聴いていたんですが、ミニマルミュージックばりばりの楽曲で、素人のボクにはなかなか覚えられなくて…(苦笑)

「NHKスペシャル深海の巨大生物オリジナル・サウンドトラック」を聞き返してみてもあまり思い出せないです… ただ、ちょっと思い出したのは高橋ドレミさんと森下唯さんのお二人がピアノを演奏されていたんですけど、演奏の仕方が高橋さんが静的で、森下さんが動的だったなあというのを感じてました。高橋さん、演奏される最中はあまり顔の位置が動かれないようでしたが、森下さんは結構身体を揺らしながらの演奏だったのを覚えています。もう一つ、結構、マリンバやビブラフォンが多用されていたように思うんですが、ビブラフォンを、弦楽器を弾く『弓』で音を鳴らされる奏法をされていました。鉄琴を弓で弾くってのもアリなんだなあと感じたとこです。あと、最後の「innumerable stars in the ocean」って曲で、ちゃんと確認した訳ではないんですがマリンバ(ビブラフォン)とともに『アンビル』っていう鉄の塊を金槌で叩くようなのがありました(@Tsukada.Naoyaさんに教えていただきました。ありがとうございます!)。音程が微妙に合っていないように感じて、おそらくその音程のズレも曲の意図としてあるんだろうなあと思いながら聴いてました。にしても、今さらサントラ聞き返して、改めて良い曲だなあと再認識していたり…(苦笑)

兵庫で聴いたプログラムAの「ad Universum」は、東京の有楽町に2018年12月に開館した「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」のオープニング記念作品『To the Grand Universe 大宇宙へ music by 久石譲』が、夏帆さんのナレーションとともに、オーケストラ編成による全編書き下ろしされ、約40分間の作品として製作されましたが、それを再編成された楽曲となります。プラネタリウムには開館直後に聴きに一度行きましたが、さすがにサントラもリリースされていないためほとんど覚えてません… 基本的にはミニマルで構成されていたと思います。最初の曲は結構激しめの曲調だったと思いますが、徐々に落ち着きはじめ、それとともにだんだんと心地よくなってきて眠くなってくるという…(苦笑) ゴメンなさい、全然レポート、感想にもなってません。音源化されていないから、早期に音源化して欲しいなあというところです。

第一部が終わり、休憩20分となるわけですが、なかなか拍手が鳴り止まなくて、一度舞台袖に戻った久石さんがステージに戻ってきたりというのを各会場でされていました。

そうそう。京都、兵庫ともちょっとした飲み物や食べ物が食べられるようなところが設けられていましたが、京都会場のビールが、久石さんの提供楽曲「Dream More」が使われたサントリープレミアムモルツ・マスターズドリームがラインナップされていて、「京都コンサートホール、やるなっ!」と思いました(笑)。ただ、ボクはお酒飲まないのでコーヒーを頼んでしまいましたが(苦笑)。

兵庫は3階席フロアに屋上庭園みたいなところがあって、休憩中にそちらに出て休めるようになっていました。屋上庭園は結構維持管理が大変らしいんですが、あまり規模が大きいものではなくて、「ちょっと緑があるなあ」っていう程度のものでしたがちょっとした気分転換になりますね。ただ、時期が真夏だったので暑かった…(苦笑)

それと、兵庫ではコニカミノルタプラネタリウム株式会社から花が贈られていました。そうそう、さっき書き忘れましたが、久石さんが担当された「To the Grand Universe 大宇宙へ music by 久石譲」が当初今年の5月当たりで終了する予定だったようですが、今現在(2019年8月)、まだ上映されているので、気になる方はぜひ見ていただければと思います。

それでは後半の第二部です。「[Woman] for Piano, Harp, Percussion and Strings」の3曲となります。アルバム「Another Piano Stories」から3曲選曲されました。第一部では後方には位置されていたマリンバ、ビブラフォンがステージ中段に移動されました。確か金管楽器が退場されていたかなと思います。最初の曲、「Woman」はアルバムから大きく変わっていなかったように思いますが、もちろんピアノ、ハープ、マリンバ、ビブラフォンが活躍されてました。ただ、ピアノの演奏は久石さんではなく、高橋ドレミさんが担当されてましたよ。演奏が終わったら、拍手がメインで演奏された皆さん方に送られてました。

続いて「Ponyo on the Cliff by the Sea(崖の上のポニョ)」です。大橋のぞみちゃんと藤岡藤巻のお二人のイメージが強いこの曲ですけど、「Another Piano Stories」では素晴らしいアンサンブルアレンジがされていて、個人的には大好きな曲の一つです。出だしのハープとピアノのメロディーから始まり、楽しげな演奏が繰り広げられました。兵庫では結構お子さんも鑑賞されていて、楽しそうに聴いていらっしゃいましたよ。アルバムと大きく構成は変わってなかったと思いますが、コントラバスの方も活躍する曲で、演奏後に久石さんに紹介されて拍手が送られていました。

そして「Les Aventuriers」ですが、この曲は最近コンサートでは演奏されていなかったんじゃないかなという記憶があります。最近はオーケストラコンサートが多かったということもあったと思いますが。元々は「Piano Stories II ~The Wind of Life~」に収録されていたアンサンブル形式の曲が元となっており、確か久石さんが「『Misson Impossible』のような格好いい5拍子の曲を書きたい」と確かCDジャケットに書かれてた(このCD引っ張りだせずに確認できない…)ことから、作られた曲だったと思います。この曲でも久石さんは指揮に専念されていましたが、5拍子の指揮をまさに踊るように振っていました。

ここでまた舞台転換。マンドリン奏者の青山忠さんと、アコーディオンの大田智美さんが入場されてきました。その他、新日本フィルハーモニー交響楽団の方がほぼフルメンバーが入場されました。あ、いや、順番がちょっと違いますけど、確かトロンボーンの方がお一人、アンコール前に入ってらっしゃったので、一人いらっしゃらない感じですね。ホルン4名、トランペット4名なのにトロンボーンが3名で次の「Kiki’s Delivery Service Suite」が演奏されました。何かの意図があるのかな、というのが気になったんですが、答え合わせが出来ず。どなたか詳しい方教えてください。

で、実際の楽曲の方ですが、「魔女の宅急便サントラ音楽集」からほぼほぼオーケストラ化されたのではないかという感じで、ほとんど映画のストーリーの流れに合わせながら、新日フィルの皆さんがキキの物語を紡いでいかれました。最初は『晴れた日に…』という曲が流れてきて、元々の出だしのオカリナ(?)の音色がマンドリンとアコーディオンの音色が奏でられ、間髪を入れずに『海の見える街』が流れてきます。途中、確か『身代わりジジ』という曲で、トランペット、トロンボーン、クラリネットのソロ演奏があって、楽しげに演奏されてました。その直後、チューバの低音の音色が響きます。『ジェフ』という大型犬のテーマ曲みたいな曲ですね。ノソノソ歩くような感じがチューバの音色で表されているようです。

また印象的だったのは『神秘なる絵』という確かキキとウルスラが語り合う場面で流れる曲(でしたよね?)で、フルートの荒川さんがオカリナに楽器を持ち替えてソロで演奏されました。その後、他のフルートお二人も全員、オカリナに持ち替えられて3人で印象的なオカリナ演奏を広げてくださいました。オーケストラでオカリナが演奏されるのは珍しいと思いますので、ボクもちょっとびっくりしながら聞いていました。

すごい勢いで魔女の宅急便の曲が演奏されていきますが、この魔女の宅急便はチャド・キャノンさんが前回のWDOに引き続いてオーケストレーションを担当されており、これまでの編曲にちょっと金管楽器を付け足したような箇所がいくつかあって、トランペットやトロンボーンがミュートを駆使しながら、またホルンも力強い音色を響かせたりさせるなど、良い感じに編曲されていました。

…ですが、待てども肝心のあの曲が流れてこない。『久石譲in武道館』で演奏された曲。元をたどると1992年にリリースされた「Symphonic Best Selection」に収録されている『魔女の宅急便』で演奏されたバイオリンソロと久石さんのピアノ。1992年の演奏も2008年の武道館も、今回のツアーでコンサートマスターをされている豊嶋泰嗣さんと、ピアノを弾いている久石さんだったんですが、それが組曲後半もなかなか出てこなくて、「まさかやらないなんてことは…」とホンの少し、一瞬だけ心配をしてしまいましたが、さすがにそんなことありませんでした。ストーリー上、ラストだと思われた『デッキブラシでランデブー』の後に続いて、『かあさんのホウキ』が始まりました。コンサートマスターの豊嶋さんがおもむろに立ち上がって譜面台を指揮台前方まで移動させ、久石さんはピアノの前に座られました。バイオリンとピアノの音色がホール内に響きました。ツイッターでも書いたんですが、ボク自身、さほど「魔女の宅急便」には思い入れがなくて、『かあさんのホウキ』までは何ともなかったんですが、この曲が始まったと同時に涙腺崩壊してしまいました。たぶん、「久石譲in武道館」あたりの時期を思い起こして、懐かしさで涙してしまったのかも。10年以上前になっちゃうんですもんね。でも、思い出以上に、豊嶋さんの演奏が素晴らしかった。それ以上のこともそれ以下のことも言えない、そんな感情です。京都も良かったし、兵庫でも素晴らしかった。この曲は豊嶋さんが弾いてこそって感じがします。久石さんのピアノは伴奏に徹するような感じでした。武道館から11年、「Symphonic Best Selection」からは27年、さらに磨きがかかった、円熟味が増した演奏を楽しませていただきました。

演奏終了後、割れんばかりの拍手が送られたのは言うまでもなく、久石さんが演奏された皆さんを、会場の皆さんにセクションごとに紹介され、皆さんに拍手が送られていきます。そんなやりとりをしながら何度か舞台袖を往復された後に、久石さんのピアノソロが始まりました。

京都会場では千と千尋の神隠しから「あの夏へ(One Summer’s Day)」が演奏されました。プログラムBの他の会場では菊次郎の夏から「Summer」だったそうなんですが、京都だけ「あの夏へ」だったそうです。聞くところによると、コンサートマスターの豊嶋さんからのリクエストだったそうで。久石さん本人のピアノソロはファンにとってやはり格別なものです。久石さんはピアニストって訳ではないし、しょっちゅう練習される時間はないでしょうし、またそんなに演奏がうまいってわけではないんですが(もちろん、演奏しないボクが言えた立場ではありません…)、メロディラインを作曲された久石さんご本人が弾くことによって、何か特別なものが音色に乗っかってくるような感じがします。

兵庫会場では紅の豚から「Il porco rosso(帰らざる日々)」が演奏されました。武道館での演奏をちょっと短めにした感じのものだったでしょうか。若干、ジャズチックになってたかなと思います。

兵庫会場でのアンコールのピアノソロの後に、舞台袖から久石さんともうお一人、ステージ上に連れ出されてこられました。久石さんが会場に説明されて、ツアーで一緒に回られている新日本フィルのステージマネージャーの成瀬さんが定年を迎えるため、長い間久石さんとのWDOツアーで帯同されていらっしゃったんですが、今回のツアーで最後と言うことで、久石さんから成瀬さんへの花束贈呈がされ、舞台袖にはその様子を写真に収めようとスタッフの方が大勢詰めかけてらっしゃいました。会場からは割れんばかりの拍手で、成瀬さんが舞台袖に戻っても拍手が止まずにカーテンコールを受ける一幕もありました。

そして、最後にハウルの動く城から「Merry-Go-Round(人生のメリーゴーランド)」がマンドリン、アコーディオン、そしてフィルのフルメンバーで演奏されました。出だしの音は確かハープで演奏されて、ピアノが追いかけていくような感じだったと思います。とはいえ、記憶が…

「Merry-Go-Round」が演奏終了後、京都でも兵庫でも、自然発生的にスタンディングオベーションが発生し、会場内のほとんどの観客の皆さんが立たれていらっしゃいました。今回、ツアーの全会場でスタンディングオベーションがされたようですね。ボクは『かあさんのホウキ』で、立つ気は満々だったんですが、スタートダッシュは恥ずかしくて…(苦笑)

カーテンコールでは、久石さんが演奏者の方々と握手をされたり、会場の拍手に求められて何度か舞台袖と行き来されてました。いったん新日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんが退場された後も、特に兵庫会場はツアーファイナル公演なのもあり、もう一曲期待して、多くの方が拍手が止めずにいたため、久石さんが再入場され、拍手に答えていたんですが、残念ながら追加のアンコールはありませんでした。うーん、残念。

終盤はジブリ一色となったことから、多くの方がジブリのあの名作を思い出しながら楽しめた方も多かったのではないかと思います。ジブリファンのみならず、久石ファンにとっても『組曲「World Dreams」』や、CDリリースされていない世界初演の「ad Universum」、またオーケストラアレンジ版ではやはりリリースされていない「Deep Ocean」、そして今回新たにアレンジされた「魔女の宅急便」と、新たな作品が発表され、演奏も素晴らしかったので、是非ともライブ盤、あるいは映像ソフト化をしてほしいと個人的には期待しております。京都、兵庫ではそれぞれ録音されていたようですし、東京ではカメラも設置されていたとのことで、今回の素晴らしかったツアーを何らかの形にしていただきたいと心から願っております。

また、WDOシリーズはいったん区切りをつけて、第3期に入るとのことです。今後も是非とも新日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんと素晴らしい演奏を繰り広げていただきたいなと思ってます。

久しぶりにレポートチックに書きましたが、なかなか書き終わらず焦りました。いつものように音楽的な知識はないので、物足りない方も多いかと思いますが、ボク自身の不完全ではありますが備忘録も兼ねていますので、ご容赦いただけるとありがたいです。なお、誤りなどがあった場合はツイッターなどで指摘していただけると嬉しいです。ではまたの機会に。

(2019.8.13 23:00 投稿)
(2019.8.14 20:30 訂正※)
※レポート中、一部楽器をバンドネオンと表記していましたが「アコーディオン」の誤りでした。その他いろいろ修正。

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