真逆
先週、休みが無かった反動があって結構疲れが溜まってます。耳鳴りも若干ぶり返したり、ぶり返さなかったり…
にしても民主党・鳩山政権が発足しました。なんやかんやと大臣になった人の発言でいろいろ問題が出てきていたりしているようではありますが、しばらくは見守っていきたいと思いますけど、中でやっている人たちは方向転換が迫られるから大変だろうなあ、なんて。
これまで走ってきた列車の進行方向を真逆にする際、急に止まって逆走したら他の列車と正面衝突しちゃうから、いったん駅に停車して、ポイントなどで線路を変更して、再確認して逆方向へ進むといった手順が必要となりますよね。民主党にも、方針転換するにもちゃんとクッションを入れて、しっかり移行できるよう対応してもらいたいもんです。
一方、自民党は… これは私見ですけど、自民党の議員の方たちは、どちらかというと非常に役所的というか、理屈・理論的になりすぎちゃったんでしょうね。長い間政権を取っていたから、役所に寄り添い過ぎちゃって、役所と考え方も似てきちゃったというか。
特にそう感じたのは、この間の国会の首班指名選挙の時。麻生前総理は自民党総裁を辞めると名言しているから麻生さんの名前は書けないだの、白票を投じるだの、民主党の鳩山さんが総理になることが決まっているのに、ほとんど無意味な議論を交わしているところを見て、そんなように感じました。
政治家の方たちは、そういった理屈的な部分も多少気にしつつも、「こうしたい!」といった熱意を持って仕事に当たってもらわないと、なかなか我々に伝わらないと思います。理屈・理論は後から付いてくるし、その当たりの整理は事務方(役所)の仕事なわけですから、国の形を見据えて、しっかり判断しながら前に進んでもらわないといけないのに、自民党にはそれがなかなか感じ取れなかった気がします。
ま、民主党も若干危なっかしさも感じますけど、まず頑張ってもらいたいです。