ジブリが日テレ子会社化

鈴木プロデューサーも75歳なんですね。前社長の星野さんが辞められる時に「どうしようかな…」なんてボソッとおっしゃっていたように記憶しているので、その時から日テレに任せる算段があったのかなあ。

もともとは宮﨑駿監督のために作られた会社(最初は徳間書店の社内カンパニーでしたが)で、宮﨑監督の天才的な技術等は誰かに引き継げるものでもないでしょうから、宮﨑監督が作品を作らなくなる時点で会社はたたむというお話だったので、「風立ちぬ」後の引退宣言後、制作部を解散させ、その一部は「スタジオポノック」というアニメスタジオを立ち上げたりしていて、宮﨑監督引退後の道筋ができていたかのように思っていたんですが、監督の引退撤回と「君たちはどう生きるか」の制作、その上、次回作の構想なんかも宮崎駿監督が語られているところもあるようなので、鈴木プロデューサーとしては、どなたかに任せるしかない、と判断したんでしょうね。

日本テレビは、これまでのスタジオジブリ作品でも「魔女の宅急便」以降の作品は基本的にほぼすべての作品に製作委員会に入っていたはずだし、「金曜ロードショー」でジブリ作品を定期的に放映している繋がりを考えると、自然な流れだったのかなと思います。

大きなテレビ放送局と、世界的なスタジオではあるものの小さなアニメスタジオで経営的にはどうなんでしょうね? ちょっと運営は手法が異なりそうな気がするのですが。しばらくはどんなことをされるのか様子を見ていきたいと思いますけど。

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