JOE HISAISHI & WORLD DREAM ORCHESTRA 2022 東京公演

Dedicated to the director Nobuhiko Obayashi

久石さんのコンサートはしばらく行けておらず、去年のWDOはネット配信による鑑賞をさせてもらったんですが、今回3年振りに生の久石さんのお姿を見る機会を頂きました。今回の公演はネット配信もされているため、多くの方が視聴をされているものだと思いますので、備忘録的に書き殴っていこうと思ってます。

※注意
○このコンサートレポートはネット配信を見返しつつ、会場にいたときの記憶をたぐりながら書いていったものであり、記憶違い等により若干の脚色を施している可能性がありますので、完全なコンサートレポートではないことをご了解下さい。
○もし間違いを見つけたり、補記できる項目があれば、コメント欄で書いてもらえると嬉しいです。
日時2022年7月23日() 開場:16:00/開演:17:00
会場すみだトリフォニーホール 大ホール
チケット全席指定:9,500円
注釈付き指定席:9,000円
出演者指揮・ピアノ:久石譲
管弦楽:新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ
    (新日本フィルハーモニー交響楽団)
バンドネオン:三浦一馬
ソロ・コンサートマスター:豊嶋泰嗣
その他主催:ワンダーシティ/公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団/日本テレビ/読売新聞社/イープラス/ローソンチケット/第一通信社
協賛:株式会社イオス コーポレーション
協力:公益財団法人墨田区文化振興財団
制作:プロマックス
問い合わせ先:サンライズプロモーション東京

曲目

<第一部>
久石 譲:水の旅人

久石 譲:FOR YOU

久石 譲:My Lost City for Bandoneon and Chamber Orchestra
Original Orchestration by Joe Hisaishi
Orchestration by Chad Cannon

<第二部>
久石 譲:MKWAJU

久石 譲:DA・MA・SHI・絵

久石 譲:交響組曲「紅の豚」
Original Orchestration by Joe Hisaishi
Orchestration by Chad Cannon

<ENCORE>
久石 譲:One Summer’s Day (for Bandoneon and Piano)

久石 譲:World Dreams

TOUR SCHEDULE

日付地域ホール名
2022年7月23日(土)東京すみだトリフォニーホール 大ホール
2022年7月25日(月)広島広島文化学園HBGホール
2022年7月26日(火)愛知愛知県芸術劇場 コンサートホール
2022年7月28日(木)静岡アクトシティ浜松 大ホール
2022年7月29日(金)大阪フェスティバルホール

追悼大林宣彦監督

開場後ほどなくすみだトリフォニーホールに入場したんですが、昨年に引き続き有料パンフレットは無く、8ページの小冊子パンフレットが用意されていました。その時にパンフレットの表紙に大林宣彦監督の顔写真と「Dedicated to the director Nobuhiko Obayashi」の文字が。今回曲目が変更、というより直前で追加され、元々曲目が「水の旅人」「My Lost City」「交響組曲『紅の豚』」とされていたんですが、変更で「FOR YOU」「MKWAJU」「DA・MA・SHI・絵」が追加されました。この時に「水の旅人」「FOR YOU」、そして「My Lost City」にも大林宣彦監督作品で使われている曲が入っていることに気づくべきでした。そもそも「FOR YOU」も映画『水の旅人』の曲ですし、同じ作品から2曲チョイスされていることにちょっとした特別な意味合いを感じておくべきでしたね。

会場で販売されていた物販はCDや楽譜などが売られていましたが、残念ながらソロアルバム「My Lost City」はありませんでした。なんとか復刻して欲しいアルバムの一つなのですが… 他に会場限定Tシャツが3,500円で販売されておりました。思わずTシャツを買ってしまったんですが、着るタイミングが無いような…(苦笑)

今回は3階席の一番奥の列、最後列で観させていただいたんですが、熱が高いところに集まってしまうせいか、開演前は非常に暑かった。徐々に空調は効き始めて徐々にマシにはなったんですが、ジッと座っているだけでもジトッと汗をかくような感じでした。

オーケストラの配置は最近の久石さんの振るオーケストラは対向配置が多く、左から第1バイオリン、チェロ、ビオラ、第2バイオリンと並び、チェロの後ろの左手奥にコントラバスという弦楽器の配置です。バイオリンを左右に配置し向かい合わせることによって音のバランスが取れるメリットがあるんだろうなあと思います。それと、最初から指揮台前にグランドピアノが配置されており、久石さんが弾くためのものですね。配信でみたらスタインウェイのピアノでした。ただ、ステージ上手奥(右奥)にもチェレスタの隣にもう1台ピアノが配置されていましたが。

そんなことを確認していたら、開演の時間を迎える訳ですが。最近、オケの方が入場するときに拍手が送られるようになりました。凄く良いことですよね。良い習慣だなあと思います。コロナ禍になって音楽家の方もいろいろ大変な状況であるだろうなあなんて思いつつ、それでも音楽をやっていくんだという気概みたいなものをもって演奏されてらっしゃるのだろうと思われるので、演奏者の方をリスペクトする習慣、続けて行きたいですね。

新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの皆さんが拍手のなか入場され、さらにソロ・コンサートマスターの豊嶋泰嗣さんが舞台下手(舞台向かって左側)から入場されるとさらに大きな拍手で出迎えられ、それが一段落するとチューニングが始まります。このチューニングの時間って、「いよいよ始まる…」と静かな時間ながらも固唾を飲む感じで、コンサートの醍醐味の一つですよね。

チューニングが終わってひとつ間を置いて、久石さんがタクトを手に、黒いマスクにネクタイのない白いYシャツ、その上に黒いスーツを着て登場されました。会場に一礼をされるとサッと指揮台に上がり、マスクをポケットにしまい込んでタクトを構えられました。

1993年に公開された大林宣彦監督作品「水の旅人」のメインテーマ、「水の旅人(Water Traveller)」の演奏が始まりました。出だしは新日本フィルのハープの池城菜香さん(エキストラ出演ではありますが…)とピアノの高橋ドレミさん(同じくエキストラ)の荘厳で澄んだメロディから、フルートと弦楽器にメロディが移り、全体での大迫力のサウンドに移り変わりました。私自身、この時に「3年振り」というワードが頭をよぎってしまい、正常な状態で音楽を聴いておりませんでした。もう、涙が出てきてしまい、すすり泣かないようにしながら、なんとか曲を聴いている状態だったわけです。

そんな状態である一方、Twitterでも書いたんですが、久石さんの指揮の仕方が以前と少し変化したように感じました。以前は特に上半身に結構力を込めて、左右に身体全体を振るうような指揮だったように記憶しているんですが、今回も要所要所で力のこもった指揮を見せてくれるものの、上半身から力を抜いて、しっかりリズムを取るような、少し軽めの指揮になっていたように現場では感じました。後々書きますけれど、今回、ピアノ演奏も結構あったことから、鍵盤を弾くために体力温存されていたのかも知れません。確認のしようがありませんが、ボクにはそんなように見て取れました。そんなことを言いつつ、「水の旅人」の終盤にかかりバスドラムやシンバルで盛り上がる場面では、久石さんが左手をグーパンチするような仕草で指示出ししており、曲のボリュームに合わせて、久石さんのアクションが比例するのは健在です。曲のラストは急速に静かに音が消え去り、その余韻を長く楽しむ時間を味合わせていただきました。

あまりに急速にボリュームダウンしたので、会場もちょっとビックリしてしまったのか拍手がワンテンポ遅くなり、久石さんもちょっとだけ間を取りつつ、引き続き「FOR YOU」の指揮に入られました。

この曲も大林宣彦監督作品「水の旅人」の主題歌です。この曲もいろんなアレンジをされています。元々は中山美穂さんが歌われた主題歌ですし、1997年にリリースされた「WORK I」で初めてオーケストラ化されたと思います。変わり種では1995年にリリースされている『Melody Blvd.(メロディーブルーバード)』というアルバムで「I Believe In You」というカッコイイボーカル曲にセルフカバーされているものもあります。

この曲でも涙が引き続きあふれてしまい記憶に残っていることは少ないんですが、現場で感じたことは、少し細かいところですが、終盤の盛り上がる場面で2度ほど「ジャーン!」とシンバルが鳴り響く場面があるんですが、1発目と2発目で鳴り方、というより響き方が違ったなあという記憶が残ってます。ライブ配信の方で確認したところだと、1発目が若干鳴るのが早かったのかな? 2発目の時はホルンやトロンボーンの音色と上手く調和して、逆に1発目のずれがあったからこそ、2発目のハーモニーの気持ちよさに気づきました。曲が終了後、ソロパートのあったチェロとフルートの方に久石さんが会場に拍手を求められ、盛大な拍手が送られて、ちょっとした舞台転換が始まりました。

My Lost City

Chamber Orchestra、小編成の「室内楽」の構成に変えるため、出番の無い金管奏者の方と、第1バイオリン、コントラバス、チェロ、ビオラの方が一度退場し、各楽器の配置の調整をされていきます。この後の楽器は弦楽器と木管楽器の皆さんとピアノ、ハープ、パーカッションでの構成のようです。右奥のピアノとチェレスタの配置の調整や、指揮台脇に配置されるバンドネオンのための演奏台の配置、さらには配信もされているためマイクの調整も必要となり、配置変更にそれなりの時間がかかっていました。

配置変更が済み、改めて新日フィルの皆さんが入場され、チューニングの後、久石さんとともにバンドネオンを演奏される三浦一馬さんが入場され、暖かい拍手が送られました。三浦さんが設置された演奏台に着座した直後、サッと久石さんが指揮台に上がられ、演奏が始まりました。

My Lost City for Bandoneon and Chamber Orchestra」が始まった訳ですが、パンフレットで久石さんも書いているように、1992年にリリースされたソロアルバム「My Lost City」は、同年に公開された宮崎駿監督映画作品「紅の豚」と同時期に制作されたものです。宮崎監督がいたく「My Lost City」を気に入って『紅の豚』に使いたいなんていう有名な話がありますが、久石さんご本人がパンフレットにもコメントで寄せているとおりですね。それだけに後半に演奏される「紅の豚」とリンクされている楽曲群でもありますし、その一方、大林宣彦監督作品で使われた楽曲も含まれており、「久石譲」「宮崎駿」「大林宣彦」のトライアングルが出来上がるアルバムが今作だろうと思います。

そんな曲だったため、古くからのファンである方に取っては(もちろんボクにとっても)、どのような構成になるのが注目される楽曲となりました。「組曲」みたいな形になるのか、チョイスされた数曲だけを演奏されることになるのか。

フルサイズで演奏されたかどうかまでは確認していませんが、構成としては「PROLOGUE」「漂流者~DRIFTING IN THE CITY」「JEALOUSY」「TWO OF US」「MADNESS」「WINTER DREAMS」「TANGO X.T.C.」「MY LOST CITY」の8曲が演奏されたと思います。11曲中8曲ですから、結構な割合の曲が含まれ、古いファンとしては大歓喜のラインナップとなりました。

PROLOGUE」はそれこそ、弦楽器の音色でこれから起こる物語の予感を想起させるような音色から始まり、そのまま「漂流者~DRIFTING IN THE CITY」で最初はバンドネオンの少し悲しげな音色のソロで入り、途中から弦楽器が後を追う感じで静かに盛り上がっていくという感じでしょうか。

ボクがバンドネオンの演奏を生で聴いたのはこのコンサートがおそらく初めてだったと思います。正直な感想を言うと、このユニークな音色は非常に良いなあと感じたものの、3階席の最後列で聴いている関係もあってか、小編成のチェンバーオーケストラの音圧と比較してしまうと、どうしても若干音のボリュームに弱さを感じてしまうところがところどころありました。早いパッセージを弾く場面はどうしてもオーケストラの音に負けてしまっているかなと。バンドネオンは大きな音が出来る楽器ではあるんですが、相手が悪いですよね。それと、楽譜のページをめくる時は、鍵盤をタッチする右手では無くて、左手でめくるんだなあと言うのを三浦さんの演奏を見てて分かったところでした。初めて遭遇する楽器は見てて楽しいですね。

続いて「JEALOUSY」に続きます。この曲はアルバムでもバンドネオンで演奏されていることもあり、バンドネオンとピアノの掛け合いの場面が印象的です。この曲のピアノの演奏は高橋ドレミさんの演奏でしたが、指揮の久石さんもノリノリでリズムを取ってらっしゃいました。曲が終わると久石さんは急いで指揮台からピアノの前に腰をかけられました。

TWO OF US」に曲が移ると、久石さんのピアノ伴奏で、三浦さんの切なげなバンドネオンの音色が響きます。それをサポートする弦楽器。この曲は大林宣彦監督の映画「ふたり」で有名な曲で、アルバムではチェロとピアノ、そしてバイオリンの音色が印象的なんですが、バンドネオンとピアノの掛け合いの後、ソロ・コンサートマスターの豊嶋泰嗣さんのソロ演奏に久石さんのピアノ伴奏が添えられていました。豊嶋さんのバイオリンソロも非常に素晴らしく、ホンの少し音の裏返りが入ってしまったものの綺麗な音色を奏でてくれました。その後、久石さんが指揮に戻られ、三浦さんのバンドネオン、豊嶋さんのバイオリンの音色を中心に奏でられ、途中、転調してさらに盛り上がりが加速し、曲のフィナーレを迎えました。

「TWO OF US」で盛り上がったため、客席の一部から拍手が起こってしまいました。この「My Lost City」ではやむを得ないことだとボクとしては思います。結構盛り上がる曲が多く、そもそも多くのお客さんはどの曲でこの楽曲群が終演するのかが分からないわけですし。長く久石ファンをやっている人は、『絶対に「My Lost City』で締めるだろう』という共通認識があったと勝手に思っているんですが、最近のファンの方はそもそもアルバム「My Lost City」が手に入らないわけですから(中古ではまだ販売されているものの…)、盛り上がって終わった曲ではどうしても拍手を送りたくなってしまうもの。仕方ないんだろうと思ってます。ただ、やはりソロアルバム「My Lost City」を配信でも良いので再発売していただきたい、ということを強く感じてしまうきっかけにはなってしまいますね。

間髪あって「MADNESS」の演奏となります。久石さんの指揮から、メロディラインを三浦さんのバンドネオンが奏でていきます。パンフレットに久石さんが先に書いているのですが、『「My Lost City」の中の曲としてレコーディングしたのですが宮崎さんがどうしても使いたい、ということで映画でも使用してます。だから今回は両作品(交響組曲「紅の豚」と「My Lost City」)で演奏します。』と書かれていたので、あらかじめ2つのバージョンがあるのだろうなと想定して聴いておりました。久石さんのパワフルなピアノでは無い「MADNESS」、色んな意味で非常に貴重な演奏を聴かせてもらったと思いました。ピアノがメインじゃない「MADNESS」はあまり聴くことが無いでしょうし。この曲のラストも盛り上がったので、やはり拍手が起こりました。当然ですよね、仕方ない。

ここで久石さん、指揮台から降りるそぶりをしてまた戻られていました。現地でもそんなそぶりをどこの曲かはもう忘れてしまいましたが何度か見かけました。構成が込み入っているため久石さんもちょっと勘違いされちゃうんでしょうか。

続いて、「WINTER DREAMS」です。アルバムによっては和訳された「冬の夢」とされる場合もあります。ソロアルバムでは藤原真理さんの奏でるチェロの音色と、久石さんのピアノの共演が非常に印象的ですが、三浦さんのバンドネオンが主役となり、途中で新日フィルの首席チェロ奏者の長谷川彰子さんのソロ、クラリネット副首席のマルコス・ペレス・ミランダさんのソロ、ホルンの首席奏者の日髙剛さんのソロと連なっていきます。

そして「TANGO X.T.C.」です。この曲は大林宣彦監督の「はるか、ノスタルジィ」のメインテーマとして使われている曲です。コンサートでも結構演奏される機会のあった曲なんですが、久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋のふらいすとーんさんの調べで、2012年以降演奏されていなかったとのことです。この曲、過去のコンサートで大幅にアレンジを変えたことが2度ほどあり、今回のアレンジはどのようになるのかなと注目していたんですが、アルバム「My Lost City」に準拠した、原点回帰のアレンジだったように思います。アルバムに収録されたものもバンドネオンが主役で、久石さんのピアノが伴奏する形でしたが、今回のピアノは新日フィルの高橋ドレミさんの演奏でした。

MY LOST CITY」では、久石さん、確か「TANGO X.T.C.」の最後、指揮を指揮台を降りながら締められて、サッとピアノ前に座り、冒頭、弦楽器の静かなハーモニーの中、力強いピアノを奏でられました。アルバムでもピアノのシンプルなメロディが印象的な曲ですが、その印象的な2、3フレーズを久石さん自ら奏でてくれました。途中からバンドネオンの音色も合わさり、エモーショナルな音色が繰り広げられていきます。最後は、バンドネオンと弦楽器の荘厳な音色で「My Lost City for Bandoneon and Chamber Orchestra」が締められていきました。

静かな曲の終わりで、拍手までにちょっとした間がありましたが、特に三浦さんの演奏に大きな拍手が送られていました。舞台下手に退場された後、もう一度登場されて盛大な拍手が送られてコンサート前半が終了しました。

そうそう。現地で、というより配信で見たときに少し気になったのは、バンドネオンの三浦さんがオーケストラとリズムを合わせようとするときに、指揮の久石さんではなくて左後方の方を向いている時があったように見えたんですが、どなたとリズムを合わせてたんでしょうね? 私の勘違い、あるいは見間違いかも知れませんが。ちょっと不思議に思っていました。

Intermission(休憩)

20分間の休憩を挟むこととなりましたが、ちょっと3階席が暑かったこともあり、3階にある北斎カフェでコーヒーを頂きました。なので、北斎の画がピンぼけして映っています。この日、結構利用されている方がいらっしゃって結構盛況していました。ちょっとした休憩にちょうど良いですね。お値段も確かコーヒーで500円だったと思います。公演によって値段が変わるかも知れませんが、今後、すみだトリフォニーホールで公演を楽しまれる方のご参考になれば。

定刻になる前に戻ってきて座席で後半を心待ちにしていたんですが、多くのお客さんが入っているため、スマホの電波が入りにくい(苦笑)。開演前は途中つながらなくなるほどでしたが、休憩中はなんとかつながり、コーヒーの写真とともに途中経過をお伝えしていました。

にしても楽しい時間って過ぎるのは早いですね。休憩時間もあっという間に過ぎて開演時刻となりました。

ミニマルミュージック

新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの皆さんがステージ上に戻ってきました。前半の「チェンバーオーケストラ」の配置から元に戻され、最初のフルオーケストラの配置に戻されていたと思います。チューニングが終わると、指揮棒を持った久石さんが盛大な拍手に迎えられて登場しました。

MKWAJU(ムクワジュ)」が久石さんの指揮で始まりました。この曲も2010年の「Asia Tour」以降、国内では演奏されていなかったようです。そもそも、2010年の年末にあった「Asia Tour」の記憶がありません… ブログで『個人的にはなかなか良かったなあ』なんてホンの少し触れているので行った記録はあるのですが、記憶がない(涙)。

久石さん個人の名前が初めて冠された最初のアルバムとして「MKWAJU(次作と区別するため“ムクワジュ・ファースト”と呼ばれることもあるようです)」が1981年にリリースされています。このアルバムは同じ音型を何度も繰り返しつつ、徐々にその音型がズレてくることで生まれる新たな変化を音楽として楽しむ音楽である「ミニマルミュージック」が収録されており、久石さんが全ての曲の作曲・プロデュースを手掛けたことで知られています。

ミニマル・ミュージックのルーツは、民族音楽を参考にアメリカで生まれた現代音楽のようですが、「ムクワジュ」はアフリカの熱帯に栽培されている「タマリンド」という樹を指すスワヒリ語だそうです。この曲は元々アフリカ民族音楽をベースにしながら、マリンバのために書かれた楽曲なんですが、出だしはマリンバ2台での演奏となりました。バスクラリネットがその後につづき、弦楽器や木管楽器などが追いかけ、少しずつメロディがズレていくものの、曲の盛り上がりとともに徐々にそのズレが少なくなってきて、大きなボリュームで楽曲が締めくくられています。

終曲とともに、ではなく、ほんの少しだけ間があってから会場から拍手が送られました。久石さんがマリンバを演奏されたお二人と、バスクラリネットを演奏したマルコス・ペレス・ミランダさんに拍手を求められ、会場からさらに盛大な拍手が送られました。

そして次の曲の演奏に向かうときに久石さんの動きがちょっと変なことに気づきました。3階席からも舞台下手(向かって左側)に顔を向けちょっとしたジェスチャーを送られたのが分かったのですが、そうするとスコアを手にした女性が久石さんの元へ。久石さんのスコアが譜面台に置かれていなかったようです。ただ、久石さんは全然動じておらず、スコアを受け取った時に、女性の方に向けて拍手を送られ、会場からも謎の拍手が(笑)。ちょっとした笑いに変えられていました。久石さんとしては「まったく。次は気をつけてよ!」と少し皮肉混じりの拍手だったのかも知れませんが。

そんなトラブルがあったものの次の曲「DA・MA・SHI・絵」が始まりました。元々はソロアルバム「α・BET・CITY」に収録されているシンセサイザーによる打ち込みされた5拍子のミニマルミュージックで、後年にアンサンブル(ソロアルバム「Shoot the Violist」に収録)や、サックス四重奏(映画「Quartet」サウンドトラックに収録)などで演奏されていますが、オーケストラ化されたのは1996年の東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催されたコンサート「PIANO STORIES II ~The Wind of Life~ Part 1 Orchestra Night」が初出だったようです。その後、時を経て2009年に発売されたソロアルバム『Minima_Rhythm』で音源として初収録されました。

ですので、1996年以降オーケストラアレンジされたものは何度か演奏されております。最近だと春先に開催された新日フィルさんの三重や埼玉での演奏会で演奏されているし、ボクも直近で聴いたのは仙台フィルと一緒に回った2019年のスプリングコンサートで聴いております。そこそこ久石さんの曲を聴いている方には耳馴染みのある曲であろうと思います。短いメロディが何度も繰り返されるうちに徐々に形を変えていく様を「だまし絵」と比喩したのだと思いますが、何度も音形が繰り返される形はやはり民族音楽の形式に近く、元々人間が持っているリズム感に即しているのかも知れません。ただ、5拍子ってなかなか自然なものではないような気もしますが。久石さん、それぞれのタイミングで的確な指示を出しながら5拍子を刻んでいきます。徐々に盛り上がっていくミニマルミュージック、「MKWAJU」もこの曲もボクも非常に好きな曲のうちの一つです。

Symphonic Suite Porco Rosso

曲が終わった後、ちょっとした配置変更がありました。マリンバを舞台後方に片付けて、シロフォン(木琴)の設置をしていたようですが、微調整に手間取っていて、位置決めが終わっていないのにチューニングが始まってしまい、3階席でその様子が見えていたボクにとっては間に合うのかなあとちょっと心配した記憶があります。チューニングが終わるとちょうどセッティングされていた方も退場され、いよいよ落ち着いた状態で本日のメインイベントが始まることになります。

交響組曲『紅の豚』」が始まるわけですが、冒頭にサウンドトラックからの曲構成を書き記しておこうと思います。紹介漏れをしている曲がある可能性がありますので、その際はご指摘いただけると助かります。

「帰らざる日々(ピアノソロ・冒頭部分のみ)」~「時代の風 -人が人でいられた時-」~「Flying boatmen」~「Fio-Seventeen」~「セリビア行進曲」~「Doom -雲の罠-」~「アドリアの海へ」~「Friend(後半部分)」~「Madness(狂気-飛翔-)」~「帰らざる日々(Jazz Ver.~変奏曲~ピアノソロ)」

…という構成だったのではないかと思います。間違いがありましたらご指摘ください。また、これ以降、曲説明の中で映画場面紹介をところどころ挟みますが、同じ曲を複数の場面で繰り返し使用していることもあるため、全ての場面説明を網羅しているわけではありませんのであらかじめご注意ください。

最初の「帰らざる日々」は久石さんがステージに向かって一礼をされ、ピアノの前に座り、出だしのワンフレーズを演奏された後、半身をオケに向けて「時代の風  -人が人でいられた時-」の指揮を始められながら指揮台に向かわれました。映画「紅の豚」では、マンマ・ユート団(キャプテンがひげ面の空賊)が民間旅客船を狙っている中、紅の豚であるポルコのところに助っ人の依頼が来て…という場面だったと思います。「(空賊)人質は丁寧に扱えよ!」「(女の子)大丈夫、みんなスイミングスクールの子だから!」なんて台詞が思い起こされますね。サントラと大きくアレンジの変更はなかったと思いますが、久石さんの指揮で強弱が強調された箇所がありました。

Flying boatmen」は、映画ではマンマ・ユート団がポルコにやられて、その腹いせに空賊連合がアメリカ野郎(カーチス)を連れて、豪華客船を襲撃する場面に使われた曲だったと思います。チューバの音色が印象的な印象的な曲です。途中ピッコロがフューチャーされた場面もありました。終盤で久石さんがバスドラムに向けて左手で指示をだしていたのが印象に残っています。

Fio-Seventeen」は、秘密警察を出し抜くため、ピッコロ社から新しい飛行艇に乗って飛び立つための準備をする中、飛行艇を設計したピッコロ社の設計主任で17歳の女の子フィオが勝手に着いてこようと準備しているため、ポルコが止める説得をする場面の曲です。サントラで途中出てくるマンドリンの音色はオーボエ首席の神農広樹さんのソロで表現されていました。なかなか素晴らしいソロだったと思います。

セリビア行進曲」は勇壮なマーチです。並び順が逆転してしまってますが、街中で大勢の人たちが戦車が走るなどのパレードを眺めている場面で、「陸(おか)は騒がしいな」と人がなにやらバカ騒ぎをしているさまを、脳天気なマーチで表現されているようです。「(銀行員)いかがでしょう? 愛国債券などをお求めになって民族に貢献されては?」「(ポルコ)そういうことはな、人間同士でやんな」なんて台詞が流れてくるところですね。やけに明るい曲で、映画上でも耳に付く曲です。

続く「Doom -雲の罠-」は、これも映画と較べると順番が変わりますが、空賊連合が豪華客船の襲撃に成功し、「次はお前だ。豚出てこい!」とポルコを挑発するものの、「俺は休暇だ」と調子の悪い飛行艇を飛ばすものの、アメリカ野郎のカーチスと出くわしてしまう直前で流れる、ちょっと不穏な雰囲気を醸し出す曲です。

アドリアの海へ」はピッコロ社から新しい飛行艇で飛び出した直後、美しい朝焼け空を見ながら流れてくる曲。「(フィオ)きれい。世界って本当にきれい」というひとりごとの台詞が印象的な場面です。メロディはサントラと同様、最初はクラリネット、続いてオーボエのソロが美しい音色を奏でており、3拍子のゆったりとした音色に耳を傾けながら、アドリア海の美しい景色が目に浮かぶようです。

Friend」は、戦友のフェラーリンと映画館で話をした後の帰り道で、偶然フィオが運転するトレーラーを見かけて乗り込み、後ろをつけていた秘密警察を巻く場面に流れる曲です。フェラーリンと会っていた場面の曲前半は使われず、後半だけ抜き出されていました。

そして、いよいよお待ちかねの「Madness(狂気-飛翔-)」です。「Friend」に続いてオケサウンドで「ジャン!」という音とともにスタート。「My Lost City」でも流れましたけど、今度はメインのメロディは久石さんのピアノです。ギリギリまで指揮をされていて、直前でピアノの前に着座する場面があって、見ているこちらとしては「間に合うか間に合わないか」で少しハラハラしながら見ていました。終盤ではピアノ前で指揮をされて、最後の「ジャン!」で左手グーパンチの指揮を格好良く決められていたんですが、楽曲が最高潮に盛り上がってしまって、会場から少し拍手が。これも仕方ないです。ここで終わっても良さそうですし。

久石さん、そのまま着座して「帰らざる日々」を自らピアノ演奏され始めました。この曲の冒頭は映画の場面というよりも、『久石譲in武道館』で披露されたジャステイストのピアノソロがベースになっていると思います。ピアノソロからオーケストラをバックにピアノコンチェルトの形で演奏が進んだあと転調して、トランペット首席奏者の山川永太郎さんがフリューゲルホルンでソロを吹かれていました。久石さんも演奏を聴いてノリながら指揮をされています。フリューゲルホルンのソロから、トランペット奏者の他の二人のソロがそれぞれ演奏され、また山川さんが今度はトランペットに持ち替えてソロを吹く流れとなり、ひとしきりのソロが終わったあと、「帰らざる日々」のメロディの変奏曲的なものが流れ、最後、久石さんがピアノの前に腰掛け、『久石譲in武道館』で披露された「紅の豚(帰らざる日々)」と同じような締め方をされました。

ラストのトランペットソロの皆さんに拍手を!という感じで手を向けられ、会場から盛大な拍手が送られつつ、新日フィルの皆さんを立たせ、久石さんがオーケストラを代表して一礼をし、舞台袖に一度下がられました。再度入場すると、オケの皆さんに一旦着席の指示。すると会場の拍手が止みそうになったので、久石さん、お客さんに向けて「拍手続けて!」と大きなジェスチャーで拍手の仕草をされたので、ちょっと笑いそうになりました。

この拍手の中、新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラで演奏された皆さんをセクションのソロとその他の奏者の皆さんを順繰り立たせて、本日の演奏を称えられ、会場からも大きな拍手が送られていました。

最後のストリングスセクションでコンマスの豊嶋さんと他の皆さんのご紹介が終わったあと、新日フィルの皆さんを再度全員起立させ、久石さんが客席に向かって深々と一礼をし、舞台袖に戻られると、サッと譜面立てやマイクなどを持ったスタッフの方が入場されピアノの脇に素早くセッティングをされ始めました。

ENCORE(アンコール)

セッティングが終わると程なくバンドネオンの三浦一馬さんと久石さんが入場されました。三浦さんに改めて拍手が送られ、会場に一礼をされています。久石さんがピアノの前に、その脇に三浦さんがバンドネオンを手に着座をされてアンコールが始まります。

三浦さんのTwitterで前日に掲載されていたので、アンコールでやるんだろうなと思っていたんですが(水曜日の時点でツイートが消されてますが…)、「One Summer’s Day (for Bandoneon and Piano)」が久石さんのピアノと三浦さんのバンドネオンの演奏で繰り広げられました。最初の出だしは久石さんのピアノ。「ポロロン」という音色だけで多くの方が『千と千尋の神隠しだ!』と分かるだけあって、配信では聞こえませんでしたが、会場内は声にならないざわめき、どよめきが耳に入りました。この曲が演奏されると思っていなかった方、多かったのでしょうね。ざわめきは一瞬で静まり、会場は久石さんのピアノの音色を奏でるだけの時間がホンの少しだけ流れていきます。攻守交代して、三浦さんのバンドネオンがメロディラインを、久石さんが伴奏を、ということを幾度か繰り返しながら、切ないバンドネオンの音色と、同じくらい切ないピアノの音色が重なっていきます。素晴らしいセッションだったと思います。

演奏後、バンドネオンの三浦さんに盛大な拍手が送られ、一度舞台袖に退場されましたが、カーテンコール的に三浦さんが再度舞台に戻られ、さらなる拍手を三浦さんが受けられていました。三浦さんが退場すると、また先ほどのスタッフの方が三浦さんの譜面台やマイクスタンドの撤去にかかります。撤去を終えてスタッフの方が舞台袖に戻るのと入れ替わるように、サーッと久石さんが舞台に再登場し、スタッフの退場が終わったやいなや、もう一曲のアンコールの指揮を始められました。

World Dreams」、当初はワールド・ドリーム・オーケストラプロジェクトの「式典序曲」用に製作された楽曲ですが、ここのところのワールド・ドリーム・オーケストラツアーではアンコールの締めに演奏されるのが「お決まり」となっており、この日の最後の曲も「World Dreams」となりました。

この曲もいくつかのパターンがありますが、直前に発売された「Symphonic Suite “Princess Mononoke”2021」に収録された「World Dreams 2021」と大きく変更はないものと思います。にしても、この曲もいろんな意味を持ち始めているなあと会場では感じていました。「ウクライナ情勢」しかり、「コロナ禍」しかり。元々、このプロジェクトが始まる時に作られた曲で、ニューヨークの9.11の時のようなことが起こらない世界を夢見て作られたこの曲は、おそらくその時々の「夢」をボクらに見せてくれるのかも知れません。

映画のサウンドトラックでも何でもない曲ではありますが、今回、「オーケストラ」で久石さんの楽曲を演奏しているわけで、アンコールの最後も「オーケストラ」で締めるのは当然といえば当然です。この曲では木管楽器、金管楽器が幕開けを告げ、その後チェロの荘厳な響きを聞かせてくれたあと、弦楽器隊のハーモニーが織りなされる。あまりにも時間が短く感じてしまい、あっという間に曲が終わってしまう感じがあり、いつの間にか曲の最後を迎え、チューブラーベルと弦楽器の音色がホール内に消えていってしまいました。

ホンの少しの間があった後、会場から割れんばかりの大きな拍手が起こったのは当然のことだったと思います。3階席から1、2階席の様子が全く見えなかったんですが、久石さんの反応から察するに直後からスタンディングオベーションをされていた方がいたんだろうなあ思います。フィルの首席奏者の方と肘タッチをして、改めて会場に一礼をされて久石さんが退場し、新日フィルの皆さんも退場となったのですが、拍手が鳴り止まなかったため、久石さんのコンマスの豊嶋さんが再登場されて挨拶に出てこられました。このタイミングで結構スタンディングオベーションされる方が増えたようです。配信を確認したら1階席はほとんど立たれていたようですね。2階、3階も結構立っている方が多かったです。そんなこんなで東京公演が終わってしまいました。

ちょっとした想い

ものすごく満足感のあるコンサートでした。「My Lost City」が今の時代に生で聴くことが出来ると思っていなかったので。それと連動した「交響組曲『紅の豚』」も良かったです。ただ、振り返って考えると、「紅の豚」は今回の交響組曲に入らなかった曲で良い曲が他にもあるのになあというのがちょっと心残りだったところです。

ジーナがアメリカ野郎のカーチスと庭で「私、いま賭けをしてるから。私がこの庭にいる時その人が訪ねてきたら今度こそ愛そうって賭けしてるの。でも、そのバカ、夜のお店にしか来ないわ。」と話していたら、ポルコの紅い飛行艇が挨拶代わりにエンジンを吹かしてやってくる場面で流れる「遠き時代を求めて」だったり、夜、フィオを相手にポルコが昔話をしていたときに流れていた「失われた魂」や、ラストのシーンで流れる「Porco e Bella」など、良いシーンに流れる良い曲なのにチョイスされなかったのがちょっと残念だなあと思いました。

ただ、「My Lost City」との連動性を考えると仕方ないのかなと思うところもあります。また、大林宣彦監督への追悼の意味も込められていたので、全体的なバランスを取っているのだろうなと思うところもあります。

個人的には「交響組曲『紅の豚』」と「My Lost City for Bandoneon and Chamber Orchestra」は対になる組曲になり得る存在なのだろうと思います。ですので、音源化する際は、是非とも両方ともセットで1枚に収めて欲しいと願うところです。今、だいたいの曲の長さを確認したら、「My Lost City for Bandoneon and Chamber Orchestra」は25分くらい、「交響組曲『紅の豚』」は21分(実は「My Lost City」の方が長かったことに今気づいてビックリしてますが…笑)。セットで良いボリュームです。そこに大林宣彦監督への追悼の意味を込めて「水の旅人」「FOR YOU」を入れたら完璧なんじゃないでしょうか。

また、コンサートツアー中に構成が変わってくることって良くあるんですが、今回もあったようです。久石さんのピアノがバイオリンソロに変わったり、ちょっとアレンジに工夫が施されたり。その会場ごとに雰囲気も違えば、パフォーマンスも異なるわけで、可能であれば他の会場も訪れてみたかったところではありますが、今回は断念して、行ってきた方の土産話を楽しく聞かせてもらうことにします。

そんなこんなでここまで読んでいただいた方、お疲れ様でした。拙い文章で大変恐縮でございます。当日の記憶がほとんど残っていないことと、どうしてもライブ配信をアーカイブで観れてしまうため、そちらを確認しながら執筆していることも多く、どうしても記憶が映像に引っ張られてしまうため、曲目をなぞっただけのレポートになってしまったことは否めません。ただ、最近、記憶が完全になくなってしまっているコンサートも多く、自分で備忘録的につけて、思い返すための「レポート」って重要なんだなあと再認識している今日この頃でございます。

そんなレポートでありますが、また次回、コンサートがあったときには書きたいと思いますので、その時までごきげんよう。

2022.07.29 21:30 掲載
2022.07.30 09:40 一部修正
2022.07.30 23:25 一部修正
2022.07.31 21:00 リンク追加
2022.08.04 21:35 曲名修正、リンク追加

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ショー
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4件のコメント

  • はじめまして。
    東京公演のレポート興味深く拝読させていただきました。
    順を追って詳しく書かれていて先日の公演が脳内で再現され感動が蘇りました!
    ミニマル・ミュージックは曲があまり記憶になく、解説とても参考になりました。
    一点だけ、舞台向かって右側ピアノの横にあったのはチェンバロではなくチェレスタだったかな、と思いました。(チェ…と打つと変換予測に両方出るので変換違いかもと思いつつ)
    久石譲さんへの深い想い溢れる素敵なレポート読ませていただきありがとうございました。

  • …ぐぁ! ご指摘ありがとうございます!
    変換違いではなく、そもそもチェレスタとチェンバロがごちゃごちゃになってました。
    実はクラシック知識はそんな持ち合わせていないのでいろいろ不安ですが…(汗)
    後で修正しておきますね。

    • 通りすがりに差し出がましく些細なことをつついてしまって。
      寛大なお返事、恐縮です。
      本当に何度も聴きに行きたくなる素敵なコンサートでしたね。
      私も久しぶりの久石譲さんの生オケで、無言で感涙に咽び泣いておりました。
      ディスクとスコアが発売されたら絶対に購入しようと思っております。
      また色々教えていただけましたら幸いです。

  • いえいえ、教えていただいてありがたいのが正直なところです。
    これからもWDOに限らず、他のコンサートシリーズ(「Future Orchestra Classics)」などもやってますので、ご興味があったら聴いてみてくださいね!

2件のピンバック

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