熊木杏里「生きるとは」発売だヨ!全員集合 ライブ備忘録(2025.2.11)
※注意 ○このライブレポート(備忘録)は記憶をたぐりながら書いていったものであり、記憶が抜け飛んでいるところなどについては、脚色を施している可能性がありますので、完全なライブレポートではないことをご了解下さい。 〇音楽的な知識はあまりありませんので、誤ったことを言っていることがあります。その辺は気を付けながら(?)お読みください。 ○もし間違いを見つけたり、補記できる項目があれば、コメント欄で書いてもらえると嬉しいです。 |
日時 | 2025年2月11日(火・祝) 開場:18:00/開演:18:30 |
会場 | 渋谷・7th FLOOR |
チケット | 全席自由:7,700円(税込)+ ワンドリンク(600円) |
出演者 | Vocal & Piano 熊木杏里 Drums & Cajon 岩丸正 |
その他 | 主催:SOGO TOKYO 企画・制作:ワーナーミュージック・ジャパン 後援:ヤマハミュージックコミュニケーションズ |
曲目
地球から愛はなくならない
どれくらい? (アルバム「人と時」より)
小さな部屋
一度死んだぼくら
働き蟻
海と海月
二色の奏で (アルバム「殺風景」より)
名前のない雨降り
牛乳サンキュー
春隣 (アルバム「ひとヒナタ」より)
君 (シングル「流星」より)
生きるとは
それぞれ (アルバム「風の中の行進」より)
アンコール
Hello, Goodbye & Hello (ミニアルバム「and… Life」より)
(リクエスト)
夢のある喫茶店(Short Ver.) (アルバム「無から出た錆」より)
hotline(Short Ver.) (ミニアルバム「and… Life」より)
朝日の誓い(Short Ver.) (アルバム「私は私をあとにして」より)
美しかったもの
※説明書きの無い曲はニューアルバム「生きるとは」からのものです。また、シングルとアルバムそれぞれ収録されている曲はアルバムを優先としました。
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今年初ライブ!
実は、この熊木さんのライブ『「生きるとは」発売だヨ!全員集合』が、ボク自身、2025年初めてのライブ・コンサートとなりました。ひとまず箇条書き的にいろいろと書いていきます。
ここ「7th FLOOR」で参加している熊木さんのライブでは、入場は整理番号制で、開場時間になると整理番号1番から順に呼ばれて、順次、会場となる7階へ行くエレベーターに乗って向かうというスタイルです。エレベーターには定員5人しか乗れないためピストン輸送となるため、ボクが参加した夜の部では、やはり開演時間が少し遅くなったように記憶してます。(このやり方だと30分では開演できないのではないかと思っちゃうんですけどね…)
「7th FLOOR」のベランダでグッズ販売を女性お二方で対応されていたんですが、すごく寒そうでした… 最初は買うつもりが無かったんですが、買っていないDVDがあったのでせっかくなので購入しました。そうそう。家に帰ってきてDVDのおまけのブックレットを見たら熊木さんのサインだけではなく、ドラムの岩丸正さんのサインも書かれてました! ちょっとビックリ!
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会場は相変わらずぎゅうぎゅう詰めでした。ボクは申し込みがギリギリだったので、会場向かって左側の端っこの方で背もたれの無い席が空いていたので、ジンジャエールを飲みながらライブを楽しませていただきました。
定刻を少し過ぎてから、会場後方から熊木さんとドラムの岩丸さんがステージに登場しました。熊木さんは格子柄の緑色のベストに白い襟付きワンピース。岩丸さんはスカイブルーのちょっと大きめのワイシャツを着られてました。(下に貼り付けたXのポストを見てもらえれば分かるかと。)
熊木さんのボーカルとピアノ、そして岩丸さんのドラムっていう構成ってこれまであまりなかったように思います。以前にベースの森田晃平さんが加わったトリオで演奏したことはありましたとは思いますが。珍しい組み合わせでしたが、岩丸さんのドラムやらカホンの演奏がすごく優しくて良かったです。曲によってはドラムスティックをナイロン毛(っていうのかな?)のものに持ち替えて本当に優しいドラムだったり、カホン(英語でCajonって言うの、さっき調べて初めて知りました…笑)も良い音色だし。安心して聴けました。
お二人のトーク
熊木さんと岩丸さんとのお話も、2~3曲歌って、お二人のおしゃべりが挟まれるんですが、岩丸さんのお話には、優しい人柄と、あまり深刻にならない明るさ(って言ったらちょっと失礼かな?)があって、暗い話題を話していてもそんなに雰囲気が暗くならないように感じておりました。
「小さな部屋」を歌う前に、熊木さんの友人の息子さんが受験に失敗して部屋から出て来れなくなってしまったというちょっと難しい話をされてるんですが、それもそんなに暗くならない感じで返している岩丸さんっていうトークのキャッチボールをされていたように感じます。このライブの際、それまで外に出られなかったこの息子さん、部屋からようやく出られるようになったなんて話をされて、会場のお客さんから拍手が送られてましたね。
そうそう。途中で、去年のライブなどに来ていただいた武田鉄矢さんの話になって、岩丸さんが「まるちゃん」と呼ばれているので、武田さんに「マルちゃん」と言ってほしかったね、って話をしてました。「マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき!」ってやつ、若い人は分からないかも知れませんが…(苦笑)
さらに、熊木さん、これまで公にしていなかったようですが、マルチーズ(だったかな?)を飼い始めたという話をしていました。動物苦手なのに(苦笑)。岩丸さんから{なんで?」って突っ込まれていたように記憶してますが、犬を見に行って、雰囲気がフランシスコ・ザビエルに似ていて、勝手に名前を「ザビエル」って付けてしまって、結局は自宅に迎え入れてしまったなんて話をしてました。ただ、「もう駄目だ」って親に引き取ってもらう可能性も残っていたからインスタとかにもずっと触れないでいたと…(苦笑)
「牛乳サンキュー」の後には、岩丸さんがおもむろに牛乳瓶を手にして、ふた口くらい牛乳を飲むというパフォーマンスをして会場から拍手が送られていましたが、あまり牛乳はお好きではないという…(笑) 昼の部でも飲んでいたそうで(笑)、この日2本目。牛乳ではなく「ビール」が良いとおっしゃってました。
この時に言ったか忘れてしまったんですが、良い話だなあと思ったのが、熊木さんが岩丸さんへ「マルちゃんの『生きるとは?』」を聞いたら『誰かの音楽の一部になること』とおっしゃっていて、自分が主役になるのではなくて寄り添う曲になるっていうのは、なかなかできることではないよなあと。そんな良いことを言っておいて、実は『ビールを飲むこと』も岩丸さんのもう一方の『生きるとは』だと言っていました(笑)。
ちょっと曲の話に戻って…
セットリストを見ていただいて分かるように、アルバム「生きるとは」の発売イベントなので、基本的にはアルバム「生きるとは」からのチョイスで、個人的には「働き蟻」「生きるとは」が変わらず好きです。
で、どの曲がどうだったかまではハッキリ覚えていませんが、アルバム「生きるとは」の曲は打ち込み音源を用意している曲が多めで、岩丸さんが有線イヤホンを耳にして、音源とタイミングを合わせてドラムのリズムを作り出しているようでした。そしてスコアは岩丸さんはデジタル(iPadかな?)で、熊木さんは紙でしたね。
…曲の話をしてないな(苦笑)。「生きるとは」からではない曲で気になったのは個人的には「君」でしょうか。アルバムにはたぶん収録されておらず(今、検索して気づいた)、シングル「流星」の最後の3曲目に収録されているですが、すごく優しいメロディと熊木さんの歌声がマッチしていて好きで、生で聴けて嬉しかったですね。
それと個人的に気になったのはアンコール前の最後の曲が「それぞれ」だったこと。曲間のMCの話題が「生きること」に結構触れていたので、プログラム上の最後の曲は「生きること」かなあと思ったんですが、ちょっと想定外でした。
そうそう。この日の熊木さんが曲が終了する場面で、ドラムの岩丸さんとタイミングを合わせるため、熊木さん本人が指揮者になるスタイルで右手、曲に寄っては両手をキュッと締めて音を止めるジェスチャーをされていたのが個人的には惹かれました。指揮をしてみたい(笑)。
アンコール
アンコール最初の「Hello, Goodbye & Hello」は熊木さん一人でピアノ弾き語りとなりました。歌い始める前に「この曲で初めて知ってくれた方もいるかと思いますが…」なんて説明があったので、どの曲かなと思って聴き始めたんですが、個人的にはちょっと意外なチョイスでした。「Hello, Goodbye & Hello」を聴きながら、また新海誠監督とのコラボレーションがないかなあなんて勝手に思ってました。
アンコールが1曲終わったタイミングだったと思いますが、熊木さんがスタッフから預かってたメモを取り出し、「昼の部の時はまだ決まってませんでしたが、今年8月3日、この7th FLOORでライブを実施することが決定しました!」との大発表がありました! 夏にまたライブがあるのは嬉しい! …けど、他のコンサートと被ったりしないかがちょっと気になる時期ではあるんですが、楽しみが増えましたね。
その後、会場の皆さんからのリクエストからいくつか歌うというお話になり、熊木さんが楽譜をいろいろ楽譜立てに用意し、その一部は市販の楽譜なんかも入っていました。最近のイベントではアンコールをリクエストで実施するってのをやっていたのかな?(奥華子さんとのツーマンやインストアライブには行ってなかったので…) せっかくの機会ではあったんですが、残念ながら声を出すことが出来ませんでした…(涙) ボクとしては「飾りのない明日」をリクエストしたかったんですが… 8月のライブの時には「飾りのない明日」を是非とも! 声を出したい!
リクエストで歌ってもらえたのは「夢のある喫茶店」「hotline」「朝日の誓い」の3曲。「夢のある喫茶店」はあまりライブで歌われないので貴重な歌だったと思います。「hotline」は、風とロックでは結構生で聴かせていただく機会が多く、ボクとしてはなじみのある一曲でした。「朝日の誓い」もなんか懐かしかったなあ。この辺りの時期の曲はCMなどのタイアップが多かった、というかアルバムの収録曲すべてが何らかのタイアップがされていたなんて時もありましたもんね。そういえば「羽」なんかもリクエストされていた方がいましたね。熊木さん、「楽譜を用意してなくて…」なんて言ってたかなと思います。
リクエストにずっと応えているとライブが終わらなくなってしまうってことで、ドラムの岩丸正さんを改めて呼ばれて締めようとしたんですが、この時に岩丸さんの手には緑色の缶ビールが2つ。1つを熊木さんに渡して、ステージで飲んじゃおうという算段(笑)。せっかくなんでということで、お客さんと一緒に「かんぱーい!」とやって、グピッとお二人ともビールを飲まれていました。
その勢い(?)でアルバム「生きるとは」で歌っていなかった「美しかったもの」を最後に、ちょっとほろ酔いで歌われてライブが終了となりましたが、ちょっとお酒が入ったからか少し歌詞を間違えちゃったのか、ちょっと失敗しちゃったようなお話をされていたと思います。ボクには全然分かりませんでしたが。確か他の曲(前半の曲だったと思う)でも口が回らなくてちゃんと歌えなかったなんてことも言ってたなあ…
この日のライブは二人のトークライブ的なライブだったなあという印象を持ちました。雰囲気が良くって楽しかったです。ライブ終了後、ステージ上を何枚か思い出のために写真を撮ってたりしました。良い雰囲気のライブハウスでしたね。この100人くらいのキャパのライブハウスは距離も近くてよいですよね。確か「牛乳サンキュー」で熊木さん、有線マイクの線を調整してもらいながら、近くまで来てくれましたしね。
そんなこんなで日帰りで渋谷 7th Floorの『「生きるとは」発売だヨ!全員集合』を楽しませていただきました! 備忘録的に書いてしまったので読みづらいとは思いますが、少しでも雰囲気を伝わってくれたら嬉しいです。ライブ、コンサートは、近年記憶に残らなくなってしまったので、こうしてレポートに残すようにしてます。また、次回もレポートを書いていこうと思いますので、またの機会にお会いしましょう。
2025.02.14 01:15 掲載
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