新日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉コンサートマスター（2025年1月時点）を務めている、豊嶋泰嗣（とよしま　やすし）さんです。

2024年に亡くなられた指揮者の小澤征爾さんからの信頼が厚く、サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管でもコンサートマスターを務めています。

また、久石さんが新日本フィルハーモニー交響楽団とともに立ち上げた新日フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ（W.D.O.）でコンサートマスターを務めることが多く、久石さんからの信頼も厚いところです。（W.D.O.は現在休止中。）

ボクも、久石さんのコンサートでよくバイオリンソロを聴かせていただきましたが、ものすごく綺麗な音色を奏でていて、久石さんの楽曲でこれ以上の演奏をされる方がいるのであろうか、と思わせてしまうほど、すごく心地よい演奏だったことが強く記憶に刻まれています。

また、クラシック界においても、各オーケストラのコンサートマスターや首席奏者が集まって演奏される「サイトウ・キネン・オーケストラ」でもコンサートマスターを務められるなど、豊嶋さんの演奏の評価は高いと思います。