ドラゴンクエストコンサート 音楽は心のタイムマシーン! オーケストラで奏でる~ドラゴンクエストの世界~(2024.12.22)備忘録

今年の締めくくりのコンサートになったドラゴンクエストセレクションコンサート。

覚えていることを書きなぐるだけ書きなぐっておきます(苦笑)。

○このコンサートレポート(備忘録)は記憶をたぐりながら書いていったものであり、記憶が抜け飛んでいるところなどについては、脚色を施している可能性がありますので、完全なコンサートレポートではないことをご了解下さい。
○もし間違いを見つけたり、補記できる項目があれば、コメント欄で書いてもらえると嬉しいです。
日時2024年(令和6年)12月22日(日) 15時から(開場 14:00/開演 15:00)
会場郡山・けんしん郡山文化センター 大ホール(郡山市民文化センター)
チケット全席指定 一般5,000円 高校生以下2,500円 B席4,000円(全て税込)
出演者指揮とお話 垣内悠希
管弦楽 山形交響楽団/コンサートマスター 髙橋和貴
その他主催:公益財団法人郡山市文化・学び振興公社(郡山市民文化センター指定管理者)
後援:福島民報社/福島民友新聞社/福島テレビ/福島中央テレビ/福島放送/テレビユー福島/ラジオ福島/ふくしまFM/郡山コミュニティ放送
協力:株式会社スクウェア・エニックス/スギヤマ工房

曲目

第一部
・序曲XI
・街の人々(I)
・王宮のトランペット(V)
・冒険の旅(III)
・空飛ぶ鯨(XI)
・海図を広げて(IV)
・失われた世界~足どりも軽やかに(VII)
・戦火を交えて~不死身の敵に挑む(V)
・結婚ワルツ(V)

休憩 Intermission 15分

《第二部》
・天の祈り(IX)
・風雅の都~五十魔塔(X)
・広い世界へ~大平原のテーマ(VIII)
・エレジー~不思議のほこら(IV)
・エーゲ海に船出して(VI)
・戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦(III)
・過ぎ去りし時を求めて(XI)

《アンコール》
・時の子守唄(VI)
・ロトのマーチ(III)

今年締めくくりのコンサート

そう。今年最後に訪れたコンサートとなりました。今年は去年に比べて3つ多い11のコンサート、ライブなどに参加できました。8月はすごく過密スケジュールだったりしましたが、今年の最後はドラゴンクエストで見納めです。

・文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験事業っていうのを実施していて、小学生以上18歳以下の159名を無料鑑賞招待をされていたようで、受付で結構長い列を作っていました。子どもたちにオーケストラに触れるいい機会になったのではないかと思います。

・垣内悠希さんの指揮は初めての鑑賞になりますが、結構恰幅の良い方なんですね(苦笑)。背も高く、ちょっとがっちりとした体形の方でした。指揮自体は、左手でいろいろ表現をされる方で、力強い曲は結構パワフルになるときもありますが、どちらかというと優雅に指揮をされる感じの方なのかなと個人的には思いました。

・山形交響楽団の皆さんが入場を始めると会場から拍手が送られました。第二部が始まるときも同様。郡山市のみなさんの歓迎ぶりがうかがえます。そうそう。コンマスは髙橋和貴さん(ソロ・コンサートマスター)でしたが、4月のやまぎん県民ホールの公演の時もそうでしたが、主席コンサートマスターの犬伏亜里さん、コンサートマスターの平澤海里さんも加わって3名体制での豪華な布陣となっておりました。

・そうそう。チューニングの時にトランペットの方が一度舞台下手に戻ってトランペットを手に再入場されてました。確か「王宮のトランペット」ってピッコロトランペットを使っていたはずなので、片方持ってくるのを忘れてしまった(通常のトランペットとピッコロトランペットの2つを持ってこないと…)のかな?

・「序曲XI」の演奏の後、指揮の垣内さんがマイクを持って少しお話されましたが、今回はドラクエIからXIよりセレクションでお送りすること、雪が降っている寒い中の開催となったが、ドラクエの曲で心を温めて帰ってほしいということをお話されて、次の曲に移られていました。

・この日は、セレクションで区切りが無いためもあって、1曲ごとに拍手が送られていました。

・「王宮のトランペット」「冒険の旅」とか、トランペットが目立つ曲が続いたんですが、結構トランペットの方が頑張っていた印象があります。気持ち良いハイトーンを聴かせてもらいました。最近はドラクエ3のリメイクをやっているので、「冒険の旅」は最近は耳に馴染んでいるんですが、改めて「おおっ! ゲームと同じだ!」と感じました(笑)。

・そうそう、ボクの席は8列目の右の方だったんですが、どの曲でかは忘れてしまったんですけど、結構コントラバスの音色が届きやすい場所で「良いなあ」と思いながらコントラバスの音色に聞き入っていました。第一バイオリンの音なども比較的聴こえやすい場所だったかな。でも、郡山文化センターはなんとなく頭の上を音が抜けていっているイメージがするんですよね… 直接音が身体に来ていないような気がするというか。感覚的なものなので、人によって違うと思いますが。

・「海図を広げて」と第二部の「エーゲ海に船出して」の海の2曲は優雅で良かったなあと感じました。この2曲は結構好きなんです。IVの曲は個人的に思い入れもあるし。

・基本的には都響さんやこれまでの山響さんの演奏とは違いはそんなになかったんですが、ちょっとした違いを感じたのは「戦火を交えて~不死身の敵に挑む」。ちょうど中間部のところなんですが、「戦火を交えて」の終わりのところでいったん曲が止まった感じがあって、中間部はすごくテンポを遅く演奏して、「不死身の敵に挑む」とのテンポの違い、コントラストを強く出していたのが印象に残ってます。

・ついでに行っちゃうと第二部の「戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦」も、同じように中間部の「アレフガルドにて」をものすごくテンポを遅くして「勇者の挑戦」とのコントラストを出していたように感じます。そして、垣内さんの指揮がすごく力強い。戦闘曲やエンディングの盛り上がるところはすごく力強い指揮が印象的というか、その他の曲が基本的に優雅に指揮されているので、こちらもコントラストがハッキリしてました。

・そうそう。「アレフガルドにて」もそうだし、「エーゲ海に船出して」もそうでしたけど、ハープが結構活躍する曲が多かったイメージがあります。

・「天の祈り」を聞いていた時は、実はドラゴンクエスト・モンスターズ 2の「天空の世界」っていう曲が初出だったんだっけなあ、なんていうのを思い起こしながら聴いてました。ちょうどドラクエIXで雰囲気があって、本編に昇格した曲です。

・「風雅の都~五十魔塔」は、改めてオーケストラで雅楽が聴けるっていうのは面白いなあという感じですよね。で、この曲、振り返ったら本邦初演だった2012年8月以来、久しぶりに生で聴きました。12年ぶりだったのか。時間の流れは速い。

・実はこの日のプログラムを見て、「あれ? IIからの曲がないじゃん!」って一瞬思ってしまったんですが、見落としてました。「過ぎ去りし時を求めて」は、IからIIIまでの名曲を詰め込んだような曲だったことをすっかり忘れていました(苦笑)。名曲が詰め込まれすぎて、途中で流れた「おおぞらをとぶ」が終わったところで、客席の一部から拍手が発生してしまいました。間違えちゃいますよね…

・そんなこともあり、アンコールでIIの曲でもやるのかな、と思ったんですが違いました。垣内さんがマイクを持たれ、「最後に1曲、演奏したいと思います」と話され、VIのエンディング曲「時の子守唄」が演奏されました。二週間前の宮城公演がVIだったんですね。なるほど。そういえば、8月の都響のドラクエコンサートもアンコールがこの曲でした。アンコールでやりやすい曲なのかも知れませんね。

・そんなこんなでカーテンコールだったわけなんですが、恒例のごとく、オーケストラの演奏者の皆さんを称えるようにそれぞれのセクションに拍手を送ってもらうようにアクションを取って、最後に全員に起立を求めて、会場から拍手を受けるわけですが、その後、舞台袖を二度ほど行き来したんですが、サッと指揮台に乗って指揮棒を取り、指揮を執り始めました。「ロトのマーチ」です。最後の最後でおまけに、リメイクされたドラクエ3の序曲を演奏してくれました。ショートバージョンということで、繰り返しなしの形でしたが、最後に序曲で締めくくられるのはすごく嬉しかったです。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

あまり時間がないと思うので、とりあえず箇条書きで思い出せる範囲で書きなぐりました。

2024年の締めくくりを良い感じに行わせて頂けてすごく嬉しいです。

でも新たな悩みもあります。3月下旬に都響さんが郡山でドラクエVを演奏しにくること。平日なんだよなあ… 休み取れるだろうか。それと4月29日の山形のコンサート。ドラクエXは先ほど言ったように通して聴いたのは2012年のみ。聴いてみたいけど、休みが飛んでいるんだよなあ…どうしよう。

なんてことを考えながら、ひきつづきすぎやまこういち先生のドラゴンクエストの音楽を楽しんでいきたいと思います。

中途半端なレポートではありますが、ちょっとした記録として残しておきます。もしかしたら後でツイートとか写真を追加するかも知れません。

2024.12.23 01:00 掲載

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