風とロック CARAVAN福島 at 鏡石町健康福祉センター「ほがらかん」(2024.11.2)

※注意
○このライブレポート(備忘録)は記憶をたぐりながら書いていったものであり、記憶が抜け飛んでいるところなどについては、脚色を施している可能性がありますので、完全なライブレポートではないことをご了解下さい。
〇音楽的な知識はあまりありませんので、誤ったことを言っていることがあります。その辺は気を付けながら(?)お読みください。
○もし間違いを見つけたり、補記できる項目があれば、コメント欄で書いてもらえると嬉しいです。
日時2024年11月2日(土) 開場:12:30/開演:13:00
会場福島県鏡石町・鏡石町健康福祉センター「ほがらかん」
チケット無料
出演者出演(ライブ部分)
パーソナリティ 箭内道彦
ゲスト スネオヘアー、熊木杏里、松田晋二
(番組終了後のおかわりタイムに藤井敬之(音速ライン)が参加)
その他特別協賛:かんのや、大清プロダクション、ランドセルの榮伸
後援:鏡石町

曲目

(熊木さん出演部)
誕生日(作詞 熊木杏里/作曲 熊木杏里)
祖母と二人で(作詞 熊木杏里/作曲 熊木杏里)
hotline(作詞 箭内道彦/作曲 箭内道彦)
生きるとは(作詞 熊木杏里※/作曲 熊木杏里※)
 ※発売前のため正確ではないかも知れませんが、ご本人の作詞作曲かと思います。

(スネオヘアーさん出演部)
ゴメンナサイ。分かりませんでした。

(おかわりタイム:放送後)
?(スネオヘアーさん)
hotline(藤井さん、松田さん、熊木さん3人で)
hotline(箭内さんのギターをメインに、藤井さん、松田さん、熊木さん4人で)
がんばります(熊木杏里さん)

西田敏行さんを偲ぶ

ライブパートの前に、先日亡くなられた郡山出身の西田敏行さんが、2011年9月に開催された「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追@郡山」に出演された時の音源が流されました。西田さんは「3.11以前よりさらに復興し素晴らしい福島になるために頑張ろう!」と、故郷福島に思いを強くされているのが分かる音源で、すごく心に沁みました。箭内さんの表現で、元々福島県の人たちの心にぽっかり穴が空いていたのを、西田さんが埋めてくれていたんじゃないかっていうのをちょっと涙声になりながら、おっしゃっていて、すごく沁みました。

ちなみに、西田さんの名曲「もしもピアノが弾けたなら」と、震災後に作詞を秋元康さんに担当してもらった「あの街に生まれて」が流されました。どちらも良い曲です。

熊木さんパート

西田さんのライブとコメントの後、引き続きライブパートに移ります。ちょうどラジオ福島で放送されているのを聴きながら、覚えていることを書きなぐっていきます。

ステージ中央にデジタルピアノが用意され、熊木さんが登場してきました。熊木さんは髪の毛をおそらくピンク色(赤系)に染めていて、ピンクのスカジャンみたいなものを羽織って白いシャツとシルクっぽいホワイトのズボン(ジャージっぽい?)を着てらっしゃいました。

そうそう。箭内さんとゲスト3名のみなさん、鏡石町の白河ラーメンの有名店「うさぎ」に一緒にラーメンを食べられたというエピソードを楽しそうにお話されていました。

そんな話をしつつ「誕生日」をピアノ弾き語りで披露されました。「誕生日」は、旦那さんのお父さん、お母さんから歌ってほしいとよくリクエストされるそうですが、実はちょっと恥ずかしくて歌いずらいなんて心持ちを白状されていました。

その後、おばあちゃんとの思い出を語られて、お母さんの方のおばあちゃんは施設に入られて、お父さんの方のおばあちゃんは先日亡くなられたそうですが98歳だったとのこと。そんなことを触れられつつ、そんな思い出が詰まった「祖母と二人で」を同じくピアノ弾き語りで披露されました。アルバム「無から出た錆」からの曲で、すごく好きなアルバムです。

hotline」は先にゆべしスが先に歌っていて、ボーカルがTHE BACK HORNの松田さんが歌っていたわけですが、箭内さんが「震災後、訳が分からなくなっていた時に『hotline』を女性の方が歌ったのを聴きたくなってしまって熊木さんにオファーした」っていうことをお話されていたのを覚えています。この「hotline」は思い入れの強い曲のようで、実はこの日、ゆべしスの松田さん、音速ラインの藤井さん(番組には出演していないけど)、そして熊木さんという「hotline」を歌った方が揃い踏みしているという状況なのは、なんか良いですよね。

生きるとは」の演奏の際のエピソードで、前回(風とロック CARAVAN福島 at 西郷村文化センター(2024.3.16))の際に思いついて、戻った後にすぐに曲を作ったなんてことをおっしゃっていました。「生きるとは」が風とロック CARAVAN福島から生まれたと言っても過言ではないかも知れません。そっか、音速ライン・藤井さんの「生きてくことは」と雰囲気が似ているし、藤井さんの影響もあったのかな? 8月に行われた渋谷・7th FLOORで一度聴かせていただいているんですが、やっぱりこの「生きるとは」はなかなか特別な感じのある曲です。素直な良い曲だと思います。早くアルバム聴きたいです! 11月27日に発売です!

今回は親族、旦那さんの従妹の方が花束をお持ちになって、熊木さんに贈呈されるなんて一幕も。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

スネオヘアーさんパート

引き続きスネオヘアーさんの演奏となりますが、「西田さんの歌があって、熊木さんの素晴らしい歌があってその後はすごくやりづらい! 先にやらせてくれ!」と箭内さんにちょっと恨み節も話されつつ(苦笑)。

スネオヘアーさんの歌はちょっと存じ上げないので話せないんですが、スネオヘアーさんは弾きづらいと言われるギターを操られつつ、すごくボーカルが良いです。きれいな通る声でらっしゃいました。足元でスイッチが幾つか用意されていて、スイッチを操作して、ボーカルのハモリを入れたりとか、実は結構高度なことをされてらっしゃいました。

演奏中気になったのは足元でスイッチを押されているので、ギターを弾くのに足を組まれているんだけど、足をほどいたり組んだりとすごく足が忙しかったのがちょっと気になってました。もう一つ気になったのは、ピック。演奏中にピックを使った演奏からピック無し(手だけ)の演奏に切り替えをされるため、ピックを下にワザと落とされるのを何度か見て、譜面台に予備のピックが用意されていたんですが、最初の曲の時に譜面台が傾いてきてしまって、おそらくその予備のピックをうまくつかめなくて途中演奏がホンの少しの間だけ止まってしまうというハプニングなのか、ちょっとした間と言って良いのか、そんなのがありました。

気になるのはありましたけど、パフォーマンスは素晴らしかったと思います。強いギターの音色、同じく力強いボーカルに聞き入ってました!

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

おかわりタイム

番組的にはスネオヘアーさんの演奏でギリギリになって、ちょっとだけの締めっていう感じになっちゃって、番組終了後の「おかわりタイム」となりました。

引き続き、スネオヘアーさんが1曲歌われました。曲名はゴメンナサイ。やはり分からず。

続いてTHE BACK HORNの松田晋二さんと音速ラインの藤井敬之さんが「hotline」を歌って、熊木さんがピアノ伴奏をするような流れになったんですが、松田さんのメロディが結構怪しくて(苦笑)、曲をよく覚えてらっしゃらない感じでした(笑)。何度かやり直して、熊木さんもアシストで歌いながら、3人バージョンの「hotline」を披露されました。

その後、藤井さんと熊木さんで1曲ということになったんですが、藤井さんが思いついたたくらみを口にされて「繰り返しになっちゃうけど、『hotline』を熊木さんのハモリたい」と話され、さらに「(目の前にあるスネオヘアーさんのギターを目にして)箭内さんがこの曲をギターで作曲されているから、箭内さんのギター演奏で『hotline』をやりたい」ということになり、そこに松田さんも加わって、箭内さんのギターと、熊木・藤井・松田のhotline3ボーカルでの演奏となりました。

これが箭内さんのギターがものすごく気合が入っていて凄かったです。それぞれの立場での「hotline」が交じり合って、なんか理由は言えないんですが、この演奏・パフォーマンスを聴けてすごく良かったなあと感じました。この演奏がラジオの放送に乗らないのはちょっともったいない気がしました。正直、音源をいただきたいくらいです。

こんな素晴らしい演奏があったので、これで終わってしまっても良かったようにも思いますが、熊木さんがもう1曲用意していただいていたので、締めで1曲ということになったんですが、その際に、箭内さんが「(ステージに)上がりなよ!」と、ものすごい軽いノリで(笑)、会場に来ていた熊木さんの旦那さんのお父さんをステージ上に呼んで、熊木さんの脇で「がんばります」を聴かせることになりました。お義父さんの顔をチラチラと眺めつつ、1曲歌い切りました。やっぱりちょっと気恥ずかしさがあるような感じでしたね。

今年3月の風とロックCARAVAN福島の時は、完全に涙腺ゆるゆるの箭内さんだったんですが、今回は西田さんのくだりでちょっと涙されていた場面もありましたが、今回は大丈夫だったようです。

番組に出られる情報をちょっと前に知ったので、とりあえずノリで行きましたけど、今回もなかなか良かったです。また、熊木さんが出てらっしゃるようであれば、参加したいです!

今回はちょっと雑に書きなぐってみました。ちょっと読みづらいかも知れませんが、いわゆる備忘録ですので、ご了承いただければ幸いです。熊木さんの最新アルバム「生きるとは」が楽しみになりました!

2024.11.02 23:00 掲載

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