久石 譲 指揮 日本センチュリー交響楽団 京都特別演奏会(2024.8.10)

※注意
○このコンサートレポート(備忘録)は記憶をたぐりながら書いていったものであり、記憶が抜け飛んでいるところなどについては、脚色を施している可能性がありますので、完全なコンサートレポートではないことをご了解下さい。
〇音楽的な知識はあまりありませんので、誤ったことを言っていることがあります。その辺は気を付けながら(?)お読みください。
○もし間違いを見つけたり、補記できる項目があれば、コメント欄で書いてもらえると嬉しいです。
日時2024年8月10日(土) 開場:14:00/開演:15:00
会場京都・京都コンサートホール 大ホール
チケット全席指定:S席 8,000円(税込)、A席 7,000円(税込)、B席 6,000円(税込)
出演者指揮 久石譲
管弦楽 日本センチュリー交響楽団
ゲストコンサートマスター 戸澤哲夫
アコーディオン かとうかなこ
マンドリン 青山忠
その他主催:公益財団法人日本センチュリー交響楽団

曲目

ブリテン : 歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲 作品33a
B.Britten : Opera “Peter Grimes” ~Four Sea Interludes, Op. 33a~

久石 譲 : Links
Joe Hisaishi : Links

久石 譲 : DA・MA・SHI・絵
Joe Hisaishi : DA-MA-SHI-E

― Intermission -

ヴォーン・ウィリアムズ : 「グリーン・スリーヴス」による幻想曲
R. V. Williams : Fantasia on Greensleeves

久石 譲 : 交響組曲「魔女の宅急便」
Joe Hisaishi : Symphonic Suite “Kiki’s Delivery Service”

<ENCORE>
久石譲:組曲「World Dreams」より Ⅰ. World Dreams

TOUR SCHEDULE

日付地域ホール名
2024年8月10日(土)京都(京都公演)京都コンサートホール 大ホール
(京都特別演奏会)
2024年8月11日(日)山口(防府公演)三友サルビアホール
(防府特別演奏会)

京都再訪

5年前の夏、この京都コンサートホールに来ていました。久石譲さんと新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの公演を聴くため、ここ京都まで足を延ばしていました。今回のコンサート前に気づいてませんでしたが、5年前に演奏された「交響組曲『魔女の宅急便』(当時のタイトルは『Kiki’s Delivery Service Suite』)が世界初演でした。その曲を5年越しに同じ場所で聴くことになるとは思ってませんでした。

昨年の夏、新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(WDO)の活動が休止となり、今年の夏は、日本センチュリー交響楽団さんの演奏会が、これまでのWDOの代わりの公演となるとしか思えず、またボク個人の想いとしては、ドラゴンクエストのすぎやまこういち先生が日本センチュリー交響楽団の顧問をされていたことがあり、最近はやられていないようですが、日本センチュリーさんがこれまでドラゴンクエストコンサートもされていたという経緯もあったことから、一度生で演奏を聴いてみたいという気持ちがあったため、今回、京都まで足を運ばせていただき、鑑賞することとしました。

…その際、チケットを取り漏らしたり、いろいろと経過があるんですが、それはコンサートとは別な話なので割愛させて頂こうと思います(苦笑)。

前半 4つの海とミニマルと。

ホールステージに日本センチュリー交響楽団の皆さんが入場してくると、会場から自然に拍手が送られます。皆さんが入場され、配置につくとスッと拍手が収まり、チューニングが始まります。今回のコンサートマスターはゲストを迎えられたようで、東京シティ・フィルの戸澤哲夫さんがいらっしゃってました。

チューニングが終わると、指揮の久石さんが登場。会場から盛大な拍手が送られます。この日の久石さんの服装ですが、黒いスラックスに上はグレーのノーカラー(襟無し)ワイシャツだったように記憶していますが、すでに覚えていなかったりします…汗 また、日本センチュリー交響楽団の皆さんは黒を基調にした服(通常のコンサートの際の服装)に合わされていたようです。

歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲 作品33a』は、タイトルに「4つの海」と入っているように4楽章から構成されていたようですが、途中、チューブラーベル(楽器違うかもしれません…)が多用されるような場面があったように思います。

今回のコンサートは「ヨーロピアンなプログラムにした」という久石さんのコメントがプログラムに記載されていたように、この歌劇もイギリス生まれの歌劇だそうです。漁師のピーター・グライムズが孤児院から引き取った少年を、漁の最中に嵐で死なせてしまうというお話だそうで、結構つらい内容のお話だったようです(後からパンフレットを読んで気づきました。)。だから結構、曲調がいろいろ変わるのかなあと後から感じました。

ただ、ホールの影響からか、自分の席では金管楽器の音色が聴きづらい感じでした。一方でバスドラムが結構響くなど、1階席13列目のそんなに悪い席ではないはずなのに、音の響きがイマイチだった印象があります。他の座席の方に話を伺いましたが、席によって逆に金管楽器が強かったり、弦楽器が強かったりと、まちまちだったと聞いており、ホールの特性もあるのかなあと感じたところ。5年前はさほど気になっていなかったんですが…

この曲だったか忘れてしまったんですが、トランペット、トロンボーン、クラリネットの方が立ち上がって3人のアンサンブルを演奏されていたことを思い出しました。また、トランペットの方はソロ部分をお二人で役割分担をされて、途中交代されていたように記憶してます。(違う曲の記憶かも知れません…「魔女の宅急便」だったかなぁ…)

また、トランペットの副首席の方が一生懸命、顔を真っ赤にされながら演奏されていたのが印象に残っています。

歌劇が終わると盛大な拍手が久石さんと日本センチュリー交響楽団の皆さんに送られます。拍手がひと段落すると場面転換されます。久石さんのスコアの入れ替えをされ、ステージ上はさほど変更は無かったように記憶してます。

【参考映像】アリアネ・マティアフ指揮WDR Sinfonieorchesterによる演奏です。

Links」は久しぶりにコンサートで聴きました。確認したら2018年8月の新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの公演以来で6年ぶりの演奏のようでした(間違っていたらゴメンナサイ)。コロナ禍もあったのでどうしても間が空いてしまいますよね。この曲はJAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)から依頼されて2007年に書き下ろされた同フェスティバルの公式テーマ曲となっています。久石さんの真骨頂であるミニマル・ミュージックにより、短いフレーズが繰り返し繰り返し緻密に使われ展開していき、終盤に向かって力強さが加わっていきクライマックスを迎えるという曲です。

久石さんの指揮がものすごく変な振り方をしていたのが記憶に残っています。8分の15拍子という、あまり慣れない拍子で振られていて、ひとつのテンポのところで半拍ズラすような変な感じの振り方をされていました。

次の曲の「DA・MA・SHI・絵」もそうなんですが、ミニマル・ミュージックは演奏者泣かせなんだろうと思います。同じ音型が続くということは、楽譜も同じものが何度も何度も並ぶようになるので、今どこにいるのか分からなくなってしまう可能性が格段に上がり、緊張感をもって楽譜と向き合わなければならず、演奏者の皆さんはジッと楽譜とにらめっこしている様子が続くわけです。なので、オーケストラによる演奏の際は、ほんの少し緊張感を感じます。

なお、この曲はアルバム「Minima_Rhythm(リンク先はアマゾン)」に収録されていますが、アルバムの1曲目を飾っており、ロンドン交響楽団が演奏しています。このアルバムと「Dream Songs: The Essential Joe Hisaishi(リンク先はアマゾン)」に収録されていますが、同じロンドン交響楽団が演奏した音源が使われているはずです。

曲が終わって、一拍取ってから会場から拍手が起こりました。ミニマル・ミュージックは終わりどころが分かりづらいため、終曲が良く分からなくなります。なので、久石ファンとしては、音の余韻を楽しんだ直後、早めに拍手をするよう心掛けているところです(苦笑)。

【参考音源】アルバム「Minima_Rhythm」より『Links』

拍手が終わると、引き続き「DA・MA・SHI・絵」が素早く演奏をし始められました。

この曲は8分の5拍子の楽曲で、久石さんが繰り返し通常の5拍子の腕の振りをしていたことを覚えています。たまに3拍子と2拍子を組み合わせて指揮をされることもあるので、ケースによって使い分けをされるのかなあと思います。

「DA・MA・SHI・絵」は元々は古い曲で、1985年に徳間ジャパンからリリースされたアルバム『α-BET-CITY』に元々の曲が収録されていますが、こちらはシンセサイザーでバリバリ打ち込みの曲となっており、長い年月を経てオーケストレーション化されたわけです。(オケ化したタイミングは調べ切れておりませんが、2009年のMinima_Rhythm tourが初めてだったのかな?)

弦楽器とマリンバから入る出だしだったかな? 徐々に金管楽器、木管楽器が入ってきて、何度も繰り返されるフレーズと、ところどころ展開されるメロディが心地よくて、ミニマル・ミュージックならではの高揚感を感じられる曲で個人的には好きな曲の一つです。シンセ、オーケストラ、アンサンブルといろいろなアレンジを聴かせてくれる楽曲であり、久石ファンの方には結構馴染み深い曲ではないかなと勝手に思いこんでおります。

終盤、パーカッションというよりドラムスやシンバルが入ってきて盛大に曲が締められますが、やはりどうしてもあまり知名度がない曲であるため、終曲時に拍手が一瞬起こらず、ワンテンポ遅れて会場から盛大な拍手が起こったのは言うまでもありません。

【参考音源】アルバム「Minima_Rhythm」より『DA・MA・SHI・絵』(オーケストラバージョン)
【参考音源】アルバム「Shoot the Violist」より『DA・MA・SHI・絵』(アンサンブルバージョン)
出来れば一番古い「α-BET-CITY」のものをご紹介したかったんですが、オフィシャルのものが無かった…

後半 グリーンスリーブスと魔女の宅急便

後半は、『「グリーン・スリーヴス」による幻想曲』からとなりますが、日本センチュリー交響楽団の皆さんは、弦楽器と木管楽器のみの小編成での入場だったように記憶しています。入場に際し、会場から入場される楽団員の皆さんへ暖かい拍手が送られ、チューニングが行われます。

続いて指揮の久石さんが入場してきました。服装はたぶん前半と同じ格好だったように記憶してます。黒いスラックスにグレーのノーカラーワイシャツ。間違っていたらゴメンナサイ。もちろん久石さんに対しても、大きな拍手が送られております。

曲の内容はかなり忘れてしまっているんですが、出だしのハープの伴奏ににフルートのソロがあって、きれいな演奏で気持ちいいなあという印象が残ってます。その直後に小学校で習った聴きなじみのあるメロディが弦楽器の荘厳な音色に乗って聴こえてきます。元々はイングランドの民謡なんですね。ものすごく懐かしい響きに感じました。

そして、ラストの部分が弦楽器の余韻を残して、ものすごく静かに終わるところが良かったなあという記憶が残ってます。誰も拍手をせずに、余韻を楽しんでいる雰囲気でした。

【参考映像】Classical Music Channelさんの映像(音声?)を転載します。

曲が終わると、久石さんがいったん退場され、日本センチュリー交響楽団のステージにいらっしゃらない方たちが追加で入場されるなどの準備が行われたのち、改めてチューニングが行われます。

多くの方が待ちかねていた曲が、指揮の久石さんとともにやってきます。『交響組曲「魔女の宅急便」』の始まりです。曲の出だしはゲストでいらっしゃったアコーディオンのかとうかなこさんとマンドリンの青山忠さんの掛け合いから始まったように記憶してます。アコーディオンが入場前から置かれてあって、光沢がかったピンク色のアコーディオンですごく目立っていました。かとうさんの弾かれるアコーディオンはボタン式で、クロマチックとも言うらしいですが、そういえば5年前の時もボタン式のアコーディオンを使われていたのを思い出しました。前回はてっきり「バンドネオン」かと勘違いしておりましたが…(苦笑) ボタン式は転調がしやすいのと、鍵盤ではないため広い音域をカバーできるという利点があるそうなので、わざとボタン式を使われている方を呼ばれているのかも知れませんね(ちなみに、下の参考映像でオーケストラ和響さんの掲載してますが、そこでアコーディオンを演奏されている藤野由佳さんは鍵盤式のアコーディオンを演奏されてます。)

構成はこれまでの「Symphonic Suite “Kiki’s Delivery Service”(交響組曲『魔女の宅急便』)」と変わっておらず、アルバム『Symphonic Suite “Kiki’s Delivery Service”』(リンク先はアマゾン)と同じだったと思います。(もしかしたら細かい変更点はあるかも知れませんが、私にはまったく気づきませんでした…苦笑)

5年前、この京都コンサートホールで新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラによる初演を聴いており、それ以外にも「魔女の宅急便」については何度か新日本フィルさんでの演奏を聴いたり、上記のアルバムで楽しんだりしているので、どうしてもそちらと比較してしまいがちです(苦笑)。新日本フィルさんはこれまでの経験・繋がりから言って別格なわけですが、日本センチュリー交響楽団さんの演奏もなかなか良かったと思います。来年、久石さんが音楽監督を務められるので、これから久石作品の経験値が高まっていくことに期待したいなあと思っているところです。

組曲後半に入ると、CDでは6曲目の「Heartbroken Kiki – An Unusual Painting」の後半、フルートの方が皆さんオカリナに持ち替えて吹かれているのはものすごく印象的でした。素朴なオカリナの音色がホールに響き渡るのがものすごく素敵だなあと感じました。

あと、どのあたりの曲だったか忘れてしまいましたが、久石さんが指揮棒を逆に持って、フリーハンドで指揮をしていた様子が脳内の映像記憶として残っています。「Heartbroken Kiki」あたりだったかなあ。ちょっと持ち直したり、指揮棒を置こうかどうしようか迷っていたようなしぐさをされた久石さんを興味深く見ていました。

終盤もマンドリンとアコーディオンが活躍して、映画が終わる……というわけではなく、組曲の最後はバイオリンのソロが特徴的な『Mother’s Broom(お母さんのホウキ)」で締められます。今回はゲスト・コンサートマスターで、東京シティ・フィルの戸澤哲夫さんのソロとなりましたが、戸澤さんの演奏は楽譜に忠実に演奏されているという感じで、ものすごく堅実できれいなバイオリンソロを聴かせていただいたと思います。溜めとかもほとんどなくて、素直な演奏だったのかなあと。

言うか迷っちゃうんですが、多くの人は『久石譲 in 武道館』で同じくバイオリンソロを演奏している新日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉コンサートマスターの豊嶋泰嗣さんのことを思い浮かべると思います。ボクも『Mother’s Broom」のバイオリンソロは豊嶋さん以上の演奏は無いのではないかと思っているひとりです。ですけど、それぞれの演奏があって良いし、それぞれの良さがあると思います。戸澤さんのソロは、先ほど言ったように溜めとかはほとんどありませんでしたが、ものすごく素直な演奏で、オーケストラとうまく調和したものとなっていて、これはこれで素晴らしい演奏だったと思います。

戸澤さんのバイオリンソロの終わりが、組曲の終わりです。オーケストラの演奏も徐々にボリュームが落ちて、沈黙が流れます。ここも余韻を楽しむ方が多数いらっしゃり、ワンテンポ遅れて盛大な拍手が送られることとなりました。

ここから長い拍手の始まりとなります。オーケストラの皆さんを久石さんが会場に紹介しながら、演奏者へ拍手を促すのを、それぞれのセクションに行っていました。最初、マンドリンの青山さんとアコーディオンのかとうさんの紹介と拍手を促しつつ、その後日本センチュリー交響楽団の皆さんに拍手が移っていきました。5分くらい拍手が続いていたのではないかと思います。途中、「ブラボー」の声もかかったような記憶も。

【参考映像】オーケストラ和響さんの演奏です。

アンコール

アンコールは何を演奏されるのかなあというのは気になっていました。ただ、WDOが無くなってしまって、その代わりとなる公演になるため、「World Dreams」が演奏される可能性はあるかなあと思っている古参ファンの方も多いように思ったのと、本公演がヨーロピアンテイストだということもあってハウルの動く城から「人生のメリーゴーランド」を演奏される可能性があるかも、なんて話も公演前に話を聴いていたりしていました。

実際のアンコールは『組曲「World Dreams」より Ⅰ. World Dreams』の1曲ということで、予想は半分当たり、ということになりました。合唱無しのオーケストラバージョンの演奏だったわけですが、いつも聴いている新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの演奏ではなく、日本センチュリー交響楽団の演奏ではほとんど聴いたことが無いはずなんですが、演奏自体もあまり慣れてらっしゃらないようで、ちょっとした初々しさを感じました。

曲が終わると盛大な拍手が送られ、客席最前列あたりの方がスタンディングオベーションをされるやいなや、多くの方がスタンディングオベーションをされて、久石さんもちょっと驚いたような表情をされていました。日本センチュリー交響楽団の皆さんもスタンディングオベーションは嬉しかったのではないでしょうか。私もスタンディングオベーションに参加させていただきました。さらに「ブラボー」の掛け声もいくつかかかっており、拍手がなかなか鳴りやみませんでした。

個人的にはもう1曲アンコールをやっていただきたいところだったんですが、「World Dreams」が先に演奏されてしまうと、そのあとに何か演奏するのは蛇足になってしまう感じがしてしまい、2曲目はないんだろうなあと思いながらも拍手にいそしんでいた自分がおりました。

何度か久石さん、舞台下手とステージ上を行き来しつつ、客席に手を振って「ありがとう!」という感じでリアクションされ、コンサートが終演となりました。

日本センチュリー交響楽団さんも本拠地ではないにも関わらず、客席から大きな拍手やスタンディングオベーションなど、ものすごく暖かいコンサートになったのではないかなと感じました。来年度から、久石さんが日本センチュリー交響楽団の音楽監督に就任されることもあるので、今後も一体感のある公演を期待したいなあと思います。

そうそう。コンサート終了後ですが、久しぶりに出待ちでもしようかということで楽屋口に向かおうとしていたんですが、翌日の山口・防府公演のため、京都駅からの新幹線に間に合わなくなるということで、コンサート終了後、すぐに車で京都駅に向かわれたとのことで、この日のコンサート終了後は久石さんの顔を拝めずに終わっちゃいました(前の週に久石さんに二度もサインいただいているので贅沢を言わないでください…汗)。

そんなこんなで久石譲 指揮・日本センチュリー交響楽団 京都特別演奏会のコンサートレポートは以上になります。直前に発生した地震などにより、特に新幹線のダイヤが乱れる可能性があったことから、無事にこのコンサートが聴けるか、ちょっと危ぶまれたところがあったんですが、何とか無事聴けることができて良かったです。(そんな危機感もあって、思わず京都駅から京都コンサートホールまでハイヤーに乗ってしまってタクシー代が高くついたなんて経験もありました…笑い)

京都をもうちょっとゆったり楽しむ時間を取ればよかったんですが、ひととおり完成した愛知の「ジブリパーク」を眺めておきたいという気持ちが勝ってしまって、京都で一泊をして翌朝すぐに名古屋に移動してしまうという、ちょっともったいない行程を組んでしまったことをほんの少し後悔しているところです(苦笑)。

久石さんも日本センチュリー交響楽団の音楽監督をされるので、関西方面に今後も来ることもあるかなあと思いますので、その時々で、今後もコンサートと、開かれる場所の観光を楽しんでいきたいなあ、なんて思いながら、コンサートレポートを締めさせていただこうと思います。

長い拙文をお読みいただきありがとうございました。

2024.08.16 22:10 掲載
2024.08.17 07:20 リンク追加

関連リンク

久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋】Info. 2024/08/13 「久石譲指揮 日本センチュリー交響楽団 京都特別演奏会」コンサート・プログラム 

  • 久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋」主宰のふらいすとーんさんにリンクを張っていただきました。今回は残念ながらこの公演はふらいすとーんさんは鑑賞されなかったのですが、コンサート情報をまとめてくださっています。「久石譲」の深堀りするのであれば、ぜひともふらいすとーんさんのホームページをたどってみていただければと思います。

関連ツイート

山口・防府公演のツイートも参考まで。

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