2つの事柄
久石さんが声明として「正規の手続きがなされていない利用や編曲は一切許可をいたしません」というコメントを出された。文脈から、関与していないコンサートで勝手に自分の名前を使われるのも嫌だったのかなあと推察していますが、この間ツイッターで話をしましたが、「『久石譲コンサート』と謳っておきながら久石さん本人の作曲ではない曲が演奏されることも多々ある」ような状況はどうなの、なんて話をさせていただきました。
ただ、個人的には…「正規の手続きが…」っていうことで、商業ベースで行われる手続きであればまだよいのですが、個人ベースあるいはそれに準じるものの手続きをどこまでやるのかって話になっちゃいかねないような気がして個人的には気にしてます。
「一切許可しない」と言っているので、YouTubeで編曲そのままだったらJASRACの手続きはYouTubeでするでしょうから良いにして、小さな演奏会で同じ構成の楽譜が無く、アレンジをしたものを披露するにも許可手続きが必要になるということになるので、手続きの相談をすべて受け付けるのかな、といった心配をしているところです。
YouTubeなどで商業利用と個人利用の線引きが微妙になってきてしまっているところもありますが、ボク個人としての考えを述べるとしたら、商業利用でなければ(≒個人利用であれば)、そんなに厳しくしなくても良いのではないかという思いもあります。久石さんの曲を皆さんに触れてもらい、世代間で引き継いでもらうってことを考えれば、ってところですけど。
ただ、やっぱり難しい問題だと思います。作編曲者の方からすれば、変なリアレンジをされたくないでしょうからね。うーん、難しい。
この話に隠れて、もう一つ話題が。
「君たちはどう生きるか」のDVD・ブルーレイ・4K UHDが7月3日に発売されるとのこと。
宮﨑ファンとしては手に入れておかなければならないよね。久石さんのインタビューも収録されているようだし。