J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN
J-WAVEの深夜に月曜から土曜まで帯で放送されている番組「TOKYO M.A.A.D SPIN」で、月曜日の深夜(なので実際は火曜日午前3時)に放送されているNAZWA!さん(Watusi + Naz Chris)の番組で、先日、ドラクエの堀井雄二さんと元週刊少年ジャンプ編集者の鳥嶋和彦さんなどの皆さんがおしゃべりされている番組企画なんかをやっていて、引き続き気になって月曜日深夜に放送されたものを先ほど散歩しながら聴いてきました。
舞原賢三さんという映画監督の方が映画業界のお話をされていたんですが、日本では年間約600本も制作されていて、ハリウッドのそれよりも多いとの話があってすごく目からうろこでした。で、舞原監督のお師匠さんでトラック野郎シリーズで有名な鈴木則文監督が「映画を観るのに1,000円(当時)払ってもらって、終わって出るときに3,000円位多く返してあげなさい。映画を観て、泣かして笑わせて怒らせて、映画館を出てきたら『高倉健になって出てくる』みたいな物を作りなさい。主義主張は後だ。主義主張を全面に出す映画監督は下品だ」というお話はそのとおりだなあと、激しく相槌を打つボクがおりました。
また、今、映画監督には「著作権」が認められていない状況という話があり、著作権を取り戻したいというお話があったのも良かったし、時代劇の撮影技術が失われつつある現状の憂いの話も興味深かった。時代劇を見ることって、NHKの大河ドラマくらいしかないし、それ以外の映画とかだとリターンが想定できないからそもそも製作されなくなってしまうよなあと。
そんな話をナビゲートするNAZWA!のNAZ Chrizさんっていう女性の方、絶対ボクより年下だと思うんですが、このあたりの映画の知識が豊富で、「え? いくつなの?」と思ってしまって…(苦笑) すごく面白かったです! 堀井さんと鳥嶋さんの企画もあるし、毎週月曜日の深夜、聴いてみようと思います! あ、リアタイは無理ですが(笑)。
そうそう。この日の終盤の「MAAD MIX」っていうコーナーで映画音楽特集がされて、久石さんの曲、「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」「あの夏、いちばん静かな海」のサントラからチョイスされ放映されており、ファンとして嬉しい次第でした。
にしても、razikoができてラジオ局が盛り上がって、こういったコンテンツにいろいろ触れることができて面白いですね。一時期ラジオは斜陽で、どうにかなってしまいそうだったんですけど、大逆転していると思います。今だったらラジオマンになってみたいなあと思いますもんね。