巨匠

TBS系列の「情熱大陸」では舞台「千と千尋の神隠し」にダブルキャストで主演する橋本環奈さんをフィーチャーし、同時間のラジオ、TOKYO FMの「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」でも、舞台「千と千尋の神隠し」の初日の記者会見の模様などを放送していました。

宮崎駿監督はもちろん、音楽の久石さんもだと思うんですが、「スタジオジブリ」の評価は高かったものの、それまで『アニメは子どもが見るもの』という固定観念が払拭できなくて、『日本テレビの金曜ロードショーに定期的に放送されて、面白いアニメ』から脱せないでおり、20年以上前のボクは「こんなに作品のクオリティが高いのになぜ評価されないのだろう?」と悔しく思っていました。

ただ、「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」などは作品の評価としては高かったものの、どうしても「アニメ作品」という色メガネで見られている感が否めず、1997年の「もののけ姫」が空前の大ヒットとなり、少し風向きが変わった感じがしました。一時、日本映画の歴代興行収入第1位となったくらいですし。

お二人を世界的な巨匠と位置づけられたとは、やはり「千と千尋の神隠し」なんでしょう。ベルリン国際映画祭で、最高賞の金熊賞を受賞したことがきっかけだったんだろうなと思います。

正直、「千と千尋の神隠し」を映画館で観たときは、実は「もののけ姫」でものすごいインパクトを受けていたため、、それを「千と千尋の神隠し」に期待しちゃっていたこともあって、鑑賞後、そんなにピンと来ておらず(苦笑)、正直、大ヒットをした原因がよく分からないところではありますが、ファンであった宮崎駿監督、久石譲さんのターニングポイントだったんだろうなあと思い起こす今日この頃です。

久石さんの海外公演も、千と千尋の神隠しの後から、だったと思うんだよなあ。2001年のオーケストラコンサートが最初だった記憶があるんですよね。韓国に聴きに行くツアーも組まれていたんですが実施されたのかなあ? 実施されていたら久石さんとの懇親会もあったようです。

…なんかとりとめの無い話になってしまいましたが、「千と千尋の神隠し」は宮崎駿監督、久石譲さんのターニングポイントであり、舞台「千と千尋の神隠し」が気になるということでした(笑)。

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