情報は正確に把握しないと…
2022年3月9日
ウクライナにあるチェルノブイリ原発で外部からの電源供給が失われたとのことです。
【NHK】チェルノブイリ原発 電源喪失 IAEA「安全性に致命的影響なし」
【読売新聞オンライン】チェルノブイリ原発で電力遮断、IAEA「冷却に支障ない」…予備発電機が48時間作動
福島第一原発事故を経験した身であるボクとしては、原発における外部電源喪失って、「水素爆発」「メルトダウン」を想起するものであり、心中穏やかではなくなります。しかも東日本大震災の3.11付近っていうのもなかなか…
記事にも書いてあるとおり、事故から30年以上経過しているため、使用済み核燃料の熱量は低く、直ちに大事故につながるとは考えにくいとのことでひとまずひと安心ですが、ツイッターでは『電源が失われ、非常電源が切れる48時間後である3.11に異変(水素爆発等)が起こる』ようなことが真実であるように書き込まれており、不安がさらに不安を募らせる状況になっています。
どうしてもSNSだと不確かな情報が広がってしまって、より不安になってしまいがちですが、こういった情報は注意深く見ていく必要がありますね。
…にしても、原発施設に対してミサイルを撃ち込むことだってあり得るわけで、そういったことも考えると、原子力発電は、環境負荷は少ないのかも知れませんが、事故のリスクのことを考えると手を出すべきではないのかも知れません。
いずれにしてもロシアとウクライナの戦争状態が解消されることを節に願うばかりです。