インフィールドフライ

最近ブログ書いていなかったけど、あほすぎて文句を書きにきました(笑)。

今日のマツダスタジアムの広島対巨人ですが、インフィールドフライでサヨナラっていう訳分からない試合の終わり方をしました。

みんなミスばっかりじゃないですか! はぁ…
インフィールドフライについて簡単に説明すると、ノーアウト又はワンアウト、ランナー一・二塁または満塁の時に内野フライが打ち上がった場合、フライが捕られたらランナーは元いた塁に戻らなければいけないんですが、内野フライなのでほぼ塁上にランナーが釘付けになります。その時にフライを取り損ねると、バッターがアウトにならないため、塁上のランナーが次の塁に進む義務が生じてしまいます。それを利用して野手側がワザと落として、ランナーを簡単にダブルプレイにすることができてしまうため、それを防止するため、内野フライが上がった時点で「インフィールドフライ」が宣告されて、フェアボールだった場合はバッターは宣告の際にアウトとなるため、塁上のランナーは進塁の義務は生じなくなり、ダブルプレイが生じなくなるんです。
…で、今回のはプロの選手たちも審判もインフィールドフライを見落としていて、全くプロらしい仕事をしていなくてため息という感じだったんです。
まず球審。インフィールドフライの宣告をしていない。今回は三塁塁審がインフィールドフライを宣告していたのが事態をややこしくしています。インフィールドフライの宣告が失念されたらそのままバッターはアウトにならずにインプレイが続きますが、インフィールドフライの宣告はどの審判が宣告しても良いとのことで、今回は三塁塁審は宣告しています(確認したら二塁塁審も宣告していたようです)。ただ、球審は見落としていたため、落球したあとそのままインプレイとして、ボールを持ったファーストがホームベースをタッチすることで三塁ランナーがフォースプレイでアウトと普通に判定しているダブルミスをしちゃっているわけです。ま、球審としてはインフィールドフライを宣告していないからそうなってしまうんですけど、プロの審判にはインフィールドフライの宣告の見落としをして欲しくなかった。っていうか、審判みんなでインフィールドフライの宣告をしていれば、そもそもこんなわけの分からないゲームの終わり方にはならなかったはず。
そんで、巨人のファースト・フランシスコ選手とサード・村田選手。そもそもあの内野フライ、きっちり捕って欲しい。この間来たばかりのフランシスコ選手との連携が出来てなかったんでしょうけど、完全に草野球じゃないですか。
さらに広島の三塁ランナー・野間選手。インフィールドフライが宣告されていないのを分かってホームに突っ込んだのではなくて、単純に落球を見てホームに突っ込んでしまったという、インフィールドフライを分かっていないんじゃないかという走塁。インフィールドフライ宣告中も、インプレイなので危険を冒して次の塁を狙っても良いんですが、それを狙った走塁でもなかったし。結果的にサヨナラゲームになったものの、褒められる走塁ではありませんでした。
補足すると、インフィールドフライはファールになったらその効力は無くなります。今回、巨人のフランシスコ選手と村田選手、お見合いをした格好なのでインフライト中のボールには触れていなかったので、地上に落ちたボールがそのままファールグラウンドで転がって出ていたらファールボールになっていると、インフィールドフライでは無くなってました。今回はフランシスコ選手がフェアグラウンド内でボールを捕球したためフェアボールになりましたけども。(ただ、VTRを確認したらボールをキャッチする前に主審がフェアの宣告をしているのがちょっと気になりました。キャッチする前に野手の誰かにボールが当たったのかなぁ? 中継VTRの角度では確認できませんでした。)
ミスは付きものですけど、みんなでミスをしているプレイをプロ野球で見かけてしまうのは残念でした。こういうのは完全に草野球と言われても仕方ないプレイです。勝った方の緒方監督も勝利インタビューでは、他にも送りバントミスとか結構ミスが多かったので、ものすごくバツが悪そうでした。もうちょっとレベルの高いプレイを見せて欲しいところですよね。
スポニチ】広島 珍プレーでサヨナラ勝ち インフィールドフライ落球の間に生還


…ここだけの話ですが、職場でのソフトボール大会の時にボクが球審をやって、インフィールドフライの宣告を失念したことがあるので、他人様のことは全く言えないという過去があります(核爆)。

文句を言う資格ないじゃないかという話ですが(笑)、素人とプロですからね。そこは別物と…(爆)

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