やっと読み終わった…

 年末のコンサートに行ったとき、喫茶店で時間調整して何とか読み終わったのがこれ。

 ま、知らない人はいないベストセラーですよね。ようやく読み終わりました、これ。

 読み終わった感想としては、組織のマネジメントについてちょっと勉強にはなったけど、こんなにうまくいくもんかな、というのが正直なところ。おそらく単純化して分かりやすくしたんだろうと思いますけど、「お話」としてはちょっとどうなのかなとは思いました。

 マーケティングや、組織の目標と個人の目標の結びつき、イノベーションなどなど、組織に属する人間としては非常に勉強になるエッセンスを受けることが出来たのは良いことだと思うんですけど、僕自身、組織には属しているけどあまり組織は好きになれないので、さらにマネジメントを勉強したいとは思いませんでした(苦笑)。たぶん経営者向きでは無いんですね。

 ラストの部分は予期していたんですけど、ウルッと来てしまいました(汗)。最近疲れているからかな?(苦笑) でも、「マネジメント」の趣旨的に、ラストがこんな形で良かったのかな、なんて危惧しちゃいました。「マネジメント」をぶちこわしちゃって無いかなって。頑張ってもダメなときはダメ、みたいな感じに取れちゃうかな、と。

 読書慣れしている方はおそらく時間が掛からず読み終わることが出来ると思います。平易な言葉で書き綴られており、ボクとしては読みやすかったなという感じ。玄人の方は物足りなさを感じるかな?

 ま、これはマネジメント論と野球のマネージャーを結びつけたアイディア勝ちっていうところですね。恐れ入りました。

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