のだめカンタービレ 前編
せっかく、昨日、「アバター」の感想を書いたので、一緒に観ていた「のだめカンタービレ 前編」の感想も合わせて書いておこうと思います。
ストーリー
もうストーリーはドラマや漫画でご存じの方も多いかと思いますけど、スペシャルでやったパリ編の後のお話となりますね。ひょんな事から老舗の「ルー・マルレ・オーケストラ」という常任指揮者になったものの、オケの内紛から多くの団員が辞めダメダメオーケストラに成り下がっていたため、そこからのドタバタ劇をメインにしながら、千秋とのだめのハチャメチャな恋模様(?)をお届けするという感じでしょうか。
映画館の様子
やっぱり人気の高かったドラマの映画化っていうこともあって、お客さんは結構多く入ってました。老若男女というよりかは、若い女性が多かったような感じがしましたけど、いろんな方がいた記憶があります。
印象
この日は「アバター」「ウルルの森の物語」と一緒に3本観たんですが、この中の3本の中でこの「のだめ」が一番映画らしく感じてました。画と音の見せ方が結構良かったなあという印象が残ってます。ま、「アバター」は現実離れしすぎていたから、ボクの許容範囲外だったのかも…(苦笑) ま、今回は『前編』ということで、思い切った前編のラストを演出してくれてました。って、具体的に言っちゃうとネタバレになるので止めておきますが、正直ベタではありますけど、ここのところのコンサートでの演奏で大感動を巻き起こして終了っていう流れはさすがに飽きたので(笑)、ちょっと変化球で良かったんじゃないかな。
そうそう、それとドラマ同様、漫画風味の特殊効果を結構使っていて、「マンガ映画だ!」と割り切って大胆な演出をしていたのが潔くて良かったですね。これだけすがすがしくマンガっぽくすると、受け手もそのようになりますしね。
俳優陣の演技
やっぱり上野樹里演じるのだめと、玉木宏演じる千秋真一はドンピシャリですね。特にのだめはドラマからそうだけど、原作そのままの感じを、映画でも披露してくれて、のだめワールドというより、「変態の森」ワールド全開となってます。そういえば、ちょっとビックリしたのは、これはご本人じゃないはずですが、のだめが池に落ちるシーンがあって、画面いっぱいにパン○ラが映ったのはビックリした(苦笑)。今回から出ている谷原章介さんとかなだぎ武さんあたりなんかもそんなに違和感はなかったし、レギュラーで出ている俳優さんも安定感がありました。でも個人的には峰龍太郎(瑛太)と三木清良(水川あさみ)にもうちょっと出てきて欲しかったなぁ、なんて。後編でもっと出てくるのかな? 原作では放置されて終わっていたしなぁ…(苦笑)
音楽
オーケストラを映画館で聴くと… うーん、正直、あんまり普段聴く時との違いが分からなかった(苦笑)。迫力はあったような気もするけど… 後編の時にまた確かめてみます!
ということで、全体的に原作・ドラマが好きだったボクとしてはやはり高評価です。というより頭を使わずに観れたので(笑)、ホント、息抜きするだの、疲れたときに思い切り笑いたいなあって時に観るのには最高だと思います。ボクのその時のコンディションにはベストフィットしてました!!
オーナーのお薦め度
のだめカンタービレ 前編 ★★★★★★ 星6つ
(ドラマから派生した映画っていつも低評価なんですが、今回はバカらしくてお勧めって感じでしょうか。単純に楽しかった。観る前までは「ドラマの映画化だからあんまり…」と思っていたんですけどね。ま、のだめ好きの評価なので、映画の評価としては当てにせんといてください(爆)。)