最近リメイクって多すぎ

 最近、いろんなところでリメイクが多いですよね。ゲームのリメイクはもちろん、映画なんかもヒットした漫画のリメイクとか、CMだって既存曲をそのまま流用して使っているヤツもあるし。

 すでに当たっているものだから、「受け」が計算できるっていうことになるんですけど、これだと創造的ではない感じがしますよね。

 何をやるにしてもお金が掛かるから、リスクを少しでも軽減するためにそういうことになるんでしょうけど、リメイクやら流用ばかりになると、「作品を創る」って感じじゃなくて、「再構築する」っていうだけになっちゃうから、どうなのかなあとちょっと気になった次第です。

 コスト意識というか、リスク分散を考えちゃって新たなものへのチャレンジが少なくなっちゃうから、せっかく才能のある人が活躍する場ってのが狭まっちゃうような気がするんですよね。ボクなんかは創造力が無いから仕方ないんですけど(苦笑)。

 この流れだとどうしてもお金を使った大作からではなく、お金が掛からない小規模の何かから芸術的なものが生まれる傾向が強くなるんでしょうかねぇ。うーん、分かりません。

 …もちろん、リメイクが全然ダメって言うわけではないんですけど、何か最近になって特に多いかなぁなんて。そもそも創造力が枯渇しているっていう見方も出来なくもないのか…??

2件のコメント

  • とにかく創作関係が、大企業に統べられるorネットで自由にやる、の二分化が進んできた、というところでしょうね。出版にせよ映像にせよゲームにせよ。
    ハリウッド映画の凋落なんて、マーケティングだのスポンサーだのがやかましいもんで企画が成立するまでに十何年もかかってしまうところにあるんじゃないかと思います。だからこれもリメイクだより。
    ゲームのリメイクなんて莫大な開発費に対するリスク回避の最たるものですしね。まあ、DSが売れたんで新規ユーザのために、という観点から言うと悪くないと思います。
    で、そのいずれも、一番個人でやっている部分っていうのは今でもクリエイティヴですよ。
    昔はそのクリエイティヴな個人も企業が後押ししてやってたんですけど、今はそういう人って、ネットで個人的にやっちゃうんですよね。
    例えば今スピルバーグが出てきたらどうでしょう。youtubeで好きなことやる方を選ぶかも知れませんよね。
    ゲームについても、ちまちました昔ながらのアクションゲームみたいなのって、ネットで無料で斬新なのが配信されてたりします。
    想像力は枯渇していないですよ。

  • なるほど、個人でやる分には今の方が環境としては揃っていそうですよね。
    ただ、環境のハードルが下がった分、作品が多くなって、本当に考え方の斬新なものや、何か際立ったものを作り出さないとなかなか評価が得られづらいのかな、なんて。
    ま、作っている人たちには評価うんぬんはあまり関係ないのかも知れませんが。
    元々、僕自身、創造することって、過去の知識の組み合わせをして新たなものを生み出すもの、いわゆる「再構築するもの」だと思っていたことを思い出しました(苦笑)。
    なので、「創造力が枯渇?」ってのは筋違いだったなと、ちょっと反省です(汗)。
    創造力が無いのはボクでした(爆)。

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