グローブ座
今日は上京して、熊木杏里さんのコンサートツアー「熊木杏里 Spring Tour 2009 ~花詞~」を聞きに新大久保のグローブ座にやってきました。
グローブ座、久しぶりだなぁ。久石さんの映画監督作品「カルテット」のエキストラ参加でずいぶん前に行った以来です。あれって1999年だったかなぁ~ 調べてみたんだけど分かんなかった(苦笑)。今、グローブ座はジャニーズの施設になったんでしたっけ? …そんなことは良いですよね(苦笑)。
ライブとは言えども、シッティングの静かなスタイルのもので、しっとりと聴いてきました。
セットリストは後で追加するとして、途中、唱歌「ふるさと」が歌われました。この曲で思わず泣きそうになっちゃいました(苦笑)。「ふるさと」は唱歌の中でも一番好きな曲で、昔、ドラマで「ふるさと」が生まれた時のエピソードを扱ったやつを見たことがあってジーンとしたことがあったので。一応、そのドラマの原作は下のやつです。って、書いたの東京都副知事じゃん(苦笑)。
この曲が披露されたときに、いまさらながら気づいたんですけど、熊木さんも、僕の敬愛する久石さんも長野県出身なんですね(苦笑)。僕の嗜好の共通項は長野県ってことなんでしょうか? 唱歌「ふるさと」の作詞された方も長野県出身なんですよね。今頃気づいちゃいました(笑)。
もちろん、熊木さんが作った曲も楽しんできました。最近発売された「ひとヒナタ」からの曲が多かったですけど、じっくり聴かせてもらった感じです。歌詞が好きなんですけど、なかなか生で聴いている時に歌詞が頭に入ってきませんね(苦笑)。というより、タイトルを覚えていなくて…(苦笑)
そうそうバックの構成はデジタルピアノ、ベース、ドラムス&コーラス(女性の方)、チェロ、バンマス(クラシックギターやエレキギターなどを曲により使い分けてました)でした。チェロはちょうどボクの座席の真正面だったのもあって、きれいに音色が聴こえてきました。
できれば、せっかく狭い会場だからマイクなしの生音で1曲くらい聴いてみたかったな、なんて。
そうそう。ビデオカメラが何台か設置されていたのでDVDとかにでもなるのかな? ステージ裏ではカメラマンがいろんな場面でシャッターを切っていたようだし(シャッター切るときにライトが付くみたいでちょっと気になったけど(笑))。照明が何曲か直接当たってまぶしかったところもあったので、顔が映っている場面もあるかもしれないし、もし出たら買おうっと(笑)。
ということでリフレッシュになったかな。また、明日からがんばろうと思います!
※ 今回はもう一方の入り口は使われてませんでしたけど、エキストラの時は確かこっちから入った記憶があります。
セットリスト and so on
・ヒトツ/フタツ
青みがかった白のワンピースとブーツの出で立ちで登場。曲の出だしのアレンジが変わっていたので歌い始めるまで曲が分かりませんでした(苦笑)。歌い終わった後、自己紹介と精一杯頑張ると静かに語ってくれました。
・一等星
・風の記憶
・誕生日
「一等星」でちょうどサビの部分がコーラスがあったんですが、ドラムの方がコーラスされていたのを見て、初めて女性なのに気づきました(苦笑)。で、次の曲「花言葉」に入る前に、親友が昨年結婚して、それまでなかなか言えなかった言葉を綴って結婚式の時に送ったという曲が、ツアータイトルとなっている「花言葉」なので聴いて欲しいという話をされてました。
・花言葉
ライブに初めて来られた方に対して、これまでの熊木さんの経歴紹介がありました。父親に勧められてタレントスクールに通っていて、その中でローカルラジオの番組内で使われた曲を父親と一緒に作ったのが印象に残っているとのこと。父親が昔、ミュージシャンを目指していたらしく、その影響で井上陽水さんの曲をよく聴いていて、自分も影響されたような話をされ、ここから弾き語りの形式で、まず井上陽水さんの曲を弾きますと、熊木さんがクラシックギターを持って、そしてバンマスの方がギターのサポートをして「いつのまにか…」を演奏。
・井上陽水「いつのまにか少女は」
「my present」については、アルバム『ひとヒナタ』制作中に、何かもう一曲作れないかなということで、現場でピアノを前にぎりぎりで作り上げた曲だという話をされてました。その作った時に近い環境ということで、デジタルピアノ前に腰を掛け、一人で弾き語りをやられてましたね。
・my present
「君の名前」という曲の際に、チェロ奏者の方が加わって、チェロと熊木さん自身のピアノ伴奏とともに、NHK番組「ワンダー×ワンダー」エンディング・テーマが演奏されました。
・君の名前(NHK「ワンダー×ワンダー」エンディング・テーマ)
最近、年齢のせいかよく故郷のことをインタビューされるという話をされて、故郷を凄く感じられる詞で凄いなあと思っている曲を歌いますと話されて、次の曲となりました。
・唱歌「故郷」
・こと
この曲の作詞された方も、熊木さんと同郷の長野県出身なので、ちょっと意識されてました。この曲ではピアノ奏者の方が戻ってきて、チェロ、ピアノの伴奏で3名での披露となりましたが、曲が流れてきたところでちょっと泣きそうになってました。気持ちがちょうど揺らいでいたこともあって、そこにシンプルな歌詞に素直な歌声が脳みそに入ってきてすばらしかったです。ただ、出来ればせっかくの狭いホールなんで、マイク無しの生音での披露をしてもらえると嬉しかったなあなんて個人的には思いました。
「こと」の演奏が終わった後、他のサポートメンバーがステージに登場。後半に入ってきたよという話を熊木さんがされて、 メンバー紹介がされましたが、デジタルピアノを演奏されている方の紹介の際に、ドンピシャのタイミングで観客席から、「ハークション!」と大きなくしゃみ(笑)。皆さんの大きな注目の的となりました。
・新しい私になって
・やっぱり
・春隣
・モウイチド
・雨が空から離れたら
「モウイチド」では、客席に手拍子を求められ、CDより若干アップテンポで演奏されました。おそらく、いわゆるライヴ的なものであれば、立ち上がってみんなノリながら一緒に楽しむような曲なんでしょうけどね。じっくり聴きたいなあという人が多いんでしょうね。そうそう、開演前に男女の比率がどのくらいかなあなんて眺めていたんですが、女性が3割くらいだったでしょうか。男性が多いですけど、女性も徐々に多くなってきているみたいですね。
・水に恋をする
プログラム最後は、熊木さんが好きだというこの曲でした。
~アンコール~
・バイバイ
「水に恋をする」で、いったんステージ袖に戻ったメンバーたちが観客の手拍子で戻ってきて、熊木さんがお礼を述べた上で、新曲をされました。沖縄に行ったときの情景を歌った曲だという話を言われていたと思います。落ち着いた良い曲だと思います。発売されるのが楽しみ。
・桜見る季節
桜はすでに散ってしまった後ですが、という断りを入れてアンコール最後として披露したのがこの曲でした。さわやかな楽曲でした。
私の記憶が確かならば、あのエキストラは2000年の9月10日と11日あたりだったと思います。もう9年も前になるんですね。そりゃ歳も取りますわ。
>渋谷さん
日付は全然覚えてない…(苦笑)
たしかボクは10日だけ参加して、ほとんど映ってなかったんだったっけ(笑)。
9年ですか~ そんな前になるんですねぇ。
そりゃボクも三十路になるわけだ(苦笑)。