銀色のシーズン
忙しさの合間を縫って映画をちょっと観てきました。それが下の作品。
ちょうど髪を切ってきた直後だったので、「スウィーニー・トッド」も観たかったんですが、前からちょっと気になっていた「銀色のシーズン」にしてみました。
お客さんはそこそこ入っていました。封切りは12日だったので、それを考えてもなかなかの客入りかな。
内容をあまり触れちゃうとネタバレになっちゃうんですが、長野のとある雪山でウェディングを挙げようとやって来た女性が、スキーが大好きなバカ男3人組に出逢っていろいろ起こるという話です。って、こう書くと単純になっちゃいますが…(苦笑)
ちょっとビックリしたのはスキーバカを演じている瑛太、玉山鉄二そして青木崇高の3人組のスキーをやっている様子がものすごく上手くてビックリ。明らかにスタント使っていないシーンもあったんですが、玉山鉄二以外の2人は初心者だったということで、随分練習を積んだみたいです。それだけあってスキーアクションのシーンはなかなか面白かったと思います。
でも個人的にはなんかグッと来なかったんですよね… なんでなのかよく分からないけど。ウェディングを挙げようとしている女性(田中麗奈)がストーリーの肝なんですけど、気持ちの葛藤があまり表に現れなかったからなのかなぁ… 結構ストーリーとしては重くなる場面もあるんですけど、画からはあまり重く感じられなくて、スカッとした青春爽やか映画っていう感じになっているので、重いのが好きな僕にはちょっと物足りなかったっていう感じなのかも。
後味は悪くないので、ちょっと気分転換に観るのであれば良いと思いますが、感動を求める方はちょっと注意が必要かな。
オーナーのお薦め度
銀色のシーズン ★★★★☆☆ 星4つ
(「スキー」をテーマにして映画にしようというパワーはすごいと思います。スキーが好きな人には結構受けるかも。佐藤直樹氏のサントラはオープニングのテーマ曲は結構耳に残る曲でした。)