なんと言ったらいいか…
2006年4月18日
昨日の朝、職場へ行く途中の山道で道路脇のコンクリート壁に真正面からぶつかっている車がいて、ちょうど警察官が現場検証をやっている脇を通り過ぎました。事故車の前方が大破していて、運転手は無事では無いだろうなぁと思って通り過ぎたんですが、今日の朝、通ったら花束が置かれていました。
ちょうど地元の今日の朝刊を読んだら、運転手の方は30歳代前半だそうで、どうも自らコンクリート壁にぶつかっていったのではないかという、自殺の可能性が高いという記事が書かれていました。
車でコンクリートに突っ込むなんて、普通は恐ろしすぎてできないですよね。でも、本人にとっては、これから生きていくことの方が恐ろしく感じたのかなと思ったりすると、うーんと考えてしまいます。
どちらかというと、「怖い」とか「恐ろしい」ではなくて、『楽になりたい』っていう気持ちの方が強いのかなぁ。一瞬の「怖さ」「恐ろしさ」はあるけれど、それから先には「現在ある状況」から解放されるという側面があるのかも知れません。
ふと、「ここでパッといなくなったらどれだけ楽だろう」って考えたことが無いわけではないので(爆)、そのつらさって何となく分かるような気がするんですけど、それでもよっぽどのことがあったんでしょうね。
格差が広がったり、競争社会でギシギシした人間関係になってきたりで、イヤですね。もうちょっと精神的にゆとりある生活は送れないものなんでしょうか。