ちょっと小首をかしげたくなる
ホントは別なことを書こうと思っていたんですが、世の中「ライブドア」だらけになっちゃったのでちょっと書こうっと。
なんだか「ライブドアバッシング」っぽい感じになっていますけど、どうなのかなぁ? 粉飾決算を行っていたなどで違法性があるとのことなんですけど、ま、内容は僕もよく分からないですけど、ものすごく重大な違法ってわけじゃなくて、軽微な違法っぽい決算上の操作をしているのではないかって書かれている方もいます。(まだ簿記会計の本を読めていないので内容が理解できてません…苦笑)
ま、どうであれ違法性は感じられますけど、自民党の対応振りを見てひどいなぁと感じました。選挙の時は持ち上げるだけ持ち上げておいて、状況が悪くなるとあっさり切る感じ。政治家ってひどいなとものすごく感じました。
株価だって、あれだけ売り注文が出たってことは株式を長期保有してライブドアを見守ろうという人が少なくて、株価が上がるのを待って利益を出そうと持っていた人が大勢いたってことになりますよね。それで東京証券取引所でシステムがパンク寸前で取引停止に追い込まれたり。
そもそもネット企業って新興産業でもあるし、株価が実際の企業価値より高めに見られている傾向にありますけど、あまりにも新聞報道を間に受けて売っている人が多いような気もします。気がするだけだけど(苦笑)。
なんか全てマスコミがその方向に持って行っているような気もするんですよね。内容自体たいしたことないんだけど、注目されている人・会社だからものすごい影響が出ちゃっている。
さっき、日テレ「今日の出来事」で、『ライブドアがネットの証券取引に火を付けただけに、与える影響を考えて欲しい』なんて言われていたけど、ライブドアは東京証券取引所のことなんて知ったことじゃないし、これは東証が単純に処理できないシステムを運用しているのが悪いわけだし、そもそもライブドアがネットの商取引の先駆けってわけでもない。
勝手に全てのマイナス要因をライブドアに付け替えて、あるいは押しつけちゃっているような気がします。別に堀江社長が好きでも嫌いでも無いですけど、なんか扱いがちょっとかわいそうだな、と思った次第です。
でも、やっぱりどんな内容であれ「違法」は良くない。それだけは確実ですね。
2006年01月19日(木)
No.401