Friends -ふるさとの夏-
作詞 楓斎藍葵 作曲 久石 譲
懐かしいあの駅に降り立ったら まず目に飛び込むのは
光浴びて輝いてるひまわりと馴染みのかぜ
改札を出たらくすぐったいような泣きたいような
やさしさとせみに声に包まれて家まで歩く
縁側にすわると頭の上から揺れてなってる風鈴の音
すだれを揺らすみどりのかぜ
小さいころの無邪気な私 あの場所でこの場所で
思い出があふれかえる
今も変わらないけやき
月明かりのした河原を飛び交って 小さなひかり灯す
ホタルたちの 短い夏に舞うすがた
見つめていた
ふもとに流れる風がほんの少し秋らしい空気をふくむ
もうすぐきっとかぜは紅く染まるでしょう
夏の終わりの花火
解説
楓斎さんからのもう一つの投稿作品です。「Friends」に寄せられた歌詞ですが、先日の「Nostalgia」などの詩もそうなんですが、ご本人曰くキーワードが『風』のようなんです。確かに「馴染みのかぜ」とか「風鈴の音」とか、風を連想したり、風そのものを表しているようなフレーズが多いですね。
そうそう、歌詞の最後のフレーズ「夏の終わりの花火」はメロディーに合わせるように書いたのではなくて、歌詞を書いていて付けたくなってしまったアドリブ的なものだそうです。
詩の内容の方は、久しぶりに戻ってきたふるさとの夏に、忘れていた何かをいろいろ感じることが出来たといった内容だと思います。たまにはこういうのも良いですね〜