Labyrinth of Eden

作詞 ショー   作曲 久石 譲

(前奏)
0:27
ひとりきりどこ行く 知らぬ景色目の前に
 夢のように揺らめいても 何も消えず そして…
耳を澄まし 君の声を聞き続けている

僕をどこへ導くの? 君のもと向かってるの?
 けれど探しつづけても 形のない君だけなのに、ねぇ…


(間奏)
2:01
ひとりきりどこ行く 何に向かい彷徨って
 瞳(め)を開いても暗闇 そこには何もないのか
君はどこにいるの? こんなに探しつづけて
 そろそろ顔を出してよ いいだろ? 君のもとへ…


2:55
居るはずのないきみ 想い 悲しみに暮れる
 それは"おもい"のまぼろし 人を喰らう虚無の心よ
お前のすべて吸い尽くして何が残る? 想いだけか…


解説
 歌詞第3弾を作ってみました。実を言うと「はつ恋」の歌詞を先に作り始めていたんですが、どうも曲が長すぎるのと、なかなかイメージが湧きづらいのでちょっと中途半端にしてこちらの方を先に作ってみました。にしても「labyrinth」って迷宮とか迷いといった意味で、どんな感じでその迷う気持ちを出そうかなあと思い、こんな感じになりました。アダムがイヴを探していたんだけど、イヴはもうすでに手にいるところにはいなかったって感じでしょうか。あるいはイヴはもともと居なかったのか… 伝わってきた声や気持ちはアダムの心の叫びだったのか… それは読む人々で感じていただければいいことだと思います。ただ、ラストの3行はちょっと屈折した表現ですね… 何か「地上の楽園」のCDに入っている『さくらがさいたよ』の歌詞に類似しているような気も…(笑) 詳しく読むと意味が不明だけど、何となく意味が通るような、そんな表現にしておきました。日本語がおかしいから直そうかとも思ったんですが、何か惹かれる感じもあったのでそのままにしておきました。

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