今回の目的でもある募金!
コンサートが終わった後、その余韻に浸りながら他の仲間の皆さんとちょっとお話をして、その後、とりあえず会場内から外に出ました。その時、松本サリン事件で、被害を受けたのにも関わらず、当初容疑者としてマスコミから疑われて精神的な苦痛も遭われた河野さんがいらっしゃいました。いろんな方と会場出口でお話されている様子を拝見しました。
ところで… そう、今回の目的の中に募金をお渡しするという重大なことがあったのです。残念ながら、久石さんにお渡しできないということで、どなたかサリン事件等共助基金の代表の方とかに渡せないものかということを渋谷さんが主催者側にお伝えしました。待たされている間、nezさんのフォーラムで集まった久石ファンの皆さんで写真を撮ったりしていました。ベルタさん、渋谷さん、でぶトトロさん、そして僕のカメラでの記念撮影をコンサートスタッフの方にお願いしてしまいました。ずい分と待たされたのですが、今回のコンサートの最初に挨拶をされた、共助基金の副委員長であり弁護士の木村晋介さんが走って駆けつけて来られました。「えー、何かあるの?」と最初はそっけない言葉だったんですが、僕らの代表である渋谷さんが、今回の趣旨である「久石さんの音楽とインターネットを通じて知り合った仲間で募金をしたい」ということを伝え、募金を快く受け取っていただきました。ちなみにこちらから募金させていただいたのは57,000円と赤いポストの貯金箱1つ。ずい分目立っておりました(笑)。僕はとりあえず今回の募金の会計を務めていたので、皆さんからお金を預かっていたのですが、nezさんのフォーラムで書き込みされている七重さんからいきなり赤いポストの貯金箱を受け取った時はさすがに面食らいました(笑)。でも、結局はお金が大事なのではなくて、「手助けになれれば…」という心だと思います。そして、募金を受け取っていただいた木村弁護士さんにも、写真の撮影をこれもまた快諾してくださり、本当にありがたかったです。これで少しでもサリン事件などで被害に遭われた方々のお役に立てればと思います。
渋谷さんが副代表の木村弁護士に趣旨を話されているところ。右はMINOさん。
募金を手渡しているところ。赤いポスト型の貯金箱、お分かりですね。
失礼ながら、最初、木村晋介弁護士といわれた時はさっぱり誰だか分かりませんでした。顔を見たときに「あ、見たことのある顔だ!」という始末です(笑)。もう少し、行く前に勉強していくべきでした。あ、そうそう、この木村弁護士、スタッフの方々と話をされている中で、「今日の打ち上げは…云々」ということをおっしゃっていました。スタッフとか、久石さんとかいろんな方で打ち上げをされたんでしょうね。また、この募金を渡す前に久石さんへお渡しする、みんなのメッセージが書かれた色紙と、今回参加した人々の本名やメールアドレスを載せたリストをスタッフにお渡ししました。「ちゃんとお渡しします」ということで、実際に手渡されたのかは確認は出来ませんでしたが、後日メールが届きまして、
久石譲ファンの集いご一同 様
先日の3月20日「サリン事件チャリティコンサート」では募金をはじめ
厚いご支援をいただき、ありがとうございました。
おかげさまで久石が音楽プロデュースをお引き受けさせていただきました
コンサートも無事に終了することができました。
皆様の言葉が盛り込まれた色紙もいただき、感謝しております。
今回のコンサートでは、久石個人としては今までのシンフォニックコンサート
とは違い、指揮&ピアノという形で皆様に音楽を楽しんでいただきました。
初めてのパターンになりましたが、大きな反響をいただき、今後のコンサート
ツアーに向けて、新たな可能性が出て参りました。
今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。
取り急ぎお礼まで・・・・。という返事を頂きました。本当にお返事を頂きありがたいです。ただ、ちょっと気になるのが、「今後のコンサートツアーに向けて、新たな可能性が出てまいりました」というコメント… ツアーでも指揮をやるのかなと匂わすようなコメントですよね。非常に気になりました。