歓迎・須賀川の地へ

    到着すると、そこにはメインゲートが僕らを待ちかまえていました。このレポートのトップの画像のところなんですけど、ずいぶん高くて、30メートル弱はあったでしょうか。それで、メインゲートは立派に作ってあったのですが、他の部分は環境に配慮してか、パッと見て綺麗なんですが、鉄骨にシートが張ってあったりというような張り合わせをしているところがありました。このように会場内には、森のあいだを会場にしていることもあり、環境に配慮した工夫が随所になされていました。会場内のトイレなどは移動式で簡易用のものが使われていて、環境をいじるのを最小限にしようとする試みがなされています。また、ゴミの収集等も徹底されており、分別して廃棄するような形を取っていました。その辺、やはり自然多き福島県を象徴しているのかと思います。
    それでは、いよいよ会場内に潜入です。

ナイトファンタジアが披露される「集いのみずうみ」。年輩の方々が何やら踊ってらっしゃいます。

    入場してみると、思ったより人が多いです。正直なことを言ってしまうと、もうちょっと閑散としているのかと思っていたのですが、予想に反し、ずいぶん人がごった返しています。ちょうど土曜日だったということもあるので、皆さん、楽しみにやってきたのでしょうね。ちょうど、僕がこの「うつくしま未来博」に出向いた9月1日、ちょうど90万人目の入場者を記録して、記念式典のようなものをやっていました。ちなみに、9月7日には100万人目が入場されたようです。入場者数200万人を9月末の閉幕までに記録したいという目標を立てている主催の福島県・うつくしま未来博協会ですが、現在、この目標を目指すべく、様々なキャンペーンを実施中です。機会があれば、皆さんも、もうすぐ閉幕ですので足を運んでみるのはどうでしょうか。
    で、会場内で全員固まるのももったいないので、とりあえず集合時間を決めて分かれることにしました。僕は渋谷さんとモングさんとkiyuさんとみゅうさん(あとでらくださんが合流)で歩き回ることに。

    にしても、人気のあるパビリオン(ブースみたいなもの)はずいぶんと人が並んでいたり、入場時間が決まっていたりとなかなか観ることができません。最初は「水と惑星 ジ・アース」というパビリオンを眺めようとしたのですが、施設内で映像を流しているため、開場時間が決まっているなど、タイミングが悪くて入場できませんでした。で、ちょっと他の企業パビリオンを眺めようと歩いていたところ……

アンタたち、誰ですか!?

    なぜか奇妙の異国情緒あふれた人々が歩いておりました。写真中央左寄りの手を振っている人、これはアメリカかオーストラリアの国旗を持っていますね。この時は何のために練り歩いているのか分からず、唖然としていました。他の入場者の方々も、何が何やら分からなかったようです。あとから調べたのですが、「国際交流ゾーン・ワールドビレッジ」というパビリオンがあったようで、多分その宣伝をしている方々なのかなあと思います。そういえば、細かいパビリオンには行かなかったなぁ… まともに全部のパビリオンを回ろうとしても時間が無くて、回れませんし… 機会があれば何回かに分けて見に行くというのも良いかも知れませんね。そうそう、海外の人ということで思い出しましたが、会場内で外国人の方がアイスクリームを売っていたのですが、「ウマイヨ ウマイヨ〜」としか言っていませんでした。モングさんとしゃべっていて、「あの人、『ウマイヨ ウマイヨ〜』しか日本語を知らないんじゃないか」って話をしまして、「じゃ、『本当に上手いよ』っていうのを『マズイヨ〜』って教えてやれば…」と悪態をついてしまったのは秘密です(爆)。

    しばし歩いていると、またまた奇妙なものを発見してしまいました。

これぞ現代美術、か?(笑)

    なぜジーンズがこんなに並んでいるのでしょうか? 僕には理解しがたいです(笑)。これぞ現代美術、なのでしょうね。ふーむ、ヤフーの掲示板や、未来博の掲示板(現在では閉鎖中)で未来博の批判や文句が書き込まれていたりしたようですけど、それも仕方がないような気がします。ただ、このようなものは個人的な好き嫌いも絡んでいきますので、短絡的に「ダメだ」という考え方はいけないでしょうね。でも、まあ、このジーンズたちは奇妙で面白いということで勘弁してやってください(笑)。

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