東京国際フォーラムでは…


    で、渋谷さんと落ち合う約束をした有楽町まで、いつも乗りなれている山手線で向かいました。途中何のこともなく、有楽町までやってきました。改札口に渋谷さんがいるのを見つけ、改札を通って挨拶をしようと思ったら、切符が自動改札にはじかれてしまいました(笑)。間違って僕は往復割引切符の「かえり」の方を出していたんです(笑)。かなりそそっかしいことをしてしまいました。で、歩きながら、渋谷さんからの現状の報告をお聞きしました。

    「思ったより、報道陣が多いですね。これでは、直接久石さんに手渡しできないのも分かる」
ということでした。国際フォーラムの様子を僕は少し見ていたんですが、どうもどこかの学校の卒業式が行われているらしくて、それらしき人たちが大勢いるくらいで、僕の目にはまだ報道陣の姿が入っては来ませんでした。とりあえずホールCの方に回ってみると… 渋谷さんのお話どおり、脚立とカメラを抱えた多くの報道陣の方が行ったり来たりしていました。とにかくサリン事件から丸5年ということと、オウム真理教関連の出来事も最近、いろいろ話題になっているため、かなり報道関係の方たちが興味をもたれていたようです。一般の客の方にインタヴューを行ったり、あるいは僕の見た感じなんですが、事件で後遺症を受け車椅子で来られたと見受けられる方もインタヴューをしていたりという感じでした。ま、そんな中、僕と渋谷さんは早めにホールCの方に着き、皆さんの到着をお待ちしながら、募金などの関係の準備をしていました。

    徐々にnezさんのフォーラムで知り合った仲間の皆さんも集まり始め、みんなで挨拶などを交えたり、久石さん関連の話題を話しながら時間が過ぎていきました。今回は、久石ファンが集まって、みんなで募金を出そうという目的がありました。当初は久石さんに直接手渡す予定でしたが、残念なことに久石さんのスケジュールが合わず、直前でキャンセルになってしまいました。もちろん募金は予定通りに集め、代わりに久石さんにみんなのメッセージを色紙に書き込んで伝えようということになりました。

久石さんだけじゃなく、久石さんの掲示板の主催者nezさんにも色紙を作ってました

    しかし、時間的にコンサート前に全てのことを終わらせるには時間が足りないということで、とりあえず募金の集金と久石さんにお渡しする色紙等の作業を中断し、ホールの中へと団体で進んでいきました。それにしても、あの集団は他の方から見ると、本当に訳のわからない集団だったと思います。年齢も違うし、男女入り乱れているし、何の集団だろう、そう思われていたかもしれません。写真なども人の目をはばからずに取っていたし。また、あの時、写真を撮るのに協力していただいた男性には、3つも4つも写真を撮っていただいて、本当に申し訳ございませんでした。

    そして、中に入った瞬間、テレビカメラが結構ありました。とりあえず、数えては見たんですが、1階席後方の中央にカメラ一台とミキサー、2階席の左右の端に1台ずつ、そして舞台袖に1台、とりあえず計4台は確認できました。どうも話によると、「BS7でやりますよ」とスタッフの方がおっしゃっていたので、今回のコンサートの模様をNHK衛星放送で放映するようです。とりあえずメールで確認を取ってみようと思っています。今年(2000年)からデジタルBS放送を民放各社がそろって始めるので、これをきっかけにBSアンテナを導入してみられては?(笑) ただ、舞台袖のすぐ前に日本テレビ系列のテレビカメラが備えつけられていました。あれ、おかしいなあ… 確実な情報が入り次第、報告したいと思います。

    そんな中、皆さんがそれぞれの席に落ち着きました。僕の右となりにHARUHIさん、そのとなりにみせす ちゃいるどさんとその後家族の方が勢ぞろい。そして、僕の前にはgrandisさんという面々で、nesさんの「久石譲・宮崎駿フォーラム」の人々のほとんどが前の方にずい分固まっていました。NANAさんがちょっと後ろの7列目だったくらいで、2列目から4列目に一堂に会するといった状況で、誰か計ったのかと思われるくらいです。そして、時間が過ぎ、始まりのチャイムの音が聞こえてきました。さあ、まもなく開演です!!

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